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カテゴリー「BandLab」の11件の記事

2023/01/09

BandLab Cakewalkが出力するMIDIクロックが安定しない

20230109a_cakewalknoaudiotimingmasters

CakewalkからRoland MX-1やArturia KEYSTEP 37にMIDIクロックを出力した場合、クロックが揺れるのが気になった。気にならないこともあるのだが、MX-1のMFXでインテンポのディレイをかけた状態だと、ピッチがよれるので大変に気持ちが悪い。KEYSTEP 37は受け取ったテンポを表示してくれるのだが、これが時々変わるのも気持ちが悪い。

音は、例えば、こんな感じだ。Nord Stage 3の「Saw01」を弾き、MX-1 MFXのディレイをかけている。

ASIO MX-1 Master

ドレミファミレド、は何とかなっているが、その次のミファソラソファミはかなり音痴になっている。

ASIO UA-S10 Master

ドレミファミ、のところで既に音痴化している。ミファソラの中盤もひどいし、最後のドもひどい。

ASIO INTEGRA-7 Master

 ドレミファミレドの最後のドがおかしい。後は比較的まともだが、安心して聴けるかというと疑問である。

MIDIクロックの揺れを軽減する方策として、現在、これかなー、と思っているのは、Cakewalkの設定でオーディオインタフェースを外し、「再生タイミングマスタ」「録音タイミングマスタ」を「なし」にすることである。最初の図がその設定画面だ。

ASIO No Audio Interface

上の3つに比べると、これがまだマシであると思う。ただもちろん、この設定ではCakewalkで音声を扱えない。MIDIのみだ。

Cakewalkの設定画面の「オーディオ」→「オプション」画面には、「ドライバモード」というドロップダウンリストがあり、選択肢は「WDM/KS」「WASAPI排他」「WASAPI共有」「ASIO」「MME(32ビット)」の5つがある。これまでは、いつもASIOを使ってきたのだが、他のものも、試してみる価値があるかもしれない。

オーディオインタフェースがある状態では、Cakewalkは、オーディオインタフェースからオーディオクロックを受け取って、そこからMIDIのタイミングを作ろうとするのではないかと思う。で、オーディオクロックが揺れると、MIDIのタイミングがずれる。そんな動作なのかもしれない。

MIDIクロックのマスターを外部機器にして、Cakewalkをスレーブにする、という方法も、なくはない。例えば今回の場合、MX-1をMIDIクロックのマスターにしてCakewalkをスレーブにすると、ディレイのピッチがずれて音痴になるという症状は出なくなる。MX-1のテンポが揺れないからだ。ただ、Cakewalkの再生を始めて、それからMX-1のSTART/STOPを押して再生するという作業手順になるようで、これは難しい。トラックダウンする時だけそうすることは考えられるけれども。

インテンポのディレイが音痴化して耐えられないだけであれば、それをアウトテンポ(時間設定)にするという手もある。

クロック入力があるまともなオーディオインタフェースなら、こういうことは起きないのかなぁ。

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2022/12/10

ハードシンセをVSTプラグインに通す

20221210b_cantabileaudioeffect

昨晩、VSTのプラグインの入力と出力にオーディオポートを指定して、そこにハードウエアシンセサイザーの音を通すという実験をし、実用になりそうな処理速度だったので感動した。

上の図は、Cantabileを使った様子だ。ローランドUA-S10のコントロールパネルで入力3-4をモニター入力にルートし、それをCantabileで「Main Microphone」にルートし、そこからコルグ「MDE-X」に音声信号を入れる。MDE-Xの音声出力を「Main Speakers」(UA-S10の出力1-2)にルートする。UA-S10の入力3-4にはDave Smith InstrumentsのProphet 12 Desktopをつないである。「Main Keyboard」(Arturia KEYSTEP 37)から「Extended Synth」(Prophet 12 Desktop)にMIDI信号をルートする。これで、Prophet 12にMDE-Xのリバーブなどをかけることができた。

Cakewalkでも同様のことができるかどうかを試した。

20221210c_cakewalkaudioeffect

MIDIトラックを用意して、KEYSTEP 37からProphet 12 DesktopへMIDIデータを送る。オーディオトラックを用意して、モニター入力をマスター出力にマップする。オーディオトラックにMDE-Xを挿入する。

これで鳴った。MIDIの録音と再生もできた。ではその音。

Prophet 12 "P1 F5 It's a Prophet!" thru MDE-X "Reverb-Hall" Dry & Wet

シンセの音とリバーブがマッチしていない…。でも、リバーブなしだと左右に完全に分かれているのが、リバーブありだとちょっとぼやけてきつさが薄まる、ということはわかってもらえるかもしれない。

1990年代半ばに、シーケンサーソフトは音声処理機能を備えるようになり、DAW(Digital Audio Workstation)に変わろうとしていた。Cakewalk Pro Audioを使っていた私ではあったが、当時のWindows環境ではASIOがまだ一般化しておらず、音声処理機能を「使えねー」と思っていたように記憶している。

その印象が強かったので、今回、けっこう使えそうなことがわかって驚いた。時代に付いていけてない。

パソコンの中でオーディオの引き回しがいろいろできそうだ、ということはわかったが、やればやるほど、変な音になっていく可能性もある。控え目に使っていくのがよいかもしれない。

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2022/12/07

Bandlab CakewalkでUWPを選んでみる

20221207b_cakewalkmididrivermodeuwp

DAW(Digital Audio Workstation)ソフト「Cakewalk」のMIDIのドライバーモードは「UWP(Universal Windows Platform)」と「MME(MultiMedia Extension)」の二つから一つを選ぶ。MMEは1990年代のWindows 3.0でマルチメディア化が叫ばれていたころからのインタフェースで、UWPはWindows 8で新アプリケーション規格が出たころからのものだ。

MIDIデバイスのドライバーソフトは、MMEのみ対応のものと、MMEおよびUWP両対応のものがある。ヤマハのUSB-MIDIは今でもUWPに対応していなくて(Steinbergは対応しているかもしれない)、それをCakewalkで使いたい場合はMMEを選ぶしかない。コルグのMIDIも未対応だと思う。でも、今はヤマハとコルグの音源はつないでいないので、もしかしたら、UWPを実際に使うことができるかも、と切り替えてみた。

現在メイン機につないでいるMIDIデバイスは、Arturia KEYSTEP 37、DSI Prophet 12 Desktop、RolandのMX-1とINTEGRA-7、Nord Stage 3である。それらはみな、UWPのデバイスにリストアップされた。

20221207c_cakewalkmididevices

ただ、順番はめちゃくちゃですな。やれやれ。

UWPで使ってみて、いい具合だと嬉しいなあ。

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2022/04/19

Bandlab Cakewalkのキーボードショートカットをカスタマイズ

20220419a_customizedcakewalkkeyboardshor

机の左側のキーボードスタンドに向かって作業をする場合は、Behringer X-Touch Oneである程度操作できるようになった。右側のキーボードスタンドに向かって作業する際は、ヤマハMONTAGEでLogicをある程度操作できることがわかった。

残るは、正面の机に向かって作業する場合で、その際はパソコンのQWERTYキーボードで操作するしかない。

まあ、それが嫌だということはなくて、Cakewalkのキーボードショートカットのうち、WでreWind、RでRecord、スペースで再生開始・停止はなじんでいる。それ以外に、もう少しキーボードで操作できることを増やそうということで、上の図のようにショートカットのアサインをしてみた。アサインは下のような画面で行う。

20220419b_cakewalkkeyboardshortcutassign

最初の図には、標準で機能設定がなされているものも含まれている。また、空白の欄は、標準で機能が設定されているけれどもそれを使う気持ちがあまりないものも空白にしている。

色が付いているのは、機能とキートップの文字に連想があるものだ。Quantize、reWind、Event list、Record、Track view、Undo、Piano roll、select All、Split、Deselect、Loop、Console、Browser、Note(譜面ビュー)、Markerといった具合である。

どの程度覚えられるかなぁ。

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(2022/04/22追記)

Cakewalkでエクスポートした、キーボードショートカットのファイルを上げておく。テキストファイルなのでテキストエディターで閲覧できるが、意味はわかりにくい。

ダウンロード - 20220422a.kbn

Excelのファイルも上げておく。

ダウンロード - 20220419cakewalkkeys.xlsx

 

2021/06/25

Cakewalkのキーボードショートカットを設定

20210625c_cakewalkkeyboardshortcut

コントロールサーフェスを使っていて、パソコン用キーボードのショートカット設定をすれば使いやすくなるかも、と考えた。いくつか設定してみた。

Uでアンドゥ、その右のIでリドゥ。Oで前マーカー、Pで後マーカー。[で全選択、その右の]で全選択解除。Eで再生メトロノームのオン/オフ。今回設定したのはこの6個だ。

昔から使って親しんでいるものは、スペースで再生と停止、Wでプロジェクト先頭へ移動、Rで録音。このごろ知って使ってみようと思っているのは、Qでクォンタイズ、Sで現在タイムクリップ分割、Mでマーカー作成、Lでループ。

けっこう、こんな機能使わないよ、というものが割り当てられているので、いろいろと設定するとよいかもしれない。

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2021/06/24

Behringer X-Touch OneとCakewalk

20210624b_behringerxtouchone

X-Touch OneによるCakewalk制御の実験をしている。

X-Touch OneのモードをMackie Controlユーザー定義モードにして使う、というのはどうもうまくいかなかった。チャンネル選択のボタンが効かなくなってしまって、対処法がわからなかった。Mackie Controlスタンダードモードに戻した。

X-Touch Oneのボタンのうちまったく動かないのは、NUDGE、CYCLE、DROP、REPLACEである。CLICKボタンはループのオン/オフとして使える。TRANSPORTセクションのSOLOボタンは、プロジェクト頭に戻る(RTZ)ことが判明した。これをRTZに使えるなら、F1にRTZを割り当てる必要がなくなる。

F1~F6の割り当ては、下図のようにしてみた。

20210624b_cakewalkxtouchonesetting

「元に戻す」は、録音をしてうまく弾けなかった時に使う。キーボードだとCtrl+Zなので、ボタンを押す方が簡単である。元に戻して失敗した、ということもあるので「やり直し」もボタンを割り当てた。「すべてを選択解除」は、必要とすることがけっこうあり、パソコンのキーボードでもメニューでも呼び出しにくい場所にあるのでボタンを割り当てた。「再生時にメトロノームを鳴らす」は、ツールバーのアイコンを1クリックで設定できるのだが、それさえも面倒なことがある。「クォンタイズ」はよく使う。「現在タイムでクリップを分割」もけっこう頻繁に使う。

コントロールサーフェス、なかなか思うようには動きませんなぁ。

一つ気付いたこと。X-Touch Oneでトランスポート制御をする場合、再生ボタンで再生が始まるのは当たり前であるが、それを止める時、停止ボタンだとその場で止まり、再生ボタンを押すと、前回再生を始めた位置に戻って止まる。うまく使い分けるとよいかもしれないが、それに慣れることができるかどうかは不明。

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2020/10/23

Bandlab Cakewalk経由でRoland INTEGRA-7を弾く

先日、ローランドINTEGRA-7のWebサイトで、「Cakewalk 製品用インストゥルメント定義ファイル」があるのに気付いた(そのページはこちら)。これまで使ったことがなかったが、試してみることにした。

まず、「環境設定」→「インストゥルメント定義」を開き、「定義」ボタンを押して定義ファイルを読み込み、割り当てをする。

20201023b_cakewalkinstrumentdefinition

MIDIトラックのインスペクタでチャンネル設定をし、バンクのリストを開くと下の図のようになる。

20201023d_integra7banks

たくさんあるものだと感心する。上の図のように「Preset PCM Synth Tone 1-128」を選び、パッチ選択のリストを出すと下のようになる。

20201023e_integra7patches

インスペクタでは、音量、パン、コーラスセンド、リバーブセンドなどを調整できる。

20201023c_cakewalkinspector

ただ、カットオフ周波数の調整(cc#74)が見当たらす、困ってNord Stage 3のEXTERNセクションでそれを送れるようにした。その後、いろいろ探していたら、「Display」をクリックして「モジュールオプション」→「FX」→「アサイナブルコントローラの表示」を選ぶと、「CC74」が出てくることがわかった。

20201023f_cakewalkinspectorassignablecon

これまではINTEGRA-7用のエディターを別に立ち上げていたのだが、音色をちょっとオーディションする程度であれば、こちらでもいけそうだ。INTEGRA-7は難しいが、ぼちぼち学んでいきたい。

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2020/08/18

Cakewalk by BandLabでサラウンド

Cakewalk by BandLabで、ソフトシンセのトラックを一つ作り、それをサラウンドパンで回すことに成功した。料金なしのソフトでこれができるのは、すごいと思う。

音楽制作におけるMacの強みはLogicが本格DAW(Desktop Audio Workstation)としては安価であることだと思う。Windowsの強みはCakewalk by BandLabがあることだろう。まあ、Ableton Liveなど、他のソフトを使う人は、また別の考えに至ることだろうけれど。

Cakewalkでサラウンドをやるのにまず必要なのは「サラウンドバス」の追加と、サラウンド設定である。

20200818a_cakewalksurroundsetting

上に示した「環境設定」→「プロジェクト」→「サラウンド」画面で、アウトプットの設定をしないと音が出ない。当たり前と言えば当たり前だが、見付けるまでにけっこう時間がかかった。

サラウンドバスに出力する設定にすると、サラウンドパンのウィンドウを使える。

20200818b_cakewalksurroundpan

Widthをゼロにして一点定位とし、Angleパラメーターをエンベロープで変化させた。

20200818c_cakewalksurroundpanenvelope

上の図はエンベロープを、一番下から上へ直線で描いた様子だ。実際には、一番下からにはなっていなかった(マイナス174.9)が…。

これで再生し、音が回っているらしいことを確かめた。WAVファイルにエクスポートし、Sound Forgeで開いてみた様子が下の図だ。

20200818d_5_1chwaveopenedbysoundforge

最初は、ほぼ真後ろ少し左で音が鳴り、前左が鳴り、センターが鳴り、前右が鳴り、後ろ右が出てきて、さらに音が回ってほぼ真後ろ少し右になって終わる。LFEは鳴らしていない。

Sound Forgeでも再生できた。1、2、3、5、6チャンネルを個別のWAVファイルに保存し、MacBook上のApple Compressorでエンコードしたのが下のファイルだ。

5.0ch Surround Pan

Cakewalk by BandLab、Sound Forge、Apple Compressorの組み合わせでこういうことができるんだなぁ、と感心した。

Logicでもできるんだろうなぁ。

サラウンド設定を行ったMacでは、Safari、Firefox、Chromeのどれでも、上の音を再生するとサラウンドで鳴る(5個のスピーカーが接続されオーディオ設定が適切になされていることが必要)。WindowsのWebブラウザーで再生すると、2チャンネルにダウンミックスされて、音は中央から左に行って右に行ってまた中央に戻る。ここは、Macの方がいいなぁ。

Windowsをお使いの方は、上のリンクの3点メニューアイコンを右クリックして「ダウンロード」を選ぶ、右クリックして「名前を付けてオーディオを保存」を選ぶ、などの方法でm4aファイルをダウンロードし、foobar2000で再生するとよいだろう。5個のスピーカーが配置・接続され、foobar2000の設定が適切にされていれば、サラウンドで鳴るはずだ。

サラウンドって、ファイルを再生するだけでも、楽じゃないよね。

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2020/02/04

Cakewalk Rapture LEで「朝寝」

20200204a_rapturefgbedding

昨晩は、Sonar Platinumのx64が不調で頭に来た。うまくMIDI入力を受けないのである。時々は動いたのだが、動かなくなると手も足も出ない。Sonar Producer 8.5.3のx86は動いていたから、Sonar Platinumの動作がおかしいと思う。

頭に来てSonar Platinumをアンインストールし、Sonar 8.5.3のx64を入れた。x86だけだと使えないソフトシンセがあるので、x64も欲しかった。

Sonar 8.5.3のx86でRapture LEを動かし、上の写真のように「FG Bedding」という音色を鳴らし、録音した。この音色自体は、LEに付いてきたものではなかったかもしれない。

Morning Sleep

Cakewalk Raptureの「FG Bedding」を鳴らし、途中からINTEGRA-7の1番ピアノ「Full Grand」を重ねた。Full Grandはディレイとリバーブを少しかけている。お声明みたいである。

Cakewalk Raptureは、「Rapture Pro」を149ドルで販売しているようだ(リンクはこちら )。滅びていないということが、なんか嬉しい。

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2019/03/24

Cakewalkをオーディオなしで使う

20190324a_cakewalk

昨日くらいからCakewalk(今はSonarとは呼ばないようで…)の練習をしている。このブログで公開しているMP3のほとんどは、コルグのレコーダーMR-2000Sを録音状態にして、シンセを弾いたものである。それはそれで良い練習になるし、短時間で作業が終了するのも好都合だ。ただ一方で、(1)弾く時には弾くことに集中するので他の点がおろそかになる、(2)修正できないのでどうしてもミスが含まれる、という問題点がある。やっぱり、ミュージック・シーケンス・ソフト(シーケンサー)を使うことを面倒くさがらないように改善しなければならないのではないか、という問題意識があった。

シーケンサーを起動して問題になるのは、「前回使ったオーディオインタフェースがない」と叱られることが多いことであった。シーケンサーを起動するためにFireface 800の電源を入れに行き(座った状態ではスイッチに手が届かない)、Fireface 800のドライバーが無事にロードされるのを待たなければならない。これだけでも、シーケンサーを使おうという気がそがれる。そんなわけで、まずは、「ドライバモード」を「MME(32-Bit)」にした。

20190324b_drivermodemme

そんでもって、再生タイミングのマスターを、いつでも存在する「Realtek Digital Output」にした。

20190324c_timingmaster

これで、「Fireface 800がないぞ」と言ってくることはなくなる。MIDIのクロックソースは「インターナル」にした。ティック数も、標準の480TPQNから、240TPQNに落とした。イベントリストを使う時は、やたら細かくてもかえって操作しづらい。

20190324d_clock

あと、これまではオーディオメトロノームを使っていて、そのためにFireface 800を起動しなければいけないという面もあったのだが、それをMIDIメトロノームにした。ポート1にはMOTIF-RACK ESの内蔵音源がマップされており、そのチャンネル11にドラムのプリセットの最初にあったものを呼び出しておいた。

20190324e_metronome

チャンネル11にしたのは、チャンネル10をオフにしているからで、その理由は、EX5の内蔵シーケンサーでメトロノームを動かす場合に、10チャンネルでMIDIを出力するので、それによってMOTIF-RACK ESが鳴ると具合が悪いからである。EX5の内蔵シーケンサーへの未練も、まだ残っているのであった。

それでは、音を二つ。一番上の画面のトラック1とトラック2には別のデータを録音していて、それらを、一つずつ再生して録音したものである。

MOTIF-RACK ES Full Grand Training 1

Sapperの「ワイルドでいこう」イントロ。Urei 546で180Hzくらいを少し落とし、70Hz程度でローカットしている。MDX2000でもコンプとリミッターをかけている。シーケンサーでリピートさせてエフェクターをいじるのも、練習のうちである。

MOTIF-RACK ES Full Grand Training 2

いつも弾くようなフレーズ。EX5のつまみを回して、カットオフを気持ち落とし、リバーブを少し増やした。弾いている時には「こうしたらどうだろう」と思いつかないことを、後でならできる。

EX5のシーケンサーを使う際は、EX5のローカルをオンにして、MOTIF-RACK ESのMIDIドライバーで、ポート1からポート1へのスルーをオンにし、ポート1からポート2へのスルーはオフにする、これで、EX5とMOTIF-RACK ESを使った録音はできる。EX5のMIDI A THRUにつながった他の音源を使うには、配線の変更が必要である。MIDI B OUTを使えばうまくいくかもしれないが、まだ試してはいない。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

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