2009年のノート型パソコンでCakewalkのソフトシンセを弾く
先日、Bandlab Cakewalkが終了するという記事を書いた(こちら)。CakewalkはメインのWindows機のほか、今はほとんど使っていないWindowsノートブック「Dell Studio 1555」にも入れてある。そちらも更新しておこうかということで、引っ張り出してきて、Windows Updateをかけたりして、Cakewalkも更新した。
更新したものの、これって、本当に使えるんだろうか?と気になった。何しろ、2009年に購入した、Core 2 Duoのノート型パソコンである。時々Windows Updateを実行していたが、その際にはCPUが100%になり、他のパソコンよりも長い時間がかかる。CPUが非力であることは明らかだ。そんなんで今のCakewalkが使えるのだろうか?
どうせなら、少し、まともなシステムに組んでみるか、ということで、使っていない機器を集めて、上の写真のようにセットアップした。オーディオインタフェースはローランドFA-66(Studio 1555はIEEE1394端子を持っている)、アンプはローランドSRA-50、スピーカーはAvantone ProのMixCube Passive、鍵盤はIK MultimediaのiRig Keys Universalである。
非力なパソコンなので、ソフトシンセのインストールは一つもしていない。Cakewalkに付属してきたのではないかと思われるものがいくつかあり、TTS-1はノイズを吐いて使えないが、SI(Studio Instrumets)のエレピ、ストリングセクション、ベースは使えるようだった。
SI String Sectionを手弾きして、WAVにエクスポートし、メインパソコンで少し調整したのが下の録音だ。
Cakewalk SI String Section Trial
FA-66を44.1kHzで動かしているので、今回のファイルは44.1kHzである。メインのパソコンでは、前後を切り、ノーマライズをして、左チャンネルが小さかったのでそちらだけもう一度ノーマライズをした。無音部分にフェードインとフェードアウトをかけた。
FA-66は、背面のスイッチでサンプリング周波数を設定する。設定を変更した時にドライバーがおかしくなることがあるし、ホストが非力なパソコンなので、44.1kHzで使おうかと思っている。
FA-66のドライバーは自動で入った。ネットから自動で落としてきたのか、それとも以前に私が何らかのものを入れていたのか、そこはよくわからない。FA-66の設定はわからない部分が多い。44.1kHzで使う場合、アナログ出力が2系統(4出力)で1~4、デジタル出力が1系統で5と6になるはずなのだが、3と4のペアに出そうという試みは、まだうまく行っていない。
それでも、ソフトシンセが、意外と弾けることがわかった。商用の重いものを入れるのはためらわれるが、フリーの軽いものを一つ二つインストールしてみるのもよいかもしれない。
でも、非力なパソコンであるので、ハードウエア音源を接続する方がいいよね、たぶん。
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