10年前のCore i7-3820で音楽セット
娘のパソコンにCore i5-1240などを入れて、10年くらい前のCore i7-3820とマザーボードとメモリーが放出された。Core i7-920とマザーボードは捨てることにして、Core i7-3820で予備機を組んだ。無料の音楽ソフトでも入れてみるか、とやってみたが、思うようにはいかないものだ。
オーディオインタフェースとしてローランドFA-66を接続しようとしたのだが、これは挫折した。マザーボードにVIA TechnologiesのIEEE1394が入っていて、それを使おうと思ったのだが、どうにもうまくいかない。Windows 10を初期化したので古い必要なソフトが消えたのかもしれない。ネットからレガシードライバーなどを入れてみたが、あきらめた。
オーディオインタフェースとして、ローランドのTB-3を出してきた。これはUSBバスパワーで動くので、電源を別途取らなくてよいのは都合がよい。ただ、TB-3はオーディオ入力を持っていないので、他のシンセをつなぐことはできない。
IK MultimediaのiRig Keys Universalは、サスティンペダル端子があるのは好ましいのだが、キータッチが標準ではいかんともしがたい。弱く弾くとベロシティ1とかが出るのだが、そんなんじゃ鳴らない。一方で、どうもこの鍵盤はオフベロシティを吐いているらしく、それは驚いた。
ベロシティの設定ができないかとネットでマニュアルを探したのだが、どんぴしゃでは見付からない。元箱の中にないかなと思って探したらレジストレーションコードがあったので、それでユーザー登録ができるか試したら、できた。英文のマニュアルPDFが手に入ったし、ファームウエアのアップデーターもあるという。やってみたら、何か更新したようだった。
ベロシティは、モード0(64固定)、モード1(100固定)、モード2(127固定)、モード3(ライト)、モード4(ノーマル)、モード5(ヘビー)に切り替えられる。iRig Keys Universalには「SET」ボタンがあり、4つの設定を保存できる。モード1、2、3を保存して、切り替えて使えるようにしてみた。今後もうまく動くとよいのだが。
無料の音楽ソフトは、とりあえず、Cakewalk for Bandlabを入れ、ソフトシンセはSynth1、Dexed、NovationのBass StationとV-Station、StudiologicのNuma Playerを入れた。General MIDI互換の優れたものがあると嬉しいのだが、無料だと難しいのではないだろうか。
音を一つ。
Numa Player "Model D 1993"
iRig Keys Universalのベロシティのモードを3(ライト)に設定し、ペダルを踏んでNuma Playerの最初に出てくるピアノを弾き、CakewalkにMIDI録音した。MIDI録音してエクスポートすればWAVファイルができるかと思ったが、これがうまくいかなくて苦労した。オーディオトラックにダビングして、バンドルファイルをメイン機に持っていって、そこでエクスポートし、Sound Forge上のOzone 9でローカットとレベル上げをした。
今回作った環境では、Cakewalkのエクスポートやフリーズがうまくいかないことが多い。Numa Playerが意地悪なのか、TB-3に問題があるのか、Cakewalkがとろいのかは、わからないままだ。
スムーズに作業ができる環境というのは、ありがたいものであるのだなぁ。
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