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カテゴリー「Casio」の8件の記事

2019/08/28

Casio XW-P1が修理から帰還

20190828a_casioxwp1

カシオXW-P1が修理から帰還した。オペレーティングシステムのバージョンを上げようとして失敗してふっとばし、修理に出したら基板が交換されて戻ってきて、8個の鍵盤が発音しないという不具合が認められ、また送った、という経緯であった。向こうに到着した時は、全鍵盤から音が出ない状態だったようで、再度基板交換となったらしい。

では音を一つ。

Casio XW-P1 "P0-0 SS Performer"

パフォーマンスモードのプリセットの最初にある「SS Performer」を手弾きしたもの。最後は両手で弾いて音を伸ばしており、サスティンペダルを踏んでモジュレーションホイールを上げたかったのだが、サスティンペダルを接続していなかった。

安値で購入し、購入してもまるで使っていなかった私が今さら言うのも何だが、XW-P1、いいシンセである。他社とは明らかに違う音が出る。いいか悪いかは別として。廉価で軽量であるのに61鍵盤あるのが素晴らしい。他機種の流用だからこうなったのだとは思うが、両手を離して弾ける、トランスポーズボタンを操作する手間を省けるというのは大変によい。鍵盤の形状はちょっとピアノっぽく、なかなかに良い感触である。価格を考えれば、この鍵盤はほめてよいと思う。

もちろん、不満もある。エフェクトが「DSP1個+システムエフェクト(リバーブ、コーラス)」しかない点、エクスプレッションペダルを接続できない点は、このシンセの価値を大きく下げていると思う。それはカシオさんもご存知のようで、後に出たCT-X3000/5000では改善がほどこされている。CT-X3000/5000ベースで再度シンセを作ってくれたら、私は買うかもしれない。でも、CT-X5000は、そのままでもちょっと欲しい気もする。ソングモードがあるのがいいよなぁ。

H2

2019/08/18

Casio XW-P1が修理から戻ってきた、が…

20190818a_xwp1version111

カシオのシンセXW-P1が修理から戻ってきた。代引き手数料と送料込みで1万3176円。修理内容は「回路基板ユニットの交換」。ファームウエア更新をミスっただけで基板が壊れたのか…、とボーゼンであるが、修理してもらえたのでありがたい。

とはいうものの、電源を入れて弾き始めたら、不具合に気付いた。中央をC3とし、左端をC1、右端をC6と考えた場合に、E1、C2、G#2、E3、C4、G#4、E5、C6の8鍵が発音しない。トランスポーズしても、発音しない鍵盤は同じである。外部からMIDIのノート信号を送って弾く場合は問題なく発音する。

明日、電話してみなければなるまい。ふぅ。

H2

 

2019/07/30

Casio XW-G1で「彼の登壇」

20190730a_casioxwg1part1brasssection

仕事を進められない理由も少しあって、今朝はカシオXW-G1の実験をしていた。到着したその日の実験では、KORG Pa1000をマスターにしてXW-G1を動かすと、XW-G1のパターン演奏を狙ったところで止められないから、XW-G1をマスターにしていた。XW-G1/P1の「MIDIインプリメンテーション」を読んでいたら、ステップシーケンサーのオンオフをNRPN(Non-Registered Parameter Number)のコントロールチェンジで制御できそうであった。それで実験を始めた。

XW-G1の「S.Seq NRPN」を有効に設定して、パソコンにUSBで接続し、SynCtrlでMIDIデータを見ると、ステップシーケンサーのスタートは

B0 63 25
B0 62 02
B0 06 01
B0 65 7F
B0 64 7F

で、ステップシーケンサーのストップは

B0 63 25
B0 62 02
B0 06 00
B0 65 7F
B0 64 7F

であるようだった。そのデータをPa1000に打ち込んだ。上のデータは16進数で、Pa1000のイベントリストは10進数なので、10進にして打ち込むところだけを書き出すと、スタートは

99 37
98 02
06 01
101 127
100 127

99 37
98 02
06 00
101 127
100 127

となる。3行目の右が違うだけだ。

パターン変更もPa1000側でやりたい。パターン1に設定するには

B0 63 25
B0 62 01
B0 06 00
B0 26 00
B0 65 7F
B0 64 7F

で、それをPa1000の十進にすると

99 37
98 01
06 00
38 00
101 127
100 127

となる。4行目の「00」を00~07に変化させることでパターン1~8を選択できる。

Pa1000をマスター、XW-G1をスレーブに設定すると、Pa1000のシーケンサーをスタートさせた時に、XW-G1のステップシーケンサーもスタートする。1小節空きを作り、1拍目でNRPNでストップして2拍目でパターンを選び、2小節目の頭でスタートする、というのもやってみた。これは、うまくいく場合もあるのだが、Pa1000の側でソングを保存すると1小節目が変に消滅してうまくいかない。仕方ないので、曲頭のパターン1の指定はXW-G1のボタンを手で押して行って、NRPNでパターン8(1拍目にバスドラとクラッシュシンバルのみ)に変更して、終了するという実験をしてみた。それが下のファイルである。

He Is On Stage Now

XW-G1のパフォーマンス「P0-9 XW FourLayer」を選び、パターン1と8を演奏し、Pa1000でMIDI信号をチャンネル1に送ってコードを、チャンネル2に送ってベースを演奏したもの。チャンネル1は当初は「264 Square Lead2」であったのだが、後で「184 BrassSection」に変更した。こもった感じが、どことなくリアルな気がしたからだ。コンプをかけて音がうわんうわん言っているが、それもビートなのでよしとした。

XW-G1は、チャンネルアフタータッチを「受信すると発音中のボイスに対してValueに値に応じた深さのモジュレーション効果が付加されます。すでにモジュレーション効果が付加されている音色には、さらに深い効果が加算されます」とMIDIインプリメンテーションに書いてあった。どうやら、モジュレーションホイールを上げるのと同じ効果が得られるようで、Studiologic Sledgeと同様の作りである。別のものを設定できないのは困る、という意見もわかるが、別途設定しなくてもよい、という簡便さもある。

今回イメージしているのは、大きな会議場で行われるキーノートスピーチ(基調講演)にお偉いさんが登壇する光景だ。シンセによる現代のファンファーレである。

H2


2019/07/27

Casio XW-G1を購入

20190727a_casioxwg1onkorgpa1000

カシオのシンセ「XW-G1」を買った。1万5000円+送料2496円。

1990年代にシンセやサンプラーを多く商品化していたカシオ計算機は、長い間シンセサイザーを出さなかったのだが、2012年に「XW-G1」「XW-P1」を出した。G1は「グルーブ」のGで、P1は「パフォーマンス」ではなかったかと思う。私はカシオのシンセを1台も買ったことがなかったので、まずは普通っぽいXW-P1を買った。今回XW-G1を買ったのは、このごろ、グルーブマシン的なシンセがほしくなっていたからである。

コルグのTRITON、M3はグルーブマシン的で、ヤマハも、MONTAGEはけっこうグルーブマシン的であった。それが面白い。

パソコンでシーケンサーソフトを動かし、Sound Canvasのようなマルチティンバーの音源を鳴らす、1990年代に流行したDTMは、私に大きな影響を与えた。ヤマハのQX21やコルグのT2で打ち込むよりはるかに楽でいいものができた。ただ、パソコンのシーケンサーソフトを中心に、多くの音源を並べるという方法が、このごろ嫌になってきた。機材が多いほど、トラブルが増える。楽しくない。使う機材を絞り込んで、機材ごとに違う打ち込み手法を、音のバリエーションにつなげる方が、今は面白い。

で、グルーブマシンもちょっぴり買おうかどうしようか考えたのだが、やっぱり、鍵盤あった方がいいか、ということで、鍵盤なしのグルーブマシンにはなかなか手を出せずにいる。XW-G1はグルーブマシン的だし、さほど高価格でもない。

では、今日届いたXW-G1の音をお一つ。

My 1st XW-G1

使っているのは最初(P0-0)のパフォーマンスである「Performer G1」。そのパフォーマンスにあるパターン3つをチェインにし、XW-G1をMIDIクロックマスターにして、Pa1000のシーケンサーを同期させ、そこにベースとメロディを打ち込んで、XW-G1のチャンネル1と2に送って鳴らしている。

XW-G1とP1には、パターンシーケンサーというのはあるのだが、ソングがない。私としては、パターンが移り変わるのを乗り越えてシンセを鳴らしたいので、G1とP1ではどうにもやりにくい。そこをPa1000でカバーしたらどうかな、と思った。

XW-G1とP1は、高く評価されず、よく売れたということもなかった、と思う。音はローファイである。中のデータに高域がないのか、D/Aコンバーターが今一つなのか、理由はよくわからない。弾いていて高域にジャギーを感じることもある。エフェクターは足りなくて悲しい。今回もメロディにディレイをかけようとしたのだが、うまくいかなかった。ディレイをかけたい場合には「DSPエフェクト」を使うのだが、それを使える条件が限られているのだ。シンセに一番大事なのはディレイだろうが!と言いたくなる。

XW-G1とP1は、単体で何かをしようとするなら、お薦めしない。でも、他の機器と組み合わせるのであれば、話は別だ。

H2

 

 

2019/07/26

Casio XW-P1の修理をお願いした

20190726f_casiotechnoakihabara

昨日ファームウエア更新に失敗し、起動しなくなったカシオXW-P1を、東京・秋葉原のカシオのサービス窓口に運んだ。高い電車賃を払い、時間をかけて、わざわざ運んだのは、発送するための荷造りが面倒であったからだ。発送するんだって、無料ではないし。

工場へ送って、修理してくれるようだ。終わったら送ってくれるとのこと。お盆休みもあるので、しばらく時間がかかるかもしれない。何にせよ、自分で直せないのだから、お願いするしかない。

電車の網棚にXW-P1を置くのは、さほど大変ではなかった。

20190726g_xwp1onmeshshelf

上の写真は、携帯電話(ガラケー)で撮影した。ひどく手ブレしている点は、ご容赦いただきたい。

私が最初に買ったシンセは、ヤマハCS40Mの中古で、秋葉原ワシントンホテルに1泊して楽器店を回り、御茶ノ水の楽器店で購入して、新幹線で持ち帰った。駅から家までは、バスに乗る気力はなく、タクシーを使った。ヤマハのCS40Mのページから「仕様」を見ると、質量(笑)は21kgであるという。キャスターまで付いた純正ハードケースに入れて持ち帰ったので、25kg以上あったのではないかと思う。本体も、分厚い木製だったもんなぁ。

それに比べると、本体5.4kgのXW-P1は、大変に軽いシンセであった。ソフトケースのポケットにACアダプターを入れていたが、それでも軽い。練習などに持ち出すとなると、ペダルやらシールドやら電源の延長コードやらを考えなければならないので重くなるが、それでも、61鍵のシンセがこの重量であるのだから、今はすごい。

ただ、シンセが軽量化したことによる困ったことも、少しはあると思う。XW-P1の鍵盤は、この重さのシンセとしては決して悪いものではないが、でも、軽量化して鍵盤の演奏性が悪化した、というのは、概論としては正しいと思う。

秋葉原のソフマップに寄って、SDメモリーカードを買い(その顛末はこちら )、中古、新品のシンセを少し見た。鍵盤を押してみる。最奥部で「カタカタカタッ」と鳴らせるだろうか。概して、ということで言えば、昔のもの、高級機、重いものが優秀である。FS鍵盤の良さはトップクラスであるが、G-Synth初代もよさそうな気がした。Kronosは、73と88はまあまあよく、61も、Pa1000よりはまともに感じられた。まあ、初代とXと2でどのように変わってきたのかまではわからない。MONTAGEは、悪くはないのだが、FS鍵盤には負けるかなぁ。S90ESも、悪くはない。MODXやMOXFは、値段を考えればがんばっていると思う。

Pa1000は、けっこうひどいよなぁ。

H2

2019/07/25

Casio XW-P1のファームウエア更新に失敗

20190725a_xwp1whitescreen

カシオXW-P1を出してきて、ちょっと弾いて楽しみ、ファームウエアのバージョンはいくつかな?と思ったら表示されず、最新ではないことが判明した。Windowsパソコンにつないでうまくいかず、Macにつないでやはりうまくいかず、だと思ったら、実は更新が走っていたようで、それに気付かずに更新ソフトを強制終了して、Macをシャットダウンしたら、XW-P1が起動しなくなった。電源ボタンを押しても、バックライトが少し点灯して、消えるだけである。

あー、やっちまった…。

これまでシンセのソフトウエア更新を何度もしてきたが、本格的にふっとばしたのは、今回が初である。

カシオの修理窓口に持ち込むしかないかも…。

20190725b_xwp1insoftcase

こんなことで時間と金を使うなんて、泣きそう。

H2

2016/11/27

B3031A、B2030P、XW-P1到着

Behringerのスピーカー2セットが届いた。いろいろ試したうえで、机脇のスピーカーは、AVアンプVSA-919AHに接続したNS-10M、Auratone 5C、B3031Aとした。B2030Pは電子ピアノMP9500の上に置いてみた。

B3031Aはdbx QUANTUMのアナログ出力をつないでいて、Fireface 800のデジタル出力またはDVD/SACDプレーヤーのアナログ出力を聴ける。今はMiles DavisのSomeday my prince will comeをかけているが、落ち着いた音を響かせている。天上からMilesが聴こえる。QUANTUMの出力つまみで音量を調整できる。左右ばらばらなのが何だが、まあよしとする。

B3031Aの我が家における存在意義は、NS-10Mよりも高域が出ているかも、ということと、あとは、大きな音を出せることではないかと思う。VSA-919AHは、大きな音を出そうとすると冷却ファンが回ってうるさい。非力だということだろうか。あと、サブウーハーを使わなくてもそれなりに低音が出るのもいいところかな。

ある程度聴いて、耳を慣らす必要があるかな。

B2030Pは、NS-M125をリプレイスした。さすがに、それよりはマシと言える。

CASIO XW-P1は、ヘッドホンで少し聴いただけだが、面白い。御三家とはいろいろと違い、そうか、シンセはこういう発展の仕方もあったんだな、と思う。エクスプレッションペダルがないのが残念。MIDIでなんとかしてみようとは思っているが、まだMTPとかの接続ができてなくて…。

H2


2016/11/24

Behringerのスピーカー2セット、CASIO XW-P1購入へ

Behringerのスピーカー2セット、カシオXW-P1の購入へ動いている。Behringerの一つはB3031Aペアで、1万7800円+送料。もう一つはB2030Pペア、2808円+送料864円。XW-P1は1万9800円+送料864円。後ろ二つは、某楽器店で安売りされていたのに飛び付いた。

NS-10MとAuratone 5Cがやめられないため、パワードスピーカーを買ってみようかと考え、この価格なら買ってもいいかな、と思ったのがB3031A。ちょっと大きめなのが魅力だった。B2030Pは、安かったから買ったという感じ。でも、どこかしら、つなぐ場所はあるように思う。XW-P1は、以前から、カシオの製品を一つくらいは買ってみたいと思っていて、安く出たから買ってみた。XW-P1はエクスプレッションペダルの端子がないし、アフタータッチもない。でも、カシオの音、というのは、やはり他とは違うのではないかと思う。

そんなわけで、未だ買い物熱衰えず。

H2

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