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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の118件の記事

2021/02/12

Chick Coreaの冥福を祈る

チック・コリア(Chick Corea)が亡くなった。詳しくはhttps://chickcorea.com/を読んでいただくのがよいと思う。

彼の言葉が記されている。前半はこれだ。

”I want to thank all of those along my journey who have helped keep the music fires burning bright. It is my hope that those who have an inkling to play, write, perform or otherwise, do so. if not for yourself then for the rest of us. it's not only that the world needs more artists, it's also just a lot of fun."

きっちり訳せる自信はないが、私なりに日本語に訳させていただく。

「私の旅路に同伴してくれた人たちに感謝したい。あなた方は、音楽が炎を上げて燃え、輝き続けるのを助けてくれた。私の望みは、音楽を演奏したり、曲を書いたり、パフォーマンスを披露したり、もしくは他のことができるのではないかと感じている人が、そうすることだ。もしそれがあなた自身のためでないと感じる時は、あなた以外の人である私たちのためにそうしてほしい。世界がもっと多くのアーティストを求めているからだけではなく、それが大きな楽しみであるからだ。」

偉大なピアニストであるだけでなく、偉大なシンセ弾きでもあったチック。あなたが遺した音楽は、私のところにもあるよ。Mark Vの音色もね。あなたのことは忘れない。

冥福を祈ります。

H2

2020/11/02

無料のソフトシンセ「dexed - FM Plugin Synth」をインストール

20201102a_dexed07sloswl

フリーのソフトウエアシンセサイザー「dexed - FM Plugin Synth」(Webサイトはこちら)をWindowsにインストールして弾いてみた。

7: SloSwl /Y

KORG nanoKEY Studioでオーディションしていて、ふんわりやわらかな感じが、あー、DX7もそういう面もあったっけなぁ、という懐かしい気持ちにさせてくれた。Roland INTEGRA-7→Eventide Eclipse→dbx Quantum→KORG MR-2000Sという経路で録音し、Eclipseで「Diffchorus」がかかっていたので、そのままでよしとした。dexedにはエフェクターが入っていないようだが、それはそれでOKであると思う。フロアノイズがあるようであったり、プチプチ言ったりするのはどうしてだろうか。原因は調べていない。

メインのWindowsパソコンを新しいものにする計画を進めていて、CPUパワーが増したら、ソフトシンセの処理量を気にしないで済むようになるかもしれないと期待している。

dexedは、パラメーターが一覧できるメインウィンドウを見ただけで、DX7を使ってきた身にはじんと来るものがある。アルゴリズム表示もぐっと来る。たくさんあるプリセットを弾くだけでも楽しそうだ。Sysxファイルを読み込めるらしいので、気が向いたらやってみよう。

H2

2020/08/18

fre:acでマルチチャンネルm4aを作る

先ほどの作業フローで、Windowsで作ったマルチチャンネルのWAVファイルをチャンネルごとに分けて、それをMac上のApple Compressorにかける、というのがどうも納得いかないなー、と思った。そのためだけにMacが必要なのかい、と思うからだ。

Windows上でやる方法がないかなー、と探し、「fre:ac」を見付けた(リンクはこちら)。

マルチチャンネルのWAVファイルをリストに追加し、「選択エンコーダ」の欄で「FAAC MP4/AAC Encoder v1.30」を選ぶ。

20200818e_freac1_1_2b

エンコーダーの右にある「選択したエンコーダの設定」アイコンをクリックして、「品質」タブを開く。

20200818f_freac1_1_2b_faacmp4aacencoder1

とりあえず、「チャンネル毎ビットレート」を「256kbps」にし、「ジョイント ステレオを許可」のチェックを外すことで、なんとか聴けるものを作れた。

Surround Pan 5.1ch Encoded by fre:ac

いろいろと、研究してみる価値がありそうだ。

H2

 

2020/08/08

書斎兼スタジオ(ほぼ)全景

20200808a_studiodesks

5.1チャンネルのスピーカーシステム×3という自分でも少し前までは考えなかったような配置・配線変更が一段落した。インターネットでサラウンドのスピーカー配置の写真について検索したところ、自宅スタジオのものもいくつかあって大変参考になるなぁ、と思った。うちの配置も、見る人によっては面白く感じてくれるかも、ということで、今回写真を5点公開する。

「正面」と呼んでいる机はこうなっている。

20200808b_centerdesk

43型の液晶ディスプレイPhilips BDM4350UC/11(購入記事はこちら)は、DisplayPortでWindowsパソコンと接続してあるだけでなく、HDMIでBDP-103およびVSA-919AHと接続していて、PIP(Picture In Picture)で画面を切り分けられる。BDP-103は、画面を見たいことが時々ある。DVD-Audioは物によって画面を見て操作しないと音が出ないことがあるし、USBメモリーの中身を読み込む時も画面が必要だ。VSA-919AHは、補正などの設定作業をする際は画面を出した方がやりやすい。

スタジオデスクの、手元に一番近いところに置いている機材は、左手がAVアンプVSA-919AH、右手が上から、コルグMR-2000S、OppoのプレーヤーBDP-103、dbx Quantumだ。スピーカーは、左右に置いてあるのが、Genelec 1031AとヤマハNS-10M PRO。NS-10Mはサランネットを付けている。センターは、Genelec 1029Aと、ヤマハNS-M125。LFEのDynaudio BM14SとヤマハYST-SW800は、最初の写真で確認できる。以上はサラウンド5.1チャンネルの一部だ。他に、VSA-919AHのスピーカーBとしてAuratone 5Cを置いている。

NS-M125はタワーのように突き出ている。縦に設置するためのネジ穴はあらかじめ用意されているので、とりあえずこうした。木ネジを使えば横置きもできなくはないが、美しくない穴が開いてしまう。横置きにすれば、スピーカーセンターの高さを15cmほど下げられると思うが、とりあえずこれで。

VSA-919AHを中心としたシステムは、音楽鑑賞用として、あった方がいいと言えばいいなぁ、と思っている。自動補正機能があるため、調整の甘い他のスピーカー群で聴くのとは少し違う音がする。パソコンの電源を入れなくても聴けるので、空冷ファンの音さえも気になる時に嬉しい。パソコンの保守作業中や、音楽と関係のない仕事をしている際に、VSA-919AH単体で音楽を鳴らしておける。更新や再起動を待つ際に、音楽で一息つける。

背後のラックは下のようになっている。

20200808c_backrack

乱雑な物置きだ。スピーカーは、Behringer B2030PとB3031A。左右でスピーカーの高さが違ったりする。サラウンドスピーカーの高さを揃える工夫をすべきだろうか?

カワイMP9500、コルグM3-M、ローランドV-Synth XTの3台は、椅子を持っていけば弾けるはずだ。MP9500とV-Synth XTの出力はM3-Mに入れていて、M3-Mのデジタル出力は右手テーブルのEventide Eclipseに接続してある。ただ、音を出すまでに、あちこちいじるのが大変ではある。M3-Mのシーケンサーで打ち込んでMR-2000Sに録音するという作業フローも、不可能ではない(はずだ)。

右手のテーブルはこうなっている。

20200808d_rightsidedesk

MacBookを中心としたシステムで、スピーカーは左右がEve Audio SC307、サブウーハーがEve Audio TS112(写真の右下に少し見える、最初の写真の方がわかりやすい)、センターがGenelec 1029Aだ。1029Aは先ほどまで4Uラックの上に横置きしていたのだが、マイクスタンドが1本余っていたことを思い出して、それを持ってきて上に上げた。それによってできたスぺースに、アナログRGB接続のディスプレイ「EIZO FlexScan P170」を置き、MacBookの画面を出せるようにした。

MacBookのアナログRGB出力のオプションは、昔むかし、仕事でプレゼンテーションをせねばならず、HDMIで接続できない可能性が高いと判断して購入した。その時は使うことになったが、今回はそれ以来の使用だと思う。1280×1024画素で、十分きれいに表示できている。MacBookのディスプレイだけだと、Logicを使う際にTotalMixの画面を見ることができず、その二つを切り替えるのは相当に面倒であった。DisplayPort接続のより大きなディスプレイがあるとより良いが、とりあえずこれで。

TS112は、TotalMixの設定を少し変えれば2.1チャンネルのサブウーハーとしても使えるはずだ。まだ試していないが。

左手にはキーボードスタンド(購入時の記事はこちら)を置いている。

20200808e_leftsidekeyboardstand

ディスプレイはMacBookにHDMIでつながっている。その下のHappy Hacking Keyboard Lite(HHKB Lite)はUSBでMacBookにつながっている。ワイヤレスのマウスを運んでくれば、こちら側を向いてMacBookを使える。HHKB LiteはUSBハブ機能を持つ。2端子あり、Nord Stage 3とMOTU Midi Time Piece AVを接続している。

スピーカーはBehringer C50Aで(左右の高さが違うのは、この写真を見た後で直した)、これもマイクスタンドに設置している。右手システムのサラウンドLRとして使うことを主眼としている。Nord Stage 3などを弾く際に、C50Aから音を出すこともできるが、普通に使うとLRが逆になる。TotalMixでLRを逆転させることもできるけれど、面倒なので今後もあまりやらないと思う。

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2020/08/03

foobar2000でDVD-Audioを聴く

20200803c_foobar2000playingdvdaudio

インターネットでサラウンドについて検索していたら、foobar2000に「DVD-Audio Decoder」コンポーネント(ダウンロードはこちら)を入れるとDVD-Audioディスクの再生ができる、という話があった。

Windows上のfoobar2000で試してみたところ、「Dream Theater」と「惑星2003」は、どちらもマルチチャンネルで再生できるようだった。すごい。これだから、Windowsもやめられないんだよなー。

あと、こちらにあった「サラウンドのチャンネルアサイン・テスト用ファイル」も、Windows上のfoobar2000で再生できた。自分の作ったファイルだけを再生していても不安なので、助かった。シンタックスさん、ありがとうございました。

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(2020/8/5追記)マルチチャンネル再生については、うまくいかない場合があった。「GODZILLA FINAL WARS」というDVD-Audioディスクはうまくいかなかった。5.0チャンネルで並びが「Lf-Rf-C-Ls-Rs」となっていて、UA-S10に渡す時にずれてしまう。「惑星2003」も再度試したところ、「Lf-Rf-LFE-Ls-Rs」でずれているようだ。簡単にはいかない。

(2020/8/6追記)チャンネルの並びを正しくする方法がわかった(ような気がする)。

Foobar2000の「Preferences」→「Playback」→「Output」→「ASIO」と進んだ画面で、Custom channel mappingsをAdd Newし、どの出力がサラウンドのどれであるかを設定する。

20200806a_foobar2000asiocustomchannelmap

設定が終わったらfoobar2000を再起動し、「Preferences」→「Output」画面で先ほど作ったチャンネルマッピングを選ぶ。

20200806b_foobar2000outputselection

これで、チャンネルマッピングが正しくなったような気がする。

2020/08/02

foobar2000 for Macでサラウンド5.1チャンネル

昨日の記事で、Mac上のfoobar2000について「私が試みた限りでは、マルチチャンネル再生はできないようだった」と記したが、それは誤りであった。できた。

Mac の Audio MIDI 設定でステレオやサラウンドサウンド用に外部スピーカーを設定する」を読んで、これはもしかしてできるかも、とやってみた。Audio MIDI設定で「Fireface 800」を選び、右下の「スピーカーを構成」ボタンを押す。

20200802a_macaudiomidisettingsfireface80

下の画面では、「構成」を「5.1サラウンド」にし、チャンネル割り当てをした。

20200802b_5_1surroundsettings

iTunesで再生してもサラウンドにならなかったが、foobar2000はサラウンドになった。やった!

20200802c_foobar2000macplaying5_1chfiles

AIFF、WAV、FLAC、m4a(AAC、Apple Loseless)、WMAの5.1チャンネルを再生できた。

これで、Logicで作って、AIFFまたはWAVの6ファイルを書き出し、Apple Compressorでそれを読み込んでエンコードし、foobar2000で出来具合を確かめるという、シンプルな作業手順を採れるようになった。その後、Windows上のfoobar2000でも再生を確認できる。

シンセを弾くとは、配線をすることと見つけたり。だれかの言葉のもじりである。

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(追記)上の記事を書いた時のバージョンは覚えていないのだが、foobar2000を2.2.6に更新したら、m4a(AAC)のチャンネル割り当てがおかしくなった。2.1.58を入れたら直った…。

 

2020/06/24

m4aを再生できるかどうか調べた

20200624b_windowsmobiledoesnotsupportm4a

前回の記事(リンクはこちら)でmp3ファイルとm4aファイルを並べて提示し、それを再生できるかどうか試した。普段メインで使っているWindows上のFirefoxでは再生できず、やはりm4aはまだダメか、と思った。

これならどうだ!と試し始めたら、意外と多くの環境で再生できた。Windows上では、Edge、Internet Explorer(x64、x86)、Google Chromeで再生できた。Mac上では、Firefox、Safari、Google Chromeで再生できた。Android上のGoogle ChromeとFirefoxも再生できた。ただ、Windows Mobileはダメだった。上の写真のように「This type of audio file isn't supported.」と、適切なエラーメッセージを表示してくれる。

さてどうしたものか。

Oppo BDP-103では、今回のm4aファイルは雑音になってしまった。Pioneer VSA-919AHは認識もしない。

今回作ったmp3とm4aを聞き比べると、m4aの方が音が良い。ただ、比べなければ、mp3ファイルも、悪い音だと確信するほどのものではない。自分の作業の手間を考えて決めるしかないが、さてどうしたものか。

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ffmpegでm4aファイルを作る

20200624a_ffmpeg

以前、友人から送られてきたオーディオファイルがm4aで、それは変換して聴くことができた。世の中はmp3からm4aへ進化しているのかもしれぬ、ということで、ffmpegというソフトウエアをダウンロードして、上のように動かし、m4aファイルを作ってみた。昨日作ったmp3ファイルと、今日作ったm4aファイルを下に示す。

Furin 128kbps mp3

Furin 128kbps m4a

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2020/04/16

新機材のためにスペースを捻出

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机右側のテーブルはこれまでコルグZ1を中心としたセットだったのだが、Z1をどけてスペースを作った。また買ってしまったものがあるからだ。今日届くと思う。

キーボードを置くスペースが尽きてきていて、一つのソフトケースに61鍵盤2台を突っ込むという無理をしてなんとか場所を作った。ほんともう、機材買うのやめないと。

ラックには、デジタルミキサーの役割を果たすFireface 800、ADI-8 DD、GENx192を入れた。最下段にM350が入っているのは、つまみで簡単に操作できるエフェクターが一つくらいは欲しいと思ったからだ。最下段は操作しにくくなるが、つまみなので、まあなんとかなるのではないか。M350は奥行きが短く、なんとか最下段に入るのである。

MOTIF-RACK XSを入れたのは、汎用PCM音源が一つあると助かることがあるからだ。

SC307+TS112で音楽をかけて、ちょっとのんびり。春の日差しがうれしい。

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2020/01/20

NHK Session 2020に行ってきた

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NHKのふれあいホールで行われた公開収録「Session 2020」に行ってきた。1/18夜公演の「本田竹広Tribute Band」は、当初の予定では6人編成だったのだが、テナーサックスの峰厚介、ギターの橋本信二が体調不良で休み。

20200120a_announcement

ギターの和泉聡志が代役となった。体調不良であるなら致し方ない。回復をお祈りする。

そんなわけでバタバタであったのだろう。「一生懸命演奏したいと思います」と言うしかなかったようだ。演奏内容は、ほめられたものではなかった。仕方あるまい。

板橋文夫さんは少々足を引きずり気味であったが、がんばっていた。2000年代初めのころに、横浜のジャズの催しで板橋文夫のビッグバンドを聴いて感動し、その場でCDを買って帰ったのだが、そのCDの内容はさほど面白いものでなく、うーん、と思ったことを覚えている。

今回はピアニストの背後に座ったため、何をやっているか、わりとよく観察できた。下の方を時々がーんと叩くのが持ち味で、ラウドペダル(ダンパー、サスティン)を踏むことが少ないのも特徴と言えそうだった。板橋さんががんばればがんばるほど、ジャズにおけるピアノという楽器の限界が浮き彫りになるようで、ちょっと悲しかった。

高校の時に自分がリーダーのコンボでジャズをやっていた時には気付かなかったのだが、大学のジャズ研でセッションをして痛感したことは、ジャズのコンボにおいてピアノというのが極端に非力な存在であるということだ。ドラムスは小さな音も大きな音も出してくる。ベースはピックアップを付けて大きなアンプにつないでブンブン言っている。サックスは咆哮する。この3者がいるだけで、ピアノはまったく太刀打ちできない。音量が小さ過ぎるのだ。

となると、適切な拡声なしでピアノが勝負できる編成というのは限られる。ピアノソロ、ピアノ+ベース、ピアノトリオくらいはOK。それにボーカルを加えても大丈夫だ。でも、サックスを加えたら分が悪い。エレクトリックギターが来てもおかしくなる。山下洋輔トリオはベースレスでピアノ、ドラムス、サックスであることが多かったが、これは、ベースを抜くことでピアノの攻撃範囲を広げようという策であったろう。

アコースティックピアノとエレクトリックギターはかなり難しい組み合わせで、ビッグバンドならまだしも、コンボがそれでうまくいった例を、私はなかなか思い出せない。今回聴いたバンドは、その点だけでも、編成に無理があると思う。

今回のバンドの聞かせ所はネイティブ・サンのナンバーであったろうと思うのだが、それを、アップライトベースとアコースティックピアノでやるのは、無理があるとも思った。

会場拡声にも不満が残った。ふれあいホールはステージが広く、反響板的なものは一切ないため、音がそこら中に抜ける。客席も見た目よりデッドであるようで、ライブハウス的な音のする箱ではない。それは放送収録という主目的を考えれば適切な構造なのだが、会場にも、もうちょっとまともな音を供給してくれてもよさそうなものだ。

一人になってしまったサックスの音は頼りなかった。リバーブかディレイを少し加えるだけで元気にできたろうに。ピアノの音はほとんど拡声されておらず、まともには聞こえなかった。(つや消しだったから多分ニューヨーク)スタインウェイのモデルDは、ダブルキャスターだったからけっこう新しいものであると思うが、伸びも響きも物足りない、おそらく「はずれ」である。板橋さん、がんばってるのに、かわいそうに、と思った。

一方で、1月19日夜公演「高瀬龍一BIG BAND PLAYS COUNT BASIE」は楽しめた。マイクの立て方からして1月18日夜公演と大きく違った。別の人がマイクを選んだのかもしれない。会場拡声は、残響付加は相変わらず最低限であったが(それでも、女性ボーカルには少し付加してくれてあった)、ピアノは聞こえる音量に拡声されていた。それを聞いて、「あ、このピアノやっぱり伸びと鳴りが悪い」と判断した。

まともなビッグバンドの音を聞ける機会というのは、そうあるものではない。

子供のころに連れていってもらった歌謡曲のライブは、確か生バンドであったと思う。私は中学、高校、大学と吹奏楽をやっていたので、吹奏楽におけるビッグバンドアレンジは多く経験している。大学にビッグバンドがあれば入りたかったが、私が入った大学にはなかった。大学ビッグバンドの大会を見に行ったことがあるが、それはなかなかうまかった。ただ、曲目がジャコ・パストリアス全盛であったのは、まあ、時代だなぁ、であった。前述した板橋文夫のビッグバンドは楽しかった。

ビッグバンドをいつでも楽しめる場所として、ディズニーランドがある。プロが毎日演奏しているだけあって、音色も演奏も悪くない。ただ、曲目の自由度があまりなく、奏者のモチベーションを保つのは難しいかなという気がする。

Boston Pops Orchestraはシーズンチケットを買って通ったことがある。グレンミラー、ベニーグッドマンくらいまではなんとかなるが、それより新しいものはちょっとやりにくいのかなぁ、と思った。

CDやDVDになったビッグバンドとしては、原信夫とシャープス&フラッツとか、Joe Zawinulの「Brown Street」とか、Jaco Pastoriusのビッグバンドとかは好きだった。ラジオで昔聞いたWoody Hermanも素晴らしかった。

で、今回の高瀬龍一バンドであるが、あー、久々にまともなビッグバンドの音を聞いたわ、と思った。カウント・ベイシーの曲がほとんどで、カウント・ベイシーの音楽ってのは端正な美しさがあるなー、と感じた。

いい演奏を聴かせてもらうと、嬉しい。

H2

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