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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の140件の記事

2023/07/06

じっとしている

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2023年6月19日に父が死去し、ある意味、喪に服している。というか、シンセの電源を入れるのが億劫で、ぼーっとしている。

でも、これはこれでよくて、いつの日かシンセを弾きたくなる日は来るから、今、無理に動く必要はない。

昨日は曇りで涼しかった。塗料を買ってきて庭のベンチに塗った。図書館で坂本龍一のCDを返却し、予約しておいたものを借りてきた。バイク(ホンダXR250R)のエンジンを久しぶりにかけて、約15km、一回りしてきた。今日は、朝まだ北風が涼しいうちに散歩に行き、帰って麦茶を飲んだ。今日の夜に坂本龍一のテレビ番組の放映があると知ったので録画予約した。

H2

2023/06/12

坂本龍一のCDを聴いている

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このところ、坂本龍一のCDを聴いている。持っているものはあまりなくて、図書館から借りてきて聴いている。坂本龍一のCDは数十枚あり、それらを一気に買いそろえるのは、現在となっては難しい。とりあえず借りて数を聴き、借りられないものを買うか、それ以外の気に入ったものを、入手すべく探そうかと思っている。

坂本龍一という人は、よい人であったなぁ、と思う。別の言葉を選べば「お人よし」で、頼まれると断れないタイプだった気がする。こんな曲も書いてたんだ、こんな仕事もしてたんだ、と思うものが多い。多くの作品を残す中で、良いものが生まれたんだろう。

ボーカルはうまくないが、懐かしい。声を記録してくれてよかった。

シンセ弾きとしてかなり気合が入った人だったな、とも思う。

音楽教育の価値も感じる。坂本龍一が東京藝術大学で作曲を専攻して修士を得たというのは、日本の音楽教育の中で、中心となる道をきっちり駆け上がったことを示している。それができたのは、目の前に提示されたクラシック音楽中心の教育を、きっちり受容できたことを示している。それだけの器があったわけだ。音楽の伝統を身中に取り込んだからこそ、どんな音楽を作っても、どことなく、格調の高さというか、気品というか、高貴なものというか、ノーブルさというかが感じられる。

偉大なシンセ奏者には、きっちりした音楽教育を受けた人が多い。冨田勲は慶応義塾大学出身なので専攻は音楽ではないが、作曲家に指導を受けていたことが知られている。Joe Zawinulは徹底したクラシックピアノの教育を受けているし、米国にわたってジャズをやるようになってからも、クラシックの先生の指導を受けていた。John Lordも、クラシックの練習を相当にしたはずである(シンセ奏者に含めるのはどうかと思うが)。向谷実は一時期はエレクトーンの先生になろうとしていたらしいが、当時、エレクトーン全盛期に先生になるのはすごく大変だったろうから、かなり練習したんだろうと思う。

私自身は、音楽の正統的な教育を受けたかというと、ははは、という感じである。ヤマハ音楽教室とピアノ教室にはしばらく行っていた。トランペット鼓笛隊、吹奏楽部、吹奏楽団、オーケストラに入っていた。The University of KansasにはThe School of the Artがあって、そこでは、University Bandに入ってJames Barnes先生に1セメスター指導していただいた。これが、私の音楽に関する唯一のクレジットである。

ま、やれる範囲でやりまっしょい。

H2

2023/04/05

坂本龍一、逝去

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坂本龍一が亡くなった。昨晩、NHKの「クローズアップ現代」を観て、その中で「NHK MUSIC SPECIAL選 坂本龍一プレイング・ザ・ピアノ」が再放送されると知った。1月5日の放送は観なかったので、今回はBDレコーダーで録画して、今朝観た。Blu-layディスクにダビングして、今はOppo BDP-103で再生したものを視聴しつつ、この文章を書いている。

上記の2番組は、今のところ、NHKプラスで配信されている。よかったらどうぞ。

小学校5年生だったか6年生だったか、友人がYMOのデビューアルバム(米国盤、LPレコード)を貸してくれた。YMOのファンになり、中学・高校時代にNHK FMでやっていた坂本龍一の番組は欠かさず聞いた。エアチェックもした。YMOの曲(エピローグ)を坂本がピアノで弾いたのを聴いて、コピーしたりもした(正確にはできなかったけれども)。インタビュー記事もよく読んだ。高校3年の受験シーズン、YMOの散開コンサートをNHKで観た。その時だけは、受験勉強もお休みだった。

坂本の言葉で印象に残ったものとして「シンセもタッチで音量を弾き分けられるから」といったものがあった。Prophet-5はタッチレスポンスのない鍵盤だから、翻訳すれば「アタックを遅めリリースを長めにし、音量を上げたい時は音量が上がるまで鍵盤を弾いて、上げたくない時は早めに鍵盤を離す」ということであろうと思う。シンセを弾き込んだ彼ならではだなぁ、と感心した。

指の動きが早くなくても、坂本はシンセの名手であったと、私は思う。

上記番組の中で坂本は、「退院して帰ってきて、そのたびに体力ががくっと落ちて、少し回復してきて、ちょっと作ってみたいなというような気持ちまで気持ちが回復したら、たくさんスケッチをね、書いて、作ってました。ピアノだったり、シンセサイザーだったり。あとその、やんなきゃいけない仕事もかかえていたんです、その間も。だから退院して、すぐそっちの仕事もやりつつ、やっぱ、自分のための日記のようなスケッチをしたのが、とても自分としては、薬になっているっていうか、よかったと思いますね」と語っている。

私は今、自分のためにシンセを弾こうという気持ちになかなかなれないでいるのだが、まあ、それはそれでいいかなと思っている。坂本のように「心の平安を求めて」音を出す日が、いつかまた訪れるだろう。

下のCDはまだ買っていないが、いつか聴いてみたい。

冥福を。

H2

2023/03/28

桜と青空

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今年は桜が開花してから曇天ばかりで、写真を撮ってもどうもすっきりしなかった。

やっと晴れたので公園に行って写真を撮った。

桜だと思うのだが、まったく咲いていない一角があり、そこはもしかしたらこれから咲くのだろうか、と期待している。

H2

2023/03/14

アルペジオを起動するノート(音符)を前にずらす

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シンセサイザーのアルペジエーターを使う際に、アルペジオを起動するノート(音符)をクォンタイズしてジャストにすると、出音がおかしいのではないかというのが気になっていた。とはいうものの、自分で的確な位置にノートを叩くことができるかというと、それは無理。

上のイベントリストは、クォンタイズしたノートでヤマハMOTIF-RACK XSの「2 Steel Strings」という音色のアルペジオを呼び出した時のものだ。Apple Logic Proに付属する「Drummer」で伴奏を付けたものが下の録音である。

Arpeggio Called by Quantized Notes

これはこれで、テンポが引きずられるわけではないので、聞けないほどではない。でも、ノートがクォンタイズされて正確に拍頭にあるということは、それがアルペジエーターで処理されて発音されるまでにどうしても処理時間が必要なはずなので、拍頭(はくあたま)で音が出ていない気は、する。

ということで、Logicで全ノートを処理対象にしてoptionキー+左矢印キーを何度かたたき、前にずらして(突っ込ませて)みた。

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その録音が下のものだ。

Arpeggio Called by Ahead Notes

こちらの方が、拍頭にちゃんと発音しているように感じるのだが、いかがだろうか。

次回に続く。

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2023/03/07

梅と桜を愛でる

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神社で、早咲きの河津桜が咲いているのを見付けた。その神社にはソメイヨシノもあり、そちらは毎年気にかけているのだが、河津桜は見逃すことが多く、美しく咲いているタイミングで楽しめたのは、今年が初かもしれない。

少し前になるが、その神社では紅梅も楽しんだ。梅はこんなに香り高いものなのか、と感じ入った。

春の訪れを喜んでいる。

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2022/12/19

また干し柿

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また柿をもらったので干した。甘柿だと思うので、干してもそんなに甘くならないだろうと思ったが、娘が生柿より干し柿の方が好きだというし、私もそうなので、とりあえず干した。

日光は弱いが、湿度が低いから、まあ干せるかも。

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2022/11/06

干し柿チャレンジその4

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干し柿チャレンジその3から1週間が経過し、もんでみて一つを選び、味見した。おいしかった。渋味は感じられなかった。娘に1つ選ばせて朝食で食べてもらい、父に送ろうと12個を選んだ。それが上の写真だ。

おいしいかどうかは食べてみなければわからない。そこが素人というやつである。

ゴミを出しに行って近所の人に柿をもらい、今回の干し柿チャレンジは始まった。思わぬ親孝行ができて、よかった。

干し柿というものが、こんなにおいしいとは知らなかった。私は美食家ではないが、和菓子洋菓子はけっこう好きで、それなりに食べてきた。干し柿の甘味は、それらの上を行っていると思う。干していない柿を含む、他の果物とも違う。

昨日、近所の人(最初にくれた人とは別)が袋にいっぱい、柿を持ってきてくれた。次郎柿で、そのまま食べても甘いのだが、やっぱり干した。

20221106b_persimmons

上の写真の右半分にあるのは1週間前に干した柿。左方にあるのが新たに干した柿だ。

幸せ。

H2

2022/11/02

幸せとは干し柿かも

20221102a_driedpersimmons

青空の手前に軒先の干し柿が揺れているのを見ると、何とも言えず幸せな心持ちになる。

上の写真は、10月23日に干して10日が経過した干し柿だ。2週間干そうかと思ったが、耐え切れず、食べることにした。とてもおいしかった。これ以上干すと、水分抜け過ぎかもしれない。抜いた方が保存性はよいだろうけれど。

10月30日の夜に干した、4分の1に切って串刺しにした干し柿を、ひと切れ食べた。まだ渋かった。最低でも1週間は必要ということだろうか。

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2022/10/31

食べたら渋かった柿

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いただいた柿のうち吊るせなかった2個を昨晩の夕食にいただいたのだが、1個は渋かった。4分割した1ピースを食べて渋さを発見し、残りの3ピースは竹串に挿して干してみた。

渋みが抜けることに期待。

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