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カテゴリー「エフェクター」の13件の記事

2017/03/27

SoundCloudに「歩いて話さない?」公開

SoundCloudに「歩いて話さない?(Walk and talk, should we?)」を公開した。Roland MKS-20のソロである。

昔作ったMP3ファイルは音質が良くなくて、DSFファイルがあったので、それを再編集してもうちょい音質の良いものを作ろうとしたのだが、どうにもうまくいかなかった。低域の成分が多過ぎて、それを削ると今度はノイズが浮いてきて、といった具合である。ディスクにCWPファイル(Cakewalkプロジェクトファイル)があったので、それを使ってMKS-20を鳴らして、再録音することにした。

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最初は2チャンネル引き回さないと、と考えたのだが、内蔵エフェクト(コーラス、トレモロ)を使わないのであれば、1チャンネルで十分で、その方がノイズが少ないかも、と考え直し、1チャンネルのみ引いてきた。

いろいろやってみたのだが、結局、MKS-20本体のイコライザーで低域を減らし、SPX2000のトレモロに通してさらに低域を削り、トレモロを少しかけ、tc electronicのReverb 4000でリバーブを付加し、dbx QUANTUMでノイズゲートを通し、EQで低域を削り、コンプをかけて音量を少し上げる、ということをした。何しろノイズが浮いてくるので困る。

やはりいいな、と思ったのがリモコンソフト。Reverb 4000のがこれ。
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そしてこちらが、SPX2000のリモコンソフト。
20170327a

dbx QUANTUMはリスニングポイントから手を伸ばせる位置に置いている。でも、Reverb 4000とSPX2000はそうでないので、リモコンソフトで操作できるのはとても助かる。パラメータの一覧性もいい。

なかなかいい音にたどり着けないけれど、少しずつでも練習していかねば。

H2

2017/02/03

エンハンサー「art nouveau X-594」を設置

art nouveauブランドのエンハンサー「X-594」をラックに入れて接続してみた。

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1990年代はエキサイターやエンハンサーが流行していて、当時の私は、BOSSのEH-50を買い、その後サンレコの広告につられてX-594を購入した。EH-50は中古販売店に売ってしまおうかと思ったこともあったのだけれど、ほとんど値がつかなかったので、まだ家にある。X-594は、最初から、売るのをあきらめていたような気がする。マイナーというか、ほとんど特注品の、おまけに廉価版であるからだ。当時、訪問して作ってもらった覚えがある。廉価版じゃない方のブランド名は、忘れた…。

エキサイターやエンハンサーは、元音を何らかの形で歪ませて作った高域(製品によっては低域も)を付加するもので、なまった音を元気にするのに使われたが、エキサイター臭さ、みたいなものもあった。技術の進歩であまり音がなまらなくなったため、2000年以降はすたれた。それでも、シンセのマルチエフェクターとかには残っており、PCMシンセでは時に重宝するエフェクターだ。

今回X-594を設置してみたのは、もともと22kHzより上の高域がない音に、X-594で高域を付加できるのではないかと考えたからだ。嘘の高域であると言えばそうなのだが、でもまあ、シンセ世界なわけで、嘘でもいいんじゃないかという気持ち。

Arturia Minibruteでノイズを、ローパスフィルターオープンで出した時のスペアナはこんな感じ。

20170203a

アナログシンセなので、上の方の32kHzや40kHzのバーにも音が出ているのがわかる。

これを、Fireface 800からセンドリターンしてX-594に通し、SELECTORスイッチを「HIGH」にして、ENHANCE MIXING LEVELを左に回し切ったのがこれ。

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低域が同じではないように見えるが、これはある程度揺れるものなので、ここでは無視。高域に関しては、まあまあ似たカーブを描いている。

ENHANCE MIXING LEVELを右に回し切るとこうなる。

20170203c

レベルが上がり、ハイが強調されていることがわかる。

SELECTORスイッチを「ultra HI」にしてENHANCE MIXING LEVELを右に回し切った状態がこれ。

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HIGHに比べると大人しい変化だが、それでも、右端の40kHzのバーがかなり上に行っている。

CDを聴いても、ハイがシャリシャリいうのが感じられる。32k、40kのバーを光らせることもできる。好みの問題だけれど、使ってみてもいいかもしれない。連続可変でちょっぴりかけることもできるわけだから。

H2


2016/10/20

MiniBruteをどこにつなぐか

作業机の右端にMiniBruteを置いている。これはけっこう象徴的な意味があって、会社の仕事ではなく、音楽をする机なのだ、というつもりである。

MiniBruteはMIDI信号で音量を制御できない。それをなんとかしたいと思っていろんなものにつないでみているのだが、なかなかこれといったセッティングができない。

落ち着きつつあるセッティングは、MiniBruteをSPX2000に入れるというものだ。これまで試した中では、これが一番スムーズな音がする。REV-XとSTEREO DELAYではcc11で出力レベルを変えられる。ただ、ペダルによって残響音のレベルも変わってしまう。DIST+DELAYでMASTERをMIDI制御するとその問題はなくなるが、DISTでローファイになってしまうのでダメ。

ということで、SPX2000を単なるボリュームペダルとして使い、リバーブを別途かける、という方法にしてみた。まあまあいける。SPX2000のSTEREO DELAYは、多少は入れられる。

FX500Bには、リバーブよりも前段でボリュームを制御する機構があるが、プチプチ言ってダメ。PCM90はペダル入力があり、バランスとかは変えられるが、原音のレベルを変えるのは難しい。A4000は入力レベルを変えられるが、プチプチ言う。JD-XAの入力はノイジーで使えない。Sub37、BassStation2、MEKなどを通すことも考えられなくもないが、そのためにキーボードスタンドを使うとなると、考えてしまう。

また、MiniBruteの音がひどく変わってしまうのもイヤだ。

ギター用のエフェクターの高度なものはスムースな音量変化が得られるのではないかと検討したりもしたが、MiniBruteの出力を44.1K/48kHzのデバイスに通すのも、どうも納得いかないものがあり、エフェクター購入は見送り中。

やっぱり、System-8かなあ…。

H2

2016/10/16

SPX2000をボリュームペダルに

MiniBruteのボリュームペダルをどうするかで悩んでいろいろつないでみたが、SPX2000に直結し、ペダルでcc(Control Change)を送ることで落ち着きつつある。

アナログペダルはスムーズでいいのだが、操作をMIDIデータ化できない。SPX2000だと、なんとかできる(2チャンネルに分けなければならないと思う。それはうっとうしいが)。同様のことをProR3でやってみたが、こちらはギザギザいうので不可。PCM90は、ドライレベルを変えることはできないようであった。

MiniBruteには音声入力がある。今はそこには800DVを接続している。MiniBruteからMIDI信号を送り、ProSoloを使って、800DVを弾けるようにしてみた。問題なのは、音程のスケーリングが完璧にはいかないこと。設定のやり方に問題があるのかもしれないけれど。

SPX2000をボリュームペダルに使うことの問題点の一つは、SPX2000のエフェクトの後ろにペダルが入ってしまうことだ。変である。スルーで使えばいいのだが、もったいない気もする。

セッティングってのは、難しいもんさね。

H2


2016/08/06

TC Reverb 4000購入

t.c. electronicのReverb 4000を購入した。オークションで12万円スタートで入札したのは私だけ。10万円代のが他で出ていて、それを横目に落札したが、それはそのまま終わり、ちょっと損した感もないでもない。

付属品なにもなし、であったが、TCジャパンのシールはあった。AES/EBUで接続し、音は出た。ドライバーを入れてUSB接続し、リモコンソフトも動いた。大したものだ。マニュアルはWebでPDFを入手できるので、特に不便はない。電源ケーブルは手持ちのものを適当に差し込んだ。

我が家のメインのオーディオインタフェースはFireface 800で、それにADI-8 DDなどを組み合わせ、3つのエフェクターをデジタル接続してみた。ヤマハSPX2000、TC Reverb 4000、Lexicon PCM90だ。SPXとReverb 4000は96kHz動作。PCM90は48kHz動作で、サンプリングレート変換をかましている。

で、Reverb 4000のリバーブを聴いてみたが、やはり、皮1枚、SPX2000やPCM90より良い気がする。SPX2000もPCM90もうっとりする音だが、皮1枚違うかなー、くらい違う気がする。いくつかのシンセの音を通してみたが、内蔵リバーブとはけっこう違うと思う。想像の向こうに広がるホールが違う、という感じだろうか。

エフェクター優先でつないだので、デジタルで接続できる音源は2台になってしまった。アナログ回線も、DVD/SACDプレーヤーのアナログマルチをFirefaceに立ち上げようかと考えていて、そうするとシンセの接続数が減るのだが、それはまあ、つなぎかえでカバーしようかなあ、と思う。

リバーブ、紙一重の差なんだけど、いろいろある。

H2

2016/01/14

dbx QUANTUM電池交換

dbxのQUANTUMを起動すると、チェックサムエラーだからハードリセットしろ、と言われるようになった。内部データが飛んでいるらしい。バッテリー切れか、ということになった。買ったばかりで壊れていたらやだなー、とも思ったが、マニュアルにはCR2032と書いてあったし、開けてみたらソケットだったのでさほど難しいことではなかった。

前面パネルのネジを2個はずす必要があって、その六角が合わなくて、100円ショップで買ってきたレンチも合わず、結局ラジオペンチで開け閉めして傷が付いてしまったが、まあ、売る予定はないからよしとする。

MR2000Sの前段は、MDX2000の方が自分らしい音がするような気もしないでもないが、QUANTUMはイコライザーがあるし、WAVで録音する場合にはデジタル回しができてそれがお気楽なので、このところ、それを使っている。出荷するのはどうせ44kHzのWAVだしなー、と思うと96kHz、24ビットのWAVで録音して、まあこれでいっか、と思うのだ。

マスタリングをする際に重要なのは、リスニングポイントからなるべく頭(耳)を動かさずに操作できることだと思っていて、その一等地に置けるものは限られている。パソコンのキーボードとマウス、AVアンプ、MR2000S、QUANTUMは一等地にある。DVD/SACDなどのプレーヤーも。

とりあえず、電池交換が無事に済んでよかった。無事に済まなかった機械もあるからなー。

H2

2015/12/18

MEQ-2000到着

InterMのイコライザー、MEQ-2000が届いた。電源を入れて「おっとっと」と思ったのはバックライトが暗いこと。写真では気付かなかった。とても見にくいが、見えないわけではない。我慢して使うことにする。

ADI-8 DDから96kHzのAES/EBUでMEQ-2000に信号を送り、48kHzに変換してS/PDIFでLexicon PCM90に送り、S/PDIFからADI-8 DDのAES/EBUに戻して96kHzに変換して戻すという接続。これによって、PCM90をデジタル接続で使える(アナログ入力がガリガリしているのでそれを回避する必要があるのだ)。PCM90を通した信号は48kHzになってしまうが、ご愛敬。基本はセンドリターンで使うが、MEQ-2000のイコライザーとコンプレッサーを積極的に使う場合はインサートでも使う可能性あり。PCM90を外せば、96kHzで回すことも可能だ。

やってみて思ったのは、PCM90はやっぱりいい、ということ。同じ音でもリバーブを変えるとかなり変わる。SPX2000も同等によいのだが、でもやっぱりPCM90の味もある。シンセの内蔵リバーブはそれはそれで重宝するが、でも、外部のものにしてみると、変わる。

これまで、Nord RackにはA4000のエフェクトをかけていたのだが、A4000は今回お蔵入り。外部リバーブはSPX2000とPCM90を使っていこうと思う。

ラックに機材を積む時は、上にあるものはすべて外しておろして、再構築することが多い。結局、それが一番楽な気がするからだ。E5000 Ultraを接続してちょっと弾いて、イコライザー欲しいな、ということで、YDP2006を押し入れから出し、E5000の後段に入れてみた。入力つまみに少しガリが出ていたが、使えないほどではない。これはけっこう当たりで、E5000の音をうまく変えられる。MEQ-2000などに回すより、専用で用意する方がすぐ手を伸ばせる。

Nord Rackは、今回は3と初代にしてみた。リバーブをかけるととてもきれい。2xもセットアップするかどうか考え中。初代と2xはモノ接続でもいいような気がしてきている。

シンセで曲作りたいな。短時間で作れるよう工夫をしていかないと。

H2

2015/12/17

dbx Quantum接続

dbxのQuantumを机のラックに入れ、接続して音を通してみた。接続は、いつものことだが、やらねばわからんものである。

ADI-8 DDからQuantumへAES/EBUで入れてみたが、この方法だと、96kHzは動くのだが、44.1kHzでは動かないことが判明。ADI-8 DDの設定をいじれば動くのかもしれないが、面倒になり、Fireface 800のS/PDIFをQuantumに接続した。これだと、44.1kHzでもOK。Sound Forge Audio StudioでASIOドライバ経由で出力すると、異なるクロックのファイルを再生した時に自動追従してくれるので手軽だ。Fireface 800のS/PDIFはこれまでAVアンプに直結していたが、それはあきらめた。192kHzのデジタル送りができなくなるけれど、まあ、それを使うかというと疑問だ。

QuantumからFireface 800へクロックを送ってみたが、Quantumはデジタル入力を選ぶとインターナルクロックで動かなくなることが判明。Quantumをクロックマスターにできるのは、Fireface 800からQuantumへアナログで信号を送る場合のみだ。ん、まあ、これはこれでしょうがないかも。

音であるが、MDX2000を通した時の「いいじゃん」的なものはない。MDX2000は「通すと音が良くなる」的な名機かもしれん。コンプレッションかけた時に、うまく歪が入っているのかもしれない。

一方で、Quantumは、とにかく音がでかくなる。音量に差があるソースを代わる代わる再生して、音量差が感じられなかったりする。細かく追い込む機能も満載。問題は使いこなしなんだろうなあと思う。でも、通すと音が良くなる機械かというと、音に魅力がないというか、色付けがないというか、あっさりしたものだとも言える。

現在のセッティングでは、Fireface 800からAVアンプへの接続は、QuantumとMR-2000Sを通すもののみとなった。でもまあ、普段からこれで聴くのがいいのかなとも思う。Quantumにはバイパスボタンもあるわけだし。

通常のリスニングに使う経路としては、Realtekの光出力をAVアンプに直結してあって、これはこれで便利(5.1chも通る)。また、WAVファイルはAVアンプのUSBメモリーにコピーして聴くことが多いし、DSFファイルなどはMR-2000Sにコピーして聴くことが多い。

シンセを弾く時に、Fireface 800から直結していると、音が小さくて困ることがあった。AVアンプのボリュームを大きくせねばならず、冷却ファンが回ることもあった。Quantumで上げて鳴らす方がいいのかもしれない。また、シンセの音を即録音できる状況をキープするのも、意外といいかもしれない。

H2

2015/12/16

dbx Quantum更新

dbx Quantumが届いた。電源が入ることを確認し、信号を通すことなく、バージョンアップを始めた。届いた時のバージョンは1.11だったと思う。dbxのサイトに1.50があったので、それを入れようというわけだ。

Windows 10パソコンでFirefaceのMIDIインタフェースを使おうとしたが、セットアッププログラムをWindows 10にインストールできない。しょうがないのでWindows XP機を起動。MIDIインタフェースはUM-1EXを用意した。ドライバーを入れる時の挙動が妙で、入れてもアプリがMIDI出力を認識しない。SD-90を通常のセットアップからひっぺがして接続し、試しても同じである。

通常Windows XP機はリモート接続で使っているのだが、それがいけないのかもしれないと考えて、ディスプレイとキーボードとマウスをWindows XP機につなぐ。床に各種機材が雑然と置かれた状況になる。これでなんとか更新を始めることができたが、MIDIでバイナリを送っているので進みはゆっくり。家事のために席を外す。

戻ってみると、Quantumの表示にチェックサムエラーのメッセージが。買ってすぐに壊したかと思ったが、書かれている通りにハードリセットして内部のプログラムを初期化したら起動した。ほっ。

入札する前に、説明書をWebでゲットできるかどうかを確かめるのはけっこう重要だ。Quantumの場合、日本語と英語のPDFを事前に落としてざっと読んだ。今回は、日本語の紙のものが付いてきて、これはこれで電車の中で読むことができて、なおかつ自分で印刷する必要がなくてありがたいが、ある程度時期が経つと紙はどこかに行ってしまい、PDFが頼りになる。そんなわけで、PDFが入手できるかどうかを確かめるのは、入札する前のお約束と言ってよい。

電車の中で紙の説明書を読み始めたが、じっくり読むと細かいところに重要な記述があり、時間をかける必要があると思った。

当初はパソコン側からはデジタルで送り、レコーダーへはアナログで接続、と考えていた。でも、読んでいるうちに、パソコンからQuantumへの接続はアナログとデジタルの2系統用意し、レコーダーへの接続もアナログとデジタルの2系統を用意した方がよいのではないかと考えるようになった。TypeIVコンバージョンとTSE(Tape Saturation Emulation)を使えるのは、アナログ入力の場合だけだからだ。レコーダーの方は、デジタル入力が使えるのはPCM録音の場合だけなので、やはり両方用意する必要がある。

いろいろできるということは、いろいろしなければならないということで、面倒になってくるとアナログに回帰したくなるのだが、アナログ機材の問題は、たくさんつなぐとノイズが気になるのと、場所を取ることだよなー。

Quantumは1Uで、ディスプレイの文字が小さい。ソフト作ってMIDI制御した方が楽かな、とちょっと考えている。コントロールチェンジを送る汎用のMIDIソフトを作れば、QuantumとMEQ-2000の両方で使えるかもしれない。時間があればなー。

Quantumには「99」と書いてあった。1999年というと、RD-8を2台にしてバンド録音をしていたころだろうか。マスタリングコンプレッサーとして使っていたのはDS2416で、今思うと、レベルを詰め切れてなかったように思う。でも、当時は、DA-30が壊れていて、新しいマスターレコーダーとマスタリングコンプレッサーを買う気持ちになれなかったんだろうなあ。

1999年製の機械を今更買うというのはどんなもんかという気もするが、でも、当時は買えなかったわけだから。

世の中プラグイン化が進み、シンセもアウトボードも安くなった。

私自身は、1995年ころはSonic Foundryのものとかをけっこう買ったけれど、それ以降、プラグインにはあまりお金を払っていない。なんでそうかというと、ソフトウエアは長い期間使えないことが多いと思ったからだ。SoundForgeはオーソライズできなくなって買い直した。TCのリバーブプラグインも、バージョン2がなぜかオーソライズできなくなった。バージョンアップ料金を払い続ければいいんだろうけれど、だったらハードウエアの方がいいのでは?と思ってしまう。あと、ソフトウエアは転売できない。

プラグイン化が進んだ理由の一つに、トータルリコールができる、協力者とソフトを合わせておけばプロジェクトを渡せる、といったメリットがあるのかもしれない。でも、私の場合、協力者がいるかというと、うーむである。それほどアクティブに活動できているわけではないから。人とペースを合わせて活動するのは難しい。

DAWに録音する、というのも、極力避けたいなー、と思う今日このごろ。MIDIデータで作って一発ミックス一発マスターという、昔やっていたプロセスでやってみたい。ピアノを録音した場合はどうするか、というのはあるけれど。まあでも、引退するまでは、ピアノを録音する時間はないかもしれない。

引退も、いつにしようかと考えるくらい、近くなってきた。

H2

2015/12/14

dbx QuantumとINTER-M MEQ-2000を購入

オークションでdbxのQuantumとINTER-MのMEQ-2000を落札した。Quantumは3万5000円+送料1280円。MEQ-2000は1万5000円+送料3000円。他に振り込み手数料が432円×2。

MR-2000Sを入手して、その前段にMDX2000をつないだのはいいのだが、イコライザーが欲しくなった。以前はヤマハのYDP2006を使っていたのだが、これは48kHz動作で、せっかくFireface 800を96kHzで動かしているのに、マスターレコーダーの前に48kHz動作のイコライザーを入れるのは気が進まない。プラグインのイコライザーを使えばよいのだが、それだと、一度WAVにしないといけない。うーむ。ということでイコライザーを物色した。

アナログのイコライザーも魅力的だが、今回はデジタルものを選んだ。Finalizer 96kは候補で、中古屋さんにもオークションにも出ていたのだが、ちょっと高い気がして、ネームバリューで劣るQuantumに狙いをつけた。ネットで見る限り、けっこう評判よかったし。Quantumが落とせない場合に備え、MEQ-2000も狙った。

で、どちらも、入札したのは私だけでした。まあ、それが一番気持ちよいのではないでしょうか。

MDX2000を外して、その位置にQuantumを入れてみようと思っている。FirefaceからQuantumはデジタルでつないで、QuantumからMR-2000Sはデジタルとアナログの両方にして、選択して使おうかと考えている。QuantumからFireface 800へクロックをフィードすることも考え中。

MEQ-2000は、ADI-8 DDからAES/EBUで音を送り、サンプリングレートを48kHzに落としてPCM90につなぎ、ADI-8 DDに戻すことを考え中。PCM90はアナログ入力がガリガリしているが、こうすれば回避できるはず。全部が48kHzになってしまうのはしのびないが、リバーブのセンドリターンが48kHzになるのは許せる気がする。あと、リバーブの前段にEQとコンプがあるのは、悪いことではないと思う。

QuantumからMDX2000を通してMR-2000Sというのも考えられるのだけれど、これをするとなると、机のラックにあるCD/SACDなどのプレーヤーを置けなくなる。今は机のラックは、左側がAVアンプで、右がMR-2000S、MDX2000、CDプレーヤーなのだ。

これまで、ADI-8 DDのAES/EBU出力(96kHz)に接続できる機器はSPX2000しかなかったが、今回2個増えた。マスタリングの選択肢が増えて、面白い。老後の楽しみかしら。

H2

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