スズキ歴史館を見学
浜松のスズキ本社に併設された「スズキ歴史館」を見学した。1階はショールームを兼ねており、現行車種に乗れる。もっとも、ショールームなのでエンジンをかけたり動かしたりすることはできない。バイクにまたがってみることもできる。最新のレーサーレプリカ、GSX1100S刀(たぶん)、子供向けモトクロッサーである。モトGPマシンはまたがってはいけない。
2階は歴史解説で、織機から始まり、昔のバイクがあり、昔の車があり(上の写真は1955年発売のスズライトSS)、船外機があり、シニアカーがあり、といった具合である。3階では3D映像で工場見学ができ、製造工程に関する実物説明がある。ロボットが動く姿は迫力があった。工場一覧を見て、うちの車は磐田で作られてるんだ、と思ったりもした。浜松の航空写真を床に敷き詰めた展示も、浜松で少年期を過ごした私としては楽しかった。
みやげにGSX1100S刀のプラモデルを買った。500円である。
子供のころにはプラモデルの組み立てをやっていたが、40年以上前のことであり、プラモデル自体も変わったし、自分は老眼を抱える身となってしまった。通常は1.0くらいの老眼鏡を使っているのだが、2.0でもなかなか見えない。特に、黒いパーツに黒いパーツをはめる、とかいうのになると、まったく見えない。パーツは細かく、間違った力をかけると曲がったり折れたりする。上の写真は1時間弱苦闘して組み立て終わった様子だが、いくつかのパーツは付けられなかった。バックミラー(左右)、ブレーキペダル、変速ペダル、センタースタンドである。シールは、組み立て中に貼れと指示があったメーターだけは貼ったが、他は力尽きてやめた。
プラモデルを組み上げるのも、技術であるなぁ。
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