Roland MV-30とHxC Floppy EmulatorのためにWindows XP
Windows XP機を床に広げ、フロッピー・ディスク(FD)を読み込んでHxC Floppy Emulatorのためのイメージを作る、という作業をした。
Windows XPが必須というわけでは多分なく、従来型のフロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)がないと困るということなのだが、現在メイン機としているZ390-AにはFDDのインタフェースがない。昔のマザーボードを使うしかないし、昔のマザーボードを持つ自分用のパソコンで稼働可能なものは、Windows XPのものしかないということだ。
以前MV-30用に作ったMS-DOS FDを読み込んでHxC用のイメージファイルを作り、それをSDカードに入れてMV-30で読み込ませてみたが、なかなかうまくいかない。「Not MS-DOS Disk」みたいなエラーになる。
せっかく環境を整えたので、MV-30の1.08と1.091、以前のオーナーがくれたFDの1.0(?)もイメージを作った。1.0はうまくいかなかったが、1.08と1.091は、そこから起動できた。HxCのWebサイトかどこかで入手したMV-30のイメージは、1.08でも1.091でもない、ということがわかった。1.08と1.091はFD内に格納されているティンバー8種の中にMT-32互換のものを含むのだが、HxCで入手したものは、それがGS互換になっていたからである。いろいろあるなぁ。
いろいろ試しているうちに、一度だけ、MS-DOS FDを認識したことがあった。何かワークアラウンドがあるのではないかと探したが、見付からなかった。
MS-DOS FDのイメージ自体はできているのだが、MV-30が、FDが交換されたことを認識していないのではないかと思う。
ということで、MV-30は、起動FDで動かすことはできるし、そのFDにデータを保存することもできるが、FDの交換ができないので、他のFDにあるファイルを持ってくることはできないし、MS-DOS FDにSMFを読み書きする機能は使えない、という状態になった。とりあえずこれでよしとしよう。
せっかくWindows XP機を出してきたので、CDXtractをインストールした。
私が購入したバージョンは3.6で、このバージョンについて言えば、新しいWindowsでは(新しいドライブでは?)うまく動かない。動いたのでほっとした。サンプリングCDはS6000で直接読み込むことが多いため、使用頻度が高いソフトではないが、動かせる状態にあると思うとうれしい。
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