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カテゴリー「Sonicware」の11件の記事

2023/10/12

Sonicware LIVEN 8bit warpsを購入

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Sonicware「LIVEN 8bit warps」を購入した。1万8000円(送料含む)。

LIVEN 8bit warpsは、LIVENシリーズの最初の製品である。8ビットの波形メモリー方式で、6音ポリフォニック。その後に出たLIVEN XFMはFM音源の4マルチティンバー、LIVEN BASS&BEATSはドラム+シンセ1パートであったが、8bit warpsはモノティンバーで、その代わりといっては何だが、4トラック(内部音源から録音する3トラックと、外部から録音する1トラック)のルーパーが付いている。

2023年夏(たぶん)にバージョン3が出て、それに合わせてドラムサウンド29種のシステムエクスクルーシブ・ファイルが配布された。今回入手して、OSを3.0.76に更新した。最も信頼がおけると思われる、Fireface 800とMIDI-OXを用いた。その後、ドラムサウンド29種を一つひとつ送信してM100~M128に保存し、MIDIでバックアップを取った。バックアップ・ファイルは「1,487,274 バイト」になるはずで、そうならなかったらMIDIバルク通信のエラーである。

20231012b_1487274bytesreceived

大丈夫ではなかろうか、と思う。

ドラムサウンドを使った例を一つ。

LIVEN 8bit warps Drums Example

追加されたドラム音の中から「KICK1」「SNARE1」「HAT1」を選び、キック1を4つ打ちにした1小節パターンを作ってルーパーのトラック1に録音し、スネアを2と4に入れたパターンを作ってトラック2に録音し、ハットを入れたパターンを作ってトラック3に録音し、その3トラックを同時に再生し、つまみで音量バランスを変えながらコルグMR-2000Sに録音した。最後のキックの音に終わり感を出すため、そこだけは取り込んだ後にリバーブをかけた。

LIVEN 8bit warpsはシングルティンバーのモジュールなので、ドラムトラックを作るのに向いているわけではない、と思う。でも、やろうと思えば、いろいろな方法が考えられるだろう。

「サウンドロック」を使う方法を知りたくて、英語の動画を観た。PRM LOCKをオレンジ色に点灯させればよい、らしい。その例がこちら。

LIVEN 8bit warps Sound Lock Example

キックの4つ打ちの裏に、スネアらしきものを入れてみた。これはルーパーを使っておらず、パターンを再生しているだけである。面白い。

ソニックウェアのシンセは、いずれも、個性豊かというか、クセがあると感じる。そこが面白く、触っていると時の経つのを忘れる。大したものだ。

H2

2022/11/11

Sonicware LIVEN Bass & Beatsを購入

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Sonicwareの「LIVEN Bass & Beats」を買った。2万円。

発売された当初は新品でこれくらいの価格であったと記憶している。だったらその時に買っておけよ、ということだが、躊躇している間に2万4800円に上がり、今回は、その2割引き程度の水準であるが、中古が出てくることがあまりないので、買っておくことにした。

まずは音をいくつか。

LIVEN BnB Preset Pattern Bank1 1-16

プリセットパターンの1~16を連続再生し、1に戻ったところで停止した。録音して、低域が豊かだと感じた。クラブとかの身体を揺らすタイプの音響設備で鳴らすにはこれくらいあった方が都合がよいだろうけれど、録音する際はこれほどまでに低域があると音量を上げられない。dbx QuantumとOzone 9で、低域をかなり減らした。LIVEN BnBのプリセットパターンは、バンク2にもある。バンク3から空白になっているようだ。

LIVEN BnB Preset Patch Bank1(Growl)-1 "Wubb Wubb"

LIVEN BnBはベースとドラムの2パート構成で、外からMIDI信号を送った場合、チャンネル1でベース、チャンネル2でドラムが鳴る。ここでは、Arturia KEYSTEP 37からベースのプリセットの最初にある音「Wubb Wubb」を弾いた。ベースといっても上の音域が鳴らないわけではないようで、普通に弾けそうだ。今回は、KEYSTEP 37のつまみでcc#35を送ってビブラートをかけた。ELZ_1はこういうことができなかったので、LIVENは助かるなぁ、と思う。録音の最後ではピッチベンドで1オクターブ落としている。

LIVEN BnB Preset Kit Bank1-1 "EDM 1"

KEYSTEP 37の鍵盤でドラムキットを弾いたもの。KICK1、SNARE 1、HAT 1を叩き、最後の音だけ、KICK 1とKICK 2を叩いた。メトロノームを聞くこともなく手弾きしたので、下手なのは赦していただければ幸いである。

Sonicwareのシンセは、ELZ_1LIVEN XFM、LIVEN BnBと買ってきた。良い音、独特の音を持つシンセだと思う。感服している。

MacBookと組み合わせて、モバイルセットを組むのも面白いかもしれない。MacBookのヘッドホン端子からLIVEN BnBのライン入力に線を張ると、左上のツマミで、BASS、DRUM、LINE INの音量とエフェクトセンドを調整できる。LIVEN XFMより使いやすそうだ。

LIVEN BnBの鍵盤はベロシティを検知する機構を持たないけれど、veloというツマミ(shiftボタンを押しながら回す必要がある)を使うと、発するベロシティを設定できる。悪くない工夫だと思う。

H2

2022/08/14

Sonicware LIVEN XFMで「みんなで読経」

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上の譜面は冒頭部である。通常、左手でドをたたくことが多いのだが、今回は新たな試みとしてドとレをたたいてみた(笑)。これでも、少しは工夫しているのだ。

Chanting Sutras Together

昨晩LIVEN XFMを弾いていて出てきたのが上の譜面のテーマである。LIVEN XFMは4パートあるので、トラック2にバスドラムを用意してそれを追加。今日はトラック1のエレピを最後まで作り、バスドラム、ベース、スネアの順に足していった。ベースは「1←→2」つまみを動かし、そのデータをCakewalkに録音した。異様な音が出ているところがあるが、偶然のもたらすものということでお許し願いたい。

LIVEN XFMのエフェクターはSDELAY。Eventide Eclipseの「Reverb 8」を少し強めにかけた。

今回は、すべてLIVEN XFMの鍵盤を弾いた。ベロシティ不要と思ったし、幅広く使う曲でもないと思ったから。LIVEN XFMの2オクターブはF~Eで、「よくぞこの形にしてくれた」とC調な私は思う。

H2

2022/08/08

Sonicware LIVEN XFMなどで「LIVEN XFMがやってきた」

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LIVEN XFMのエレピとEnsoniq TS-12のドラムスで1曲。

LIVEN XFM Comes!

夕食後にLIVEN XFMを弾いて1曲。本体の鍵盤で一定のベロシティで弾いた方が良いような気がして、TS-12でベロシティを一定にして弾いた。TS-12にはそういう機能があるんだよね。大したもんだ。カットオフのコントロールチェンジは後で追加した。ドラムスはTS-12の「STRAIGHT-GM」のエフェクトを切ったもの。打ち込んだ後でRoland MX-1のディレイを8分音符でかけた。全体にEventide Eclipseの「Reverb 8」を薄くかけた。

Cakewalkで作った簡易な譜面を下に示す。左手は「ド」だけです。

ダウンロード - 20220808a_livenxfmcomes.pdf

H2

Sonicware「LIVEN XFM」を購入

20220808a_sonicwarelivenxfm

Sonicware「LIVEN XFM」を購入した。1万7500円+送料1180円。

このシンセは以前は1万9800円で新品が売られていたのだが、円安のためか2万4800円に上がっていて、買い時を逸したかと思っていた。中古だと新品の半額になってほしいなぁという気持ちがあって安くなるのを待っていたのだが、どうも安く出てきそうにないし、今回のブツは約2000円のACアダプター付きであったので、買ってしまった。バージョンは古かったので、最新の2.0.43に更新した。

音を一つ。

LIVEN XFM BANK1-7 "Electric Piano 1" with "SEND DELAY"

プリセット音色「Electric Piano 1(EP.1)」に、内蔵の「SEND DELAY(S.DLY)」をかけたもの。サスティンペダルのMIDI CCは受けてくれないので、ペダルを踏むことはできない。録音して気付いたのだが、どこぞでよく歪む。内部で歪んでいる可能性もある。FMピアノの音がしっかり出ているが、6音ポリでもあり、こういう使い方に向くとは思えない。

LEDの文字表示は4文字分で、音色名があるのはよいことだが、かなり短くせざるを得ない。MIDIチャンネルは、トラック1から4がチャンネル1から4で、アクティブトラックはチャンネル6だ(設定で変更できる)。

音色は保存できる。また、パターンも保存できる。

パターンを初期化してそこからプリセット音色を弾くには、シンセのモードを「LIB」にして、BANKつまみとSOUNDつまみで音色を選ぶ(つまみは「LATCH」から「JUMP」に切り替えた方が私としては使いやすい)。エフェクトは、タイプを「OFF」以外に設定した上で、トラックのセンドレベルを適切に設定し、エフェクトのSPEEDとAMOUNTを適切に設定する必要がある。センドディレイの場合、SPEEDつまみがディレイタイムで、AMOUNTつまみがフィードバックのようだ。

MIDIのベロシティとピッチベンドは受けてくれるが、cc#1は受けない。ccの並びは独自仕様である。つまみに「velo」があるが、これはベロシティの受け具合を調整するものではなく、LIVEN XFM本体の鍵盤を押した場合に、どのベロシティを出すかを調整するものであるようだ。この鍵盤は速度を検知するタイプではないので、つまみで調整できれば役立つかもしれない。

このシンセを買った理由は、6音ポリとは言え、4マルチティンバーのFM音源をこの大きさで持ち歩くことができれば面白そうだと思ったからだ。家で使う際も、他のブツと並べるには好適だろう。内蔵スピーカーも、持ち出し時には役立つだろう。

USB端子はないが、オーソドックスなMIDI端子があるのは、私にはとても嬉しい。

ローカルオン/オフがあるともっとよかったのだが、まあ、MIDIケーブル抜けばいいか。

H2

2022/01/08

Gakken nsx-39 Pocket Mikuで「愛しのパンフルート」

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モバイルセット検討第3弾で、押し入れの中から学研「nsx-39 Pocket Miku」を出してきた。USB給電で動くし、出力がミニステレオフォンなので、それをSonicware ELZ_1に入れてエフェクトをかけたら面白いのではないかと思ったからだ。

Dear Pan Flutes

nsx-39はマルチティンバー音源で、MIDIチャンネル1はミクだが、2以降はGeneral MIDI互換である。ELZ_1のキーボードからLogicにMIDIデータを送り、Logicでnsx-39のチャンネル2にプログラムチェンジを送ってパンフルート(ゼロ始まりの75番)を選んだ。ELZ_1でディレイをかけてMIDI録音し、MR-2000Sに流し込む段階でLexicon PCM 90の「P0 1.6 Deep Verb」を加えた。パソコンに取り込んでから、最後の部分にフェードアウトを入れた。

1993年に打ち込みを始めたころ、メロディにパンフルートを使うことが多かった。素敵な音で、ボーカルっぽさも少しある。でも、パンフルート音色の独奏は、これまでしたことがないと思う。

nsx-39を持ち出すには、nsx-39用のUSBケーブルを付ければよさそうだ。USB端子がELZ_1およびH5とは違うからだ。nsx-39の使い方を忘れてしまったから、自分が昔書いたものを読み直そう。

H2

2022/01/07

Sonicware ELZ_1用に変換名人「USB-M5H/CA20」を購入

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変換名人の「USB-M5H/CA20」を購入した。送料込みで230円。

Sonicware ELZ_1のページをつらつらと眺めていて、USB変換ケーブルのリンクがあり、それをクリックしたら通販サイトのページで、思わぬ安さであったため、店頭で探すより良いと思って購入した。

このケーブルをELZ_1のUSB端子につなぎ、「USB MIDI」を「MIDI HOST MODE」に設定すると、ELZ_1がUSBのホストとして動作する。

20220107b_sonicwareelz1usbmidihostmode

KORG nanoKEY2、nanoKEY Studioのキーを叩いてELZ_1を鳴らすことができた。ローランドのUM-1EX、UM-2G、UM-ONE MK 2で、MIDIの入出力ができた。

20220107c_rolandusbmidiinterfaces

どれを使う場合も、MIDIインタフェース側の動作モードの設定には注意が必要である。UM-1EXとUM-2Gの場合は、「ADVANCED DRIVER」を「OFF」にする必要がある。UM-ONE MK 2の場合は「COMP」ではなく「TAB」側にする必要がある。UM-2Gは2ポートのMIDIインタフェースだが、ELZ_1に接続した場合、使えるのはポート1だけである。

これまでELZ_1を、USBデバイスとしてWindowsパソコンにつないで使ってきたが、UM-1EXを使ってヤマハMONTAGEのMIDI端子につないで使うというのもありかな、と考えている。そうすると、MONTAGEのユーティリティ設定画面で「MIDI」を選択すれば、パソコンでMIDI信号のルーティングをすることなく、MONTAGEでELZ_1を弾ける。シーケンサーを使う場合は「USB」を選択すればよい。

ELZ_1、面白いシンセである。

H2

2022/01/06

Sonicware ELZ_1で「シンセを背負って」

20220106a_sonicwareelz1withmacbook

家でシンセを弾くのはもちろん好きなのだが、外泊せねばならぬこともないとは言えない。その際に何を持っていくかは、ずっと考えてきた。今回、ELZ_1を入手したので、ELZ_1を持ち出すとどうなるかを昨晩考え始めた。なかなかよさそうだったので、昼間になって試した。

MacBookは持っていくとして、それ以外にELZ_1を持っていくとしよう。ケーブルは、ELZ_1のUSB給電ケーブルとUSB-MIDIケーブル、それから、MacBookのライン兼ヘッドホン出力からELZ_1のAUX INへのミニステレオフォン~ミニステレオフォンケーブルの3本が必要だ。これだけで、ELZ_1の内蔵スピーカーでELZ_1を弾くことができ、ELZ_1の内蔵スピーカーでMacBook上のソフトシンセを弾くこともできる。

やってみてやっぱり良いなぁ、と思ったのは、スピーカーで弾けることだ。イヤホンで作業するのとは違う。とにかく楽である。モノラルスピーカーなので仕上げはできないが、打ち込み時であれば問題ない。

イヤホンはいらないかと思ったが、そうもいかなかった。LogicでメトロノームとELZ_1の音の両方を聞きながら打ち込む際、ELZ_1のスピーカーからクリックを出すのではクリックが小さくて聞こえない。その際は、イヤホンでクリックを聞き、スピーカーでELZ_1の音を聞くとだいぶ楽になった。

ELZ_1で「うげげ」となったことの一つは、ローカルオフがないことである。これはけっこう困る。ソフトシンセの音を入れた後にELZ_1の音を重ねることはできると思うが、逆はできないのではなかろうか。ローカルオン/オフをぜひ付けてほしい。

「うげげ」二つ目は、LogicでMIDI録音をした際に、ところどころでノートオフが入らず、音符がやたらと長くなる現象が見られたことだ。ピアノロールで短くしたが、こんなこと、本来はしたくない。でも、電源を入れる順番や接続するタイミングで異なるかもしれないので、今後も研究したいと思う。

ELZ_1で嬉しいことの1番目はスピーカーで、2番目は鍵盤が3オクターブあることだ。これまで使ってきたnanoKEY Studioは2オクターブである。2と3では大きく異なる。和音を探しやすい。ベロシティ一定でcc#1も送れないが、そこは割り切って、それなしで作れる音楽を作ればよいだろう。

ELZ_1用にACアダプターを持ち運ばなくて済むのも嬉しい。

モバイルセットで打ち込み、Fireface 800などを接続してMR-2000Sに録音してPC上で音量上げをしたのが下の曲だ。

Backpack Your Synthesizer

ELZ_1のプリセット「004 Sandy Icicles」独奏。押し続けると2回アタックがあり、2回目は1回目より1オクターブ下(たぶん)の音が鳴る。Logicに主題を打ち込み、その後は展開を少しずつ打った。最後のリタルダンドを除き8分でクォンタイズをかけた。エフェクトは内蔵のものはそのままで、Lexicon PCM 90の「P0 1.4 Rise'n Hall」を追加した。

ELZ_1の重要は「約1297g」であるそうな。他に持ち運ばなければならないものがケーブル3本とイヤホン、MacBookとその電源とマウスとマウスパッドくらいか。まあ、許容範囲だろう。

H2

2022/01/04

Sonicware ELZ_1で「古都」

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下の録音を聴くと、上の譜面のように思えないかもしれないが、上の譜面を演奏した。スローアタックは、かくも面倒なものであるなぁ。

Ancient Capital

ELZ_1のプリセット「012 Harmonic Wall」独奏。MIDI録音をし、最後のリタルダンドを除き4分音符でクォンタイズ。レコーダーに送り込む段階でLexicon PCM 81の「P2 1.5 Spatial Hall」をかけ、ELZ_1のエフェクトを控えめにした。パソコンに取り込んで音量上げをした後に、最後の音をフェードアウトさせ、KORG MDE-Xのリバーブをかけた。それがよかったかどうかは謎。

ところどころで雑音が聞こえるのだが、それが、ELZ_1の内部で出たものなのか、後段で混入したものであるのかは不明。昔のレコードを思い出して、御甘受いただければ幸いである。

年末に京都、奈良、三重に行った。40年以上も前に訪れたところがいくつかあり、記憶のままの部分もあり、記憶と異なる部分もあった。

H2

2021/12/22

Sonicware ELZ_1で「2声のマーチ」

20211222a_2voicesmarchmemo

ELZ_1の試し弾きをしていて、この音色とフレーズは、曲に仕立てて保存しよう、と思って譜面に書いた。

2 Voices March

ELZ_1のプリセット015「8bit Star」独奏。ただ、MIDI打ち込みをして、MR-2000Sへの録音をする段階で、リバーブの多さが興を削ぐ気がして減らした。手弾きなのでゲートタイム(音の長さ)が揃っていないのだが、それはそれでいいか、と考えることにした。

PSG(Programmable Sound Generator)という言葉があったっけなぁ。

私は、小学生のころに古本屋で「ラジオの製作(ラ製)」や「初歩のラジオ(初ラ)」を買い、次にCQ Ham Radioを書店で買ってきて読むようになった(CQ Ham Radioは当時380円で、圧倒的な安さを誇っていた)。TK-80やらベーシックマスターやらAppleやらGrapeとかの情報を読み、PC-8001が出てFM-8が出てPC-8801が出てPC-9801が出て、といった風に世の中は動いていったわけだが、ラジカセやらエレクトーンやらシンセやらにお金を注いでいたため、初めて買ったパソコンは東芝のMSX2だった。

ヤマハが出していたMSX用の音源とシーケンサーソフトを使いたかったのだが、東芝のパソコンでは動かなかった。がっかり。後にヤマハのMSXの安いのを買って動かしたのだが、それにはFDDがなく、あまり使う気になれなかった。

大学を卒業する少し前の1987年に、親にねだって買ってもらったパソコンは、PC-98LTだった。留学先にプリンターと共に持っていきたかったからである。音楽にはほど遠いマシンだ。

パソコンで音楽の打ち込みをするのは、1992年末にDELL 466DEを買ってCakewalk Professional for Windowsを動かしてからだ。音源はローランドSC-33。

大学時代(1984年から1989年)に、PC-9800シリーズまたはMacintoshで打ち込みを始めていれば、人生違ったかも、と思うことがある。

渋滞にはまると、この道の選択は誤っていたと考えるのだが、実は、他の道を選んだらもっと渋滞したかもしれない。人生もそれと同じ。選ばなかった道をうんぬんしても、得られるものはないだろう。

H2

 

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