Polyphone Soundfont Editorをインストール
前回の記事で触れたDropZoneは、一つのWAVファイルをドロップするとそれを演奏できるが、複数のWAVファイルを鍵盤に振り分ける機能はない(たぶん)。ただ、SFZファイルをドロップすることはできるので、複数のWAVファイルを鍵盤にマップしたsfzファイルを作り、それをDropZoneにドロップすればよいのではないか、と推測している。
SFZファイルを作るために、「Polyphone Soundfont Editor」(ダウンロードはこちら)をインストールした。上の図は、CHOIR.WAVを開き、CHOIRという「インストゥルメント」と「プリセット」を作った様子である。キーオフした瞬間に音がぶちっと切れるのが困るので、「Vol env release(s)」を「0.5」にした。0.5秒ということだろう。
Polyphneのファイル保存形式はSF2で、SFZを作るには「エクスポート」をする必要がある。プリセットがない状態だとSFZは作れない(SF2は保存できるようだ)。
SFZファイルはテキストファイルである。上の例だと、下のテキストになる。
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// Sfz exported from a sf2 file with Polyphone
// Name :
// Author :
// Copyright :
// Date : 2022/10/18
// Comment :
<group>
lokey=0 hikey=127
loop_mode=loop_continuous
ampeg_attack=0.001
amplfo_freq=8.176
fillfo_freq=8.176
pitchlfo_freq=8.176
fil_type=lpf_2p
cutoff=19913
<region>
sample=samples\CHOIR.wav
pitch_keycenter=60
pan=0
ampeg_release=0.5
offset=0
end=109965
loop_start=63886
loop_end=109087
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Soundfontって、奥が深いのね…。
Polyphone Soundfont Editorは、一応、MIDI鍵盤で弾きながら調整ができる。私のニーズには合致している。ただ、反応はにぶい。何か対処法はあるんだろうか?
H2