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カテゴリー「VCV Rack」の4件の記事

2022/11/27

Roland INTEGRA-7のディレイをVCV Rack Freeにかける

20221127a_rolandintegra7monodelay

飽きが来たらシンセの配置を変えるようにしている。飽きが来たといっても、飽きたシンセはしまうだけなので、また出してこようと思ったら、そうすればよい。

今のテーマは、正面机に向かってArturia KEYSTEP 37でソフトシンセとテーブルトップを弾くことをなるべく簡単に快適に、だ。

テーブルトップは、Elektron Analog Four MKIIをしまって、Dave Smith Instruments Prophet 12 Desktopを出してきた。このシンセは難物で、うまく使えたことがないのだが、久々に出してきた。UA-S10に接続して、少ない機器の電源オンで使えるように心がけた。UA-S10に入れるとパンを絞れるのでいいかもしれない。

机左側のキーボードスタンドの2階は、これまでローランドSYSTEM-1mとDEMORA/TORCIDO/BITRAZERが並んでいたのだが、それらを片付けてSYSTEM-8を出してきた。1階はClavia Nord Stage 3 HP76のままで変更しなかった。Behringer X-Touch Oneは、スピーカースタンドを出してきてそこに置いた。

机左側の3Uラックには、これまでヤマハMOTIF-RACK XSが入っていたのだが、ローランドINTEGRA-7を入れた。机右側のセットから持ってきた。

INTEGRA-7はAIRA LINK対応機種ではないので、パソコンにUSB接続すると、オーディオインタフェースとして使える。VCV Rack Freeを弾くのに、これがあるといいかなと思った。MIDIのループバックも、INTEGRA-7のMIDI OUTとINにケーブルを入れて実施できた。

VCV Rack FreeをINTEGRA-7で再生し、マスターエフェクトをかけられることを確認した。その例を一つ。

VCV Rack Free Saw with Roland INTEGRA-7 Mono Delay

INTEGRA-7のマスターエフェクトはコーラスとリバーブであるが、コーラスはディレイに切り替えられる。LCR(Left-Center-Right)ディレイだが、LとRのレベルをゼロにすれば、モノディレイになる(上図参照)。KEYSTEP 37で手弾き。KEYSTEP 37のベンダーとモジュレーションスライダーにも少しずつ慣れてきたかもしれない。

INTEGRA-7のクロック周波数は今は44.1kHzにしている。INTEGRA-7の中身を弾くにはこれで十分ではないかと思う。ソフトシンセを弾くには物足りない気もするが、でも、96kHzに変えて音が良くなるかというと、私の耳で聴き分けられる気はしない。

H2

2022/11/05

VCV Rack 2 Freeで「11月の足音」

20221105b_novemberfootstepsmemo

VCV Rackで音を作り、独奏した。モジュラーシンセの面白いところは、モジュールを並べて音を作ることそのものが作曲行為であることではないだろうか。音があって曲があるのであって、曲があって音があるのではない。まあ、それは、他のシンセ音楽もそうかもしれない。

モジュールの様子とパッチファイルを下に示す。外部モジュールを読み込んでいないので、簡単に開けるだろう。

20221105a_vcvrackstereo1

ダウンロード - 20221105a_stereo1.vcv

布団に入っていて、画面一杯にモジュールを並べたら壁みたいで楽しいかも、と思った。そんでもって、マルチティンバーにすることも可能かもしれないので、1音を横に並べてみるか、というところから始めた。鋸歯状波を出しているだけという点では昨日と変わらないのだが、ディレイを2個にし、左右に振り分けた。ディレイタイムは左が250ミリ秒、右が500ミリ秒で、120bpmの4分音符になるようにした。

テンポ同期も試したのだが、CakewalkからMOTIF-RACK XSのループを介して送った場合、微妙な揺れがあるようで、ディレイ音が揺れてしまった。仕方なく、固定値とした。

November Footsteps

モノシンセ+左右ディレイの独奏。マスターレコーダーMR-2000Sへの録音時には、Eventide Eclipseの「Reverb 8」をかけ、VCVの側のディレイのレベルを少し下げた。ビブラートをかけるモジュレーションホイール(cc#1)は演奏時に録音し、後で修正はしなかった。

近所の人が自転車で柿を持ってきてくれた。以前くれた人に何か話を聞いたのだろう。そのまま食べても十分においしかったが、多いので干し柿第4弾を検討している。

H2

2022/11/04

VCV Rackで初歩パッチを作る

20221104d_vcvracksawportamento

他の人のパッチを読み込むのが大変なら、自分で作ればいいのか、ということで、標準搭載のモジュールだけでパッチを作ってみた。

VCV Rack "SawPortamento"

VCOの鋸歯状波1個をVCA MIXに入れ、VCFとVCAとDELAYを通して出したもの。VCA MIXにエンベロープを送る手もあるのだが、フィルターの後にVCAをわざわざ置いた。

これを作る前にはポリフォニックの実験をしていて、MIDI-CVの設定をするだけでよいことがわかった。ポリフォニックの信号を普通に送ると歪むので、VCA MIXで音量を下げた。ここで下げなくても最後に下げれば大丈夫であったかもしれないが、VCA MIXは、今後拡張時にも使えそうなので、削除はしなかった。ポリの場合、VCAで8音ポリフォニック時には8本のバーが上下し、見栄えがよい。

ポリフォニックの次はポルタメント(グライド)の実験をして、PROCESSのSLEWを使えばできそうであることがわかった(GLIDE出力はどのように使うのだろう…)。ただ、ポリフォニックのポルタメントはうまくいかないので、モノフォニックに戻した。

Arturia KEYSTEP 37で弾いているので、モジュレーションホイールとアフタータッチの両方でビブラートをかけたく思い、CVMIXで混ぜた。かかり具合を個別に設定できて都合がよい。

ディレイがあるのは嬉しいが、ステレオにするには工夫が必要かも。

下がvcvファイルである。

ダウンロード - 20221104a_sawportamento.vcv

VCV Rack、面白いかも。

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2022/11/03

「VCV Rack 2 Free」をインストール

20221103a_vcvrackfree

VCV Rackというソフトウエアのモジュラーシンセをインストールした。現行バージョンは「Rack 2」で、無料の「Free」と、149ドルの「Pro」がある。今回試したのはFreeの方だ。

Freeは、スタンドアロンでは動くが、VSTがない。そのため、DAW(Digiral Audio Workstation)で呼び出すことができない。Freeを起動して、MIDIキーボードで弾くことはできる。でも、DAWでVCV Rack Freeにノート信号を送るのは、工夫しなければならない。

それができるかどうかを試した。MOTIF-RACK XSのMIDI INとOUTをMIDIケーブルでつなぎ、VCV Rack FreeがMOTIF RACK XSのポート3からのデータを受けるようにした。VCV Rackのオーディオ出力先はUA-S10にした。DAWは、オーディオインタフェースとしてMX-1を使い、そこからMOTIF-RACK XSポート3にMIDIを出力するようにした。UA-S10の出力と、MX-1の出力をEventide Eclipseで混ぜた。

そんなことをして、最初に起動した時の音を演奏して録音したのが下だ。

VCV Rack 2 Free Default Patch

起動して最初に存在したパッチを演奏したもの。太さがあって、いい音だと思う。モジュレーションホイールはオーバーダビングした。

VCV Rack 2で他の人が作ったパッチを読み込ませてみようかと思うが、必要なモジュールがあったりなかったりするのかも、と思うと、びびったりする。さてどうしたものか。

H2

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