Roland INTEGRA-7のディレイをVCV Rack Freeにかける
飽きが来たらシンセの配置を変えるようにしている。飽きが来たといっても、飽きたシンセはしまうだけなので、また出してこようと思ったら、そうすればよい。
今のテーマは、正面机に向かってArturia KEYSTEP 37でソフトシンセとテーブルトップを弾くことをなるべく簡単に快適に、だ。
テーブルトップは、Elektron Analog Four MKIIをしまって、Dave Smith Instruments Prophet 12 Desktopを出してきた。このシンセは難物で、うまく使えたことがないのだが、久々に出してきた。UA-S10に接続して、少ない機器の電源オンで使えるように心がけた。UA-S10に入れるとパンを絞れるのでいいかもしれない。
机左側のキーボードスタンドの2階は、これまでローランドSYSTEM-1mとDEMORA/TORCIDO/BITRAZERが並んでいたのだが、それらを片付けてSYSTEM-8を出してきた。1階はClavia Nord Stage 3 HP76のままで変更しなかった。Behringer X-Touch Oneは、スピーカースタンドを出してきてそこに置いた。
机左側の3Uラックには、これまでヤマハMOTIF-RACK XSが入っていたのだが、ローランドINTEGRA-7を入れた。机右側のセットから持ってきた。
INTEGRA-7はAIRA LINK対応機種ではないので、パソコンにUSB接続すると、オーディオインタフェースとして使える。VCV Rack Freeを弾くのに、これがあるといいかなと思った。MIDIのループバックも、INTEGRA-7のMIDI OUTとINにケーブルを入れて実施できた。
VCV Rack FreeをINTEGRA-7で再生し、マスターエフェクトをかけられることを確認した。その例を一つ。
VCV Rack Free Saw with Roland INTEGRA-7 Mono Delay
INTEGRA-7のマスターエフェクトはコーラスとリバーブであるが、コーラスはディレイに切り替えられる。LCR(Left-Center-Right)ディレイだが、LとRのレベルをゼロにすれば、モノディレイになる(上図参照)。KEYSTEP 37で手弾き。KEYSTEP 37のベンダーとモジュレーションスライダーにも少しずつ慣れてきたかもしれない。
INTEGRA-7のクロック周波数は今は44.1kHzにしている。INTEGRA-7の中身を弾くにはこれで十分ではないかと思う。ソフトシンセを弾くには物足りない気もするが、でも、96kHzに変えて音が良くなるかというと、私の耳で聴き分けられる気はしない。
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