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カテゴリー「Topten Software」の2件の記事

2022/12/10

ハードシンセをVSTプラグインに通す

20221210b_cantabileaudioeffect

昨晩、VSTのプラグインの入力と出力にオーディオポートを指定して、そこにハードウエアシンセサイザーの音を通すという実験をし、実用になりそうな処理速度だったので感動した。

上の図は、Cantabileを使った様子だ。ローランドUA-S10のコントロールパネルで入力3-4をモニター入力にルートし、それをCantabileで「Main Microphone」にルートし、そこからコルグ「MDE-X」に音声信号を入れる。MDE-Xの音声出力を「Main Speakers」(UA-S10の出力1-2)にルートする。UA-S10の入力3-4にはDave Smith InstrumentsのProphet 12 Desktopをつないである。「Main Keyboard」(Arturia KEYSTEP 37)から「Extended Synth」(Prophet 12 Desktop)にMIDI信号をルートする。これで、Prophet 12にMDE-Xのリバーブなどをかけることができた。

Cakewalkでも同様のことができるかどうかを試した。

20221210c_cakewalkaudioeffect

MIDIトラックを用意して、KEYSTEP 37からProphet 12 DesktopへMIDIデータを送る。オーディオトラックを用意して、モニター入力をマスター出力にマップする。オーディオトラックにMDE-Xを挿入する。

これで鳴った。MIDIの録音と再生もできた。ではその音。

Prophet 12 "P1 F5 It's a Prophet!" thru MDE-X "Reverb-Hall" Dry & Wet

シンセの音とリバーブがマッチしていない…。でも、リバーブなしだと左右に完全に分かれているのが、リバーブありだとちょっとぼやけてきつさが薄まる、ということはわかってもらえるかもしれない。

1990年代半ばに、シーケンサーソフトは音声処理機能を備えるようになり、DAW(Digital Audio Workstation)に変わろうとしていた。Cakewalk Pro Audioを使っていた私ではあったが、当時のWindows環境ではASIOがまだ一般化しておらず、音声処理機能を「使えねー」と思っていたように記憶している。

その印象が強かったので、今回、けっこう使えそうなことがわかって驚いた。時代に付いていけてない。

パソコンの中でオーディオの引き回しがいろいろできそうだ、ということはわかったが、やればやるほど、変な音になっていく可能性もある。控え目に使っていくのがよいかもしれない。

H2

2022/12/08

Topten Software「Cantabile」をインストール

20221208a_cantabileinsertplugininstrumen

Topten SoftwareのVSTホスト「Cantabile」をインストールした。こちらで「SetupCantabile-4056.exe」をダウンロードしてインストールし、無料の「Lite」で使ってみている。

VSTインストゥルメントを弾くのに、これまでは、ちょっと弾くならSAVIHostを使っていたのだが、ローランドのプラグインでうまく動かないものがあるし、MIDIキーボードと出力先の設定変更の手間が煩雑であることも気になっていた。Cakewalkで弾くのも、どうも手間が多く、気軽さに欠ける。それでCantabileはどうかと思ったわけだ。

64ビット版と32ビット版があるのは嬉しい。32ビットのみのVSTもあるし、それらはできれば32ビットホストで弾きたいからだ。

上の画面は、挿入するVSTインストゥルメントを選ぶ画面だ。VST2またはVST3の表示が嬉しい。挿入すると下の画面になる。

20221208b_cantabileloadedrolandzenology 

よく見ると、「Main Keyboard」から「ZENOLOGY 1」へ赤い矢印が、「ZENOLOGY 1」から「Main Speakers」へ緑色の矢印が張られているのをわかっていただけるだろう。この状態で、弾けば音が出る。

「ZENOLOGY 1」をダブルクリックするとZENOLOGYの画面が現れる。

20221208c_cantabileloadedrolandzenology

タイトルバーの下の1行はCantabileのもので、スナップショットを使ったり、音量を調整したりといった機能がある。気が利いている。

音を一つ。

Roland ZENOLOGY "SL-JP8 1"

プリセットC「Synth Legend」の最初の音「SL-JP8 1」をArturia KEYSTEP 37で手弾きした。最初にテンポがふらついたし、最後はアフタータッチとcc#1でウニウニ言わせようとしたら長くなってしまった。この音色を最初に弾いたのは、INTEGRA-7の追加データ「Synth Legends」であった。すごいな、大したもんだ、と思った。

ローランドとコルグはソフトシンセを積極的に展開している。ローランドの場合、ハードウエアとソフトウエアのどちらでもほぼ同じ音が出せるから、それだとハードウエアを買う意味はどの程度あるのだろうか、という意見もある。それもわかる。

先日、SYSTEM-8を出してきた時に、JUPITER-4のソフトシンセと、それをSYSTEM-8にプラグアウトしたものを弾き比べた。音はほぼ同じで、録音したものを聞いたら、ハードかソフトかを言い当てることはできないだろうと思う。でも、弾いた時の感触は、ハードの方が少しいいんだよね。なぜいいのかは、よくわからないけれど。ほんの少し立ち上がりが早いのかもしれない。

UA-S10のバッファーは現在256サンプルなんだけど、これをさらに減らすのも怖いよなぁ。

H2

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