Synthrotekの84hpケースを購入
Synthrotekの84hpのケースを購入した。1万925円(送料含む)。
ユーロラックは、以前DoepferのA-100のカスタム(自分でモジュールを選んだ)を買ったことがあって、それは手放した。ちょっと複雑なパッチを組むとケーブルが多くなり、接触不良が生じることもあったし、何しろつまみを回すのが大変だった。ただ、今考えると、A-100のケースはラックマウントタイプで、パネルを地面に垂直にして使っていたので、それが悪かったのかもしれない。
ユーロラックはもうやるまい、と思っていたのだが、ローランドのBITRAZER、DEMORA、TORCIDOを買ってしまい、ケースが欲しいかなぁ、と思うようになった。この3つはテーブルトップとして使えるのだが、軽いために、ケーブルの抜き挿しをすると動いてしまう。きれいに並べたのに、すぐ動く。これは困る。ケースがあった方がいいのかなぁ、と思った。
そこで問題なのは、上記のAIRA MODULARを私が使う場合、背面のUSBケーブルの結線が欠かせないことだ。ユーロラックのケースの多くは、背面に穴がない。
Tiptop AudioのHappy Ending KitやBehringerのEURORACK RACKは、モジュールの背面がむき出しなので、これにしようかと思ったが、うちの現在の配置だとラックマウントは難しいので、テーブルにそれを置いた場合、すべりそうな気もした。また、剛性も気になる。
で、Synthrotekの84hpのケースは、穴があるからいいかも、と思ったのだった。
穴はこんな感じ。
底面に2個、背面に2個の穴がある。底面はゴムが付いているが、背面はない。でも、鉄板がけっこう厚いので、ケーブルが切れることは、あまり考えなくてよいかもしれない。
AIRA MODULARを付けてみたのが下の写真だ。
3つ付けただけで、かなり詰まった感がある。21hp×3で63hp、全体の4分の3を消費した。
縦置きした様子がこちら。
まあ、こう置いて使うことは多分ないだろう。よほど高いところに設置するのでない限り、つまみを回しにくいし、ケーブルを挿しにくい。
ネジが付属してこないことを危惧していたが、ユーロラックで一般的なM3ネジは3mm径のミリネジであるようで、パソコン自作用のミリネジで適合した。ただ、長さはけっこう微妙で、長いとレールにひっかかって奥まで入れられないし、短いとナットに届かない。ふぅ。
USBケーブルがケースに干渉することが問題であることもわかった。
上の写真では黒いUSBケーブルを挿しているが、コネクターが長いため、モジュールがレールにはまらない。下の写真は、コネクターが比較的短いケーブルと、比較的長いケーブルだ。
白い方が、コネクターが数ミリメートル短い。白いケーブルだと大丈夫で、黒いケーブルだと不可、であると思う。
あーめんどくせー、と思う。
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