A4000のCD-ROMをMO化する作業をちまちまと続けている。A4000にはボリュームをコピーする機能があって、ボリューム1個をコピーすることも、すべてをコピーすることもできる。でも、論理ディスクの作り方がよくわからず、1枚の物理ディスクに複数の論理ディスクを作り、そこにボリュームすべてを全ボリュームコピーで入れていくことは、私は今のところできていない。
一つの方策としては、論理ディスク1個にMO1枚を割り振ればよい。230MBのMOがけっこうあるので、ディスクがもったいないということはない。でも、そのMOのイメージをHDDに保存しているため、HDDの容量がけっこう食われる。中身をどれくらい使っているかにかかわらず、イメージファイルはフルサイズになるからだ。
そんなわけで、論理ディスク1個分は全ボリュームコピーで作って、その論理ディスクに、別の論理ディスクにあったボリュームを1個ずつちまちまコピーし、ボリューム名をつまみで入力するという、手間と時間のかかる作業をしている。使い方の練習になるのはいいが、使う可能性が低いデータ(ループとか)をやっていると、眠くなってくる。
そもそもなんでMO化なんかしているのかというと、SCSIのCDドライブがいつ壊れるかわからないから。MOドライブは複数あるけれど、CDドライブは1個しかない。MO化して、CDドライブは外してしまいたい。
AKAIやEMUのCD-ROMは、DD for WindowsなどでリッピングしてMOに書き込めばいいだけなので楽。でも、A4000のCD-ROMはその方法ではMOにならない。CD-ROMはISO9660に独自の方法で入れてあり、MOは独自フォーマット。同じじゃないのだ。
A4000は、ディスクがFATじゃないのが面倒。S5000/6000、Z8はFATである。E5000 UltraはFAT対応のOSにしている(ベータだけど)。K2000RJもFATだ(512KBセクター、FAT16だけど)。TRITON STUDIOもFAT32だよな、確か。
ラックのすき間は、サンプラーで埋まりつつある。
CD-ROMの中に、ブラスのデータが1ボリュームで50MBくらいというのがあった。現在は36MBなので、ボリュームを一気には読み込めない。メモリーの割り当てを変えれば増やせるかなあ。でもその作業をするには、ラックからA4000とS5000とE5000 Ultraを取り出さねばならぬ。面倒…。
CD-ROMのリーフレットを見たら、けっこう1枚ごとにプロデューサーがいて、エンジニアがいて、なおかつ、ロサンゼルスやロンドンやドイツでレコーディングしたようなことが書いてある。過去の手持ちデータをCD-ROM化したものではないらしい(StandardsというCD-ROMはそうかもしれないが)。ある意味がっかりだが、ある意味さすがヤマハだなと思った。
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