Clavia Nord Rack弾き比べ
机右側のMacBookを中心としたセットに、卓上用ラックスタンドを置いて、Nord Rackを積んでみた。
先日から、Nord Lead A1、4Rと来て、Nord Rack初代を出し、それを片付けてRack 3を出し、続いてRack 2Xを出した。上写真の2台は、ヤマハMONTAGEからMIDIケーブルを引き、Nord Rackの出力をMONTAGEに入れるシンプルな配線で、電源ケーブルもどちらか一方に挿す形なので、同時に2台を弾くことはできない。
3は、2021年にメンテに出した(記事はこちら)だけあって、特に問題なし。MONTAGEから出すアフタータッチの信号と相性がよく、MONTAGEの鍵盤の素晴らしさを見直した。
2Xは、最初はまともな音が出なくて困った。つまみかボタンのどこかが無用な制御信号を発し続けていたのが原因のようで、つまみぐりぐり、ボタンぱちぱちを繰り返したら、何とかなった。やっぱり、経年劣化は拒めないのだなぁ。
Nord Rack 2Xの音を一つ。
Nord Rack 2X "Preset 0_4 Dark Stereo Pad"
Nord Rack 2Xのプリセット、バンク0プログラム4「Dark Stereo Pad」独奏。MONTAGEの側でバリエーションエフェクト「Tempo Delay Mono」をセンドリターンでかけた。最後の伸ばしでは、サスティンペダルを踏んでモジュレーションホイールを上下させた。ちょっとエフェクトをかけるだけで、音の印象は変わるものだ。
Nord Lead A1はボリュームペダルの設定音量が、音色を変えても保持される。4Rでは、cc#7で設定した音量が音色を変えても保持される。でも、3と2Xでは、cc#7で設定した音量は、音色を変えるとリセットされて最大音量になる。
4R、この点だけでも素敵かも。ライブでもいいかも、とは思うが、自分が今後ライブをするとも思えないし、するとしても、音源ユニットを持っていくとも思えない…。
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