Clavia Nord Modular Rackで「Nord Modular Editor OSX」を試す
クラビア「Nord Modular Rack」を出してきた。2016年に購入して(記事はこちら)ほぼしまいこんでいたのだが、オークションでユーロラックモジュールが売られているのを見たりしていて、久々に出してみたいなと思っていた。ただ、壊れているのではないかという恐怖もあり、なかなか勇気が出なかったのが正直なところだ。今のところ、ディスプレイは十分に明るいし、つまみとボタンも不具合は見つかっていない。ほっ。
昨晩はWindowsパソコンでNord Modular Editorを動かして音出しをしていた。このシンセは演奏用のMIDI結線とエディター用のMIDI結線を必要とする。ローランドUM-2Gを使って接続した。Windowsなら、Advancedモードでも動くようだ。
Nord Lead/Rackは音色名表示がないものが多く、音色を作った人の意図がわかりにくい。その点、我が家のModular Rackは音色名表示があるし、パソコンのエディターを立ち上げておけば、音色を切り替えた時にモジュールの様子が画像で表示される。こうした情報はありがたい。以前使った時にファクトリープログラムを入れていたようで、101~699まではパッチが入っていた。いくつかロードして聞いてみた。楽しいが、全部聞くのは大変だ。
今朝は、Macにつないでみた。Nord Modularのオフィシャルなエディターは、Mac版は更新が止まっていて現在のMacではたぶん動かないのだが、なんと、Mac用のエディター「Nord Modular Editor OSX」を作った人がいるらしい。
それが下の写真だ。
一応動く。ただ、メニュー項目がグレーアウトされて選べないという状況が時々起きる。ウィンドウサイズも、上下をあまり広げられない。うーむ。
とりあえず、一つ録音した。
Nord Modular "Hydra's Pad"
「Nord Modular Factory Bank 1」に含まれている「Hydra's Pad」という音色を手弾きした。以前の私は、こういう音色を楽しめなかったのだろう。今弾くと楽しい。アフタータッチで3つのフィルターにモーフィングがかけられるようになっている。いや大したもんだ。
上のNord Modular Editor OSXが今一つ信頼しにくいなぁ、と思ったし、Windows側の方が本体とディスプレイの位置関係が良いので、Nord Modular RackをWindows側に戻した。
Windows上のエディター(純正品)はこんな感じ。
1999年に作られたエディターが現行のWindows 11で動くのだから、Microsoftは偉い。
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