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カテゴリー「Dave Smith Instruments/Sequential」の33件の記事

2018/11/14

SequentialからProphet 12 Desktopラック耳とMEKノブキットを購入したつもりが…

20181114a_prophet12desktoprackearme

米国のSequential(旧Dave Smith Intruments、DSI)のWebサイトで、Prophet 12 Desktopのラック耳と、Mono Evolver Keyboard(MEK)のノブキットを注文した。価格は、ラック耳が39.99ドル、ノブキットが39ドル、送料が一番安いFirst Class Mail Internationalで、47ドル。合計125ドル99セントである。11月5日に注文し、11月7日にUSPSのトラッキング情報が届いて、11月14日にブツが届いた。予想していたのより早かった。

Prophet 12 Desktopは、サイドウッドをラック耳に付け替えればラックマウントできる。端子が上に向いているので上を1U開けなければならないそうで、それを隠すための板がセットになっている。丁寧である。

Mono Evolver Keyboardは、うちにあるのはPE(Potentiometer Edition)であるのだが、つまみはオリジナルのままである。つまみの線が見づらいし、丸みを帯びた形状も好きではないので、いつか交換できたらいいなと思っていた。線のあるつまみと、ないつまみが入っているようである。
20181114b_monoevolverkeyboardknobs

風邪を引いて仕事が遅れており、今日取り付けることはできない。一仕事済ませてからのお楽しみである。

気持ちのよい、嬉しい買い物ができると、その会社への忠誠心が強まるねぇ。

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と、ここまで書いていったんは閉じたのだが、その後でとんでもないことが発覚した。Mono Evoloverのノブキットを注文したつもりでいたのだが、私が注文したのはMophoのノブキットであったらしい。そして、実は、Mono Evolverのノブキットを買ったつもりというのも正しくなく、本来はMono Evolver PEのノブキットを買わねばならなかったのだ。電子メールを確認しても、明らかに私の注文が間違っている。

もう、タメイキしか出ないわ。

となると、新しいノブは、足りない。下の写真は、背の高い新しいノブと、背の低い古いノブである。
20181114c_monoevolverkeyboardwithon

で、ある程度意味を持たせて、重要なところに新しいノブを入れた。
20181114d_monoevolverkeyboard

いろいろと不本意であるが、自分の不注意だからしょうがない。

MEKを久々に弾いた。このシンセはかなり異色で、この音程を弾くとブチブチ言う、みたいなことがある。それをどうするかがわからないままになっていて、使いにくい。

Mopho X4を一時期持っていて、サブオシレータの漏れがすごく気になって、楽器店に持ち込み、「他の個体もそうだから、仕様だと思います」と言われて、売り払ったことがある。Prophet '08にはサブオシレータがないので、その問題はないだろうと思ったら、問題なかった。Prophet '08は、ここが気に入らない、というのがあまりない。左右のレベル差が出てきてしまっているのがちょっと残念だが、それは年を経ればそんなもんだろうと思う。

MEK、気に入っている部分もあるんだけどねぇ。まだ、このブログで音を紹介したことはない。今後やるかどうか、考えてしまう。

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再度追加。Prophet 12 Desktopのラック耳は、なんとか大丈夫であった。
20181114e_prophet12desktopinrack

Prophet '08でProphet 12 Desktopを弾くというのは初であった。プログラム切り替えはうまく送れる。バンクも送れるが、ユーザーの1と2にしか変わらない。CCでパラメータを送る設定にしておくと、カットオフとレゾナンスはちゃんと変わる。他のパラメータはなかなかうまく一致しないようだ。ボリュームつまみを回すとcc#7(ボリューム)が送られて、それは変わる。まあでも、通常それはペダルで送るので、ボリュームつまみを私が使うことはあまりない。

H2


2018/11/05

Sequential Prophet XLが出た

2018年10月22日に、Sequentialから「Prophet XL」が発表されていた。希望小売価格は4399ドル。ファタール(Fatar)のアフタータッチ付き76鍵を搭載し、オシレータ数を1にして32音ポリで弾けるモードを追加している(そのモードは既存のProphet Xユーザーにも提供される)。別にピアノを置いた方がいいんじゃない?と言いたい気もするが、でも、Sequentialの製品で61鍵を超えるものは、Prophet T8以来じゃないだろうか。だとすると、鍵盤数が多いというだけで、すごく価値がある気もする。

いいシンセがどんどん出ますなぁ。

H2


2018/08/30

Roland FM-186が一線に復帰

20180830a_8synthsatright

机の右側のシンセ机の機器を再編した。メインキーボードがDSI Prophet '08であることは変わらないし、これまであったBehringer DeepMind 12D、ヤマハMOTIF-RACK ES、Novation Peak、Akai VX90が置かれていることは変わらないが、ミキサー代わりに使っていたTL AudioのO-2031とC-3021を外し、ローランドの業務用ミキサーFM-186を入れた。SRV-330×2とSDE-330は外し、エフェクトはEventide Eclipseでかけることにした。それらを外してできたスペースに、ローランドMKS-50、Moog SlimPhatty、コルグTR-Rackを追加して、シンセを計8台とした。

昨晩弾いていて不満だったのは、ミキサー代わりのO-2031とC-3021であった。O-2031は、PCM音源を入れると猛烈に効くことがあるのだが、アナログシンセ中心で組むと、アナログシンセの音が眠い方向に変わって使いづらい。レベルもうまく合わない。また、ここしばらくエフェクター込みで音色を作ろうとしていたのだが、それはそれで面倒だし、混ぜてからEclipseに入れているため、Eclipseのエフェクターが使わない状態になっていて、それはそれで、我が家で一番いいエフェクターの一つを使わないのは何かおかしいのではないか、という気持ちになってきていた。

上記8台は、FM-186およびEclipseでミックスされ、Eclipseでエフェクトをかけられる。Eclipseの出力はデジタルでdbx QUANTUMとADI-8 DDに入る。QUANTUMの入力を切り替えることで、パソコンのオーディオインタフェースFireface 800なしでも音を出せるし、Fireface 800を使っても、そこにEclipseの出力を入れることができる。

なるべく手間をかけずに音を出せるようにしたい、ということで、例えば、Prophet '08を弾きたいのであれば、Prophet '08→FM-186→Eclipse→QUANTUM→B3031A+BM14Sの電源を入れるだけでよい(といっても5個の電源スイッチを操作しなければならないが)。それに加えて、MR-2000Sのスイッチを入れれば、手弾きの録音ができる(シーケンサーを使う場合はパソコン、クロックジェネレータ、Fireface 800の電源を入れる必要がある)。下の録音はその例。

Prophet '08 Saw1 with Eclipse 181 Diffchorus


「20180830a_Saw1_Eclipse181Diffchorus.mp3」をダウンロード

Eclipseを思い切り鳴らしてみた。Roland SRV-330のChorus Reverbがここしばらくのお気に入りだったわけだが、Diffchorusも、それに似た感じではないかと思う。SRV-330で学んだ。

Eclipseのエフェクトを思い切りかけるという方針だと、大きく言えば、そこを通せるシンセは1台になる。だったら他のものを鳴らしたい時はどうするかだが、そのラインも少しは確保した。FM-186のアウト3/4をFirefaceにバランス送りできる配線をしたので、そこから回せばどうかと思っている。まだ足りない場合は、Fireface 800の前面端子を使って、アウト5/6またはシンセの出力をアンバランス送りしようかと思う。

FM-186は、これまでは、パソコンには接続していない、机後ろ正面で使っていた。MP9500でMOTIF-RACK XS、Hammond XM-2、Nord Electro Rack 2を弾き、レスリー2103で出力するセットである。FM-186を外したので、C-3021をそこに入れた。
20180830c_tlaudioc3021onleslie2103m

今の不満点の一つは、Novation Peakが上の方に水平に置かれ、立たないと操作できないことだ。さて、どうしたものか。ラップトップスタンドを置いてみたが、これで改善するのは無理であった。

エフェクターは、デジタル接続のものでない限り、減らせば減らすほど、S/Nは上がるなぁ。

H2


2018/08/22

DSI Prophet '08のフィルター発振

20180822a_prophet08filterosc1

Dave Smith Instruments(DSI)のProphet '08で、フィルターを発振させたリードを作ってみた。まずは音から。

FilterOsc1


「20180822a_Prophet08FilterOsc1.mp3」をダウンロード

オシレータのShapeをOsc Offにして、フィルターは4ポールでレゾナンスを最大。キーアマウントは64でカットオフは36。その設定でこの音になる(たぶん)。LFO1のディスティネーションをLow Passに設定して、アフタータッチでビブラートをかけている。ボイスによって音が違う感じがあって、ちょっとうーむである。この録音ではやっていないが、ポリでも弾ける。

FilterOsc1 Unison On, Noise Added


「20180822b_Prophet08FilterOsc1UnisonWithNoise.mp3」をダウンロード

最初の音色の状態から、ユニゾンボタンをオンにして、ノイズを少し加えたもの。レガートで弾くとスローなアタックにならないので、逆に「ポ」というアタックが聞こえる。音の粒は、ポリの時よりはそろう。

なんでこんなことをしたかというと、昨晩、Prophet 12 Desktopに22kHz超の高域があるかどうかを確かめようとスペアナに通し、フィルター発振の場合は高域があるが、オシレータのノイズには高域が含まれていないのではないか、という結果であったためである。そう言えばProphet '08のフィルターは発振するんだっけ?と思ってやってみた。悪くないリードができて嬉しい。

Prophet '08でノイズを出し、カットオフ最大、レゾナンス最小にした時のスペアナの画面がこれ。
20180822b_prophet08noisecutoffmaxre

レゾナンスを最大にした時のスペアナの画面がこれ。32kHz付近にピークを出せている。レゾナンスを最大にしてもノイズは聞こえる。
20180822c_prophet08noisecutoffmaxre

レゾナンスを最小から最大まで変化させた時の音や、スペアナの様子はけっこう自然である。Prophet 12 Desktopはこうはならない。

推測すると、Prophet 12のデジタルオシレータは、サンプリングレートが44.1kHz程度なのかもしれない。そこでノイズを出しても、22kHz超は、原則ないのではないだろうか。Prophet 12の場合はオシレータの後の「Character」セクションでいろんな加工ができ、そこで多少は変わるが、でも、大きく言えば、高域が乏しいように思う。フィルターを発振させると高域があるので(その際にノイズは出なくなるが)、オシレータのデザインがそうなのではなかろうか。

Prophet '08は、オシレータとば別にノイズジェネレータを持っており、これはアナログなのかな、と推測している。

アナログシンセだからと言って、高域があるとは限らないんだよな。

H2


2018/08/08

DSI Prophet '08とRoland SRV-330の組み合わせ

20180808a_rolandsrv330simpledelay

Dave Smith InstrumentsのProphet '08の出力をローランドのリバーブSRV-330に入れて、Prophet '08の音色を切り替えるとSRV-330のプログラムも変わるようにした。音色に合致したエフェクトを、ということで、ここ数時間作業をしていた。作業というより、練習と呼んだ方が適切かもしれないが。

Saw1 / SimpleDelay


「20180808a_Saw1SimpleDelay.mp3」をダウンロード

ソフトな鋸歯状波にディレイをかけたもの。SRV-330のアルゴリズムは「7:Reberb + Delay」である、このアルゴリズムでは、入力された信号がER(Early Reflection)、リバーブ、2個のディレイに配分され、それらの信号がミックスされる。すごいなー、と思ったのは、ERとディレイにはレベル設定があるのだが、リバーブにはないのである。リバーブタイムを0.01にして効果を消してみた。ディレイは1個だけ320ミリ秒で使っている。ERは切ったと思っていたが、切っていなかった…。今切った。ディレイ1個だけを使う場合は、タイム、フィードバック、レベルだけなので簡単である(細かく言えばEQとゲートもあるけれども)。単純なディレイだし、タイムも370ミリ秒までしか伸ばせないが、まあ、実用的であると思う。

Pulse1 / SimpleReverb


「20180808b_Pulse1SimpleReverb.mp3」をダウンロード

同様に「7:Reverb + Delay」を使い、ディレイのレベルをゼロにして、ERのレベルはゼロにし忘れて、リバーブをそれなりに上げたもの。リバーブだけを使うならアルゴリズムは他にたくさんあるのだが、ディレイを足したい、と思うことがあるような気がして、やってみた。パルスにはディレイが合う気もするけれども。

Triangle1 / StereoDelay


「20180808c_Triangle1StereoDelay.mp3」をダウンロード

アルゴリズムは「9:Delayed Reverb」である。えらく不遇なアルゴリズムで、400個がリストアップされているエフェクト一覧のうちで、このアルゴリズムを使っているのは「397 SWIRL」だけだ(私が見落としていなければ、だが)。このアルゴリズムはリバーブの後段にディレイが2個並列で入っており、ディレイAは左に、ディレイBは右に出力される。これならステレオの(ピンポンと言ってもいいかもしれない)ディレイができるな、ということでやってみた。

SawTri1 / ER→Chorus


「20180808d_SawTri1ErChorus.mp3」をダウンロード

コーラスだけかけたいな、と思い、でも、コーラスリバーブは以前使ったから別のものに、と考え、アルゴリズムは「14:Delay Chorus」にした。コーラスだけかけるというのはできなくて、やむをえず、ERもかけている。コーラスのパラメータは、プリディレイ0、レイト0.43、デプス14、フェイズ0としている。シンセ内蔵のコーラスみたいで、悪くない。ただ、「13:Direct Mix Chorus Reverb」を使う方がよかったかもしれない。まだまだ練習の余地がある。

SawStrings1 / CHORUS REVERB #1


「20180808e_SawStrings1ChorusReverb1.mp3」をダウンロード

以前に設定したもので、エフェクトの内容を編集したかどうかを忘れてしまった。SRV-330すごいぜ、と思わせてくれたアルゴリズムとプログラムである。

PwmByMw / NoEffect


「20180808f_PwmByMwNoEffect.mp3」をダウンロード

モジュレーションホイールを挙げるとPWM(パルス幅変調)がかかる音色で、エフェクトをかけるとその変化を聞き取れないので、エフェクトがかからないようにした。

SawBrass1 / NoEffect


「20180808g_SawBrass1NoEffect.mp3」をダウンロード

ビブラートがきれいに聞こえないとな、とノンエフェクトにした。ただ、後でわずかなリバーブに作り直した。

NoiseFiltViolin / STEREO LARGE HALL


「20180808h_NoiseFiltViolinStereoLargeHall.mp3」をダウンロード

エフェクトのない音を聴いた後はたっぷりの音も聴きたくなるもので、こちらのバイオリンではホールやカテドラルで探して選んだ。リバーブが後でふくらむ感じがほしかった。

MwPanModulation / NoEffect


「20180808i_MwPanModulationNoEffect.mp3」をダウンロード

モジュレーションホイールを上げるとパンが揺れるという音で、エフェクトをかけるとわからなくなりそうだったのでノンエフェクト。

SilkRoad / 70RICHPLATE Out50


「20180808j_SilkRoad70RichPlateOut50.mp3」をダウンロード

懐かしの1970年代。「70 RICH PLATE」というプログラムを選び、アウトレベルを50に抑えた。

SawStackLR / SimpleDelayLvl13


「20180808k_SawStackLrSimpleDelayLvl13.mp3」をダウンロード

鋸歯状波を左右に出してアフタータッチビブラートをレイヤーAにだけかけている。エフェクトをかけ過ぎるとそのシカケが耳に入らないので、ディレイを少し。

Flute1 / SimpleDelayLvl13


「20180808l_Flute1SimpleDelayLvl13.mp3」をダウンロード

これもディレイを少しだけ。

Clarinet1 / LARGEAMBIENCEo20


「20180808m_Clarinet1LargeAmbienceO20.mp3」をダウンロード

アンビエンスと呼ばれるプログラムを使ってみた。アルゴリズムは「1:Reverb」である。

TriVoice1 / ST SOFT AMBIENCE


「20180808n_TriVoice1StSoftAmbience.mp3」をダウンロード

ファクトリー状態でこれが当たっていて、それなりにいいのでそのままにした。

2Saws / LIBRARYAMBo60


「20180808o_2SawsLibraryAmbO60.mp3」をダウンロード

「LIBRARY AMBIENCE」を選び、出力レベルを60に抑えた。

Prophet '08、すばらしいシンセだと思う。ただ、ディスプレイが見にくい。Evolverで「明る過ぎる、まぶしい」と評されたからといって、ここまで暗くしなくても…。

話がそれるが、Sound Forge 12 x64でノーマライズをしたら、やけに音が歪む、という困ったことがあった。11だと大丈夫。12のx86でも大丈夫、そして、再度12のx64を試したら、大丈夫であった。なんか、Sound Forge 12 x64は、不安定なものを感じる。

H2


2018/07/27

Kenton PRO SOLO MkIIを購入

20180727a_kentonprosolomk2

Kenton ElectronicsのMIDI→CV/GATEコンバータ「Pro Solo Mk2」を購入した。9800円。1990年代にKORGの800DVを中古で購入してFiveGでCV/GATE入力を付けてもらい、そんでもって、たぶんFiveGでPro Soloの無印(Mk1)を新品で買った。Hz/V対応のコンバータは製品数が少なく、あまり選べるようなものでもないのだ。使ってみたところ、LFOを内蔵していてCVにビブラートをかけられる、ポルタメントを内蔵している、といった長所があり、CV/GATEコンバータとしては最良のものの一つであると考えるようになった。

Mk1で残念だったのは、CVを揺らしてビブラートをかける際に、きつくかかり過ぎることであった(つなぐ先にもよるが)。モジュレーションホイールの場合は、引き切った点とそこからわずかに上げたところしか使えず、これではスイッチではないか、という感じであった。アフタータッチにも設定できなくはないのだが、音ばビヨビヨになってしまうので、現実としては無理であった。Mk2はそこが改良されていて、最小値、最大値を設定できる。これはありがたい。いつか試してみたいと思っていた。

で、2個揃いました。
20180727b_kentonprosolo1and2

Yamaha MONTAGE6の上に置き、Sequential Pro-Oneを出してきて試した。
20180727c_kentonprosolo2onmontage6

CV/GATEケーブルの長さに限りがあるし、セッティングをこれからしようという段階で手が届かないところに置くわけにもいかないので、MONTAGEの操作性を大幅に悪化させる形で置いている。

それでは音を少し。

Sequential Pro-One with Kenton Pro Solo Mk2


「20180727a_ProOneWithProSolo2AftertouchVibrato.mp3」をダウンロード

MONTAGEを弾き、ビブラートはアフタータッチでかけている。Pro Solo Mk2のLFO出力は、最小値ゼロ、最大値4である。ポルタメントはPro Solo Mk2側のもので、MONTAGEでcc#66を送ってオン/オフを切り替えている。cc#65ではなくcc#66にしたのは、MONTAGEがcc#65をうまく送れないからである。何か設定がバッティングしているのではないかと思うのだが、わからない。

Pro-Oneのポルタメント(グライド)は、CV/GATE制御の際はかけられないようだ。ただ、Pro-OneのモジュレーションホイールとLFOによるビブラートは、CV/GATE制御時にもかけられる。

Sequential Pro-One with Kenton Pro Solo Mk2 and Pro-One Internal Vibrato


「20180727b_ProOneWithProSolo2_ProOneLfoVibrato.mp3」をダウンロード

キーボードはMONTAGEを弾き、左手はPro-Oneのモジュレーションホイールに置いて演奏してみた。

自分で弾いていると、どちらのビブラートをかけるかで、微妙に揺れが違うと感じる。先入観もあるのかもしれないが、Pro-One内蔵LFO(おそらくアナログLFO)でかける方が色っぽい。Pro-Oneはモジュレーションホイールによるビブラートのかかり具合をつまみで調整でき、けっこう浅くかけられてうれしい。

でも、やっぱり、Pro SoloのLFOでビブラートかけるんだろうなぁ、と思う。Pro-One内蔵LFOによるビブラートはMIDI制御ができないからだ。

我が家にあるシンセのうち、MIDI非対応でCV/GATEコンバーターを付ければなんとかなる、というのは、コルグ800DV(1990年代に購入したものは故障して廃棄し、買い直した)、ヤマハCS-15、Moog/RealisticのMG-1、ローランドSH-2、Sequential Pro-Oneの5台である。この5台のために、わざわざPro SoloのMk1とMk2を用意しているわけだ。まあ、どちらかが壊れることだってあるわけだしねぇ。

(後で考えてみたら、MIDIでも発音できるが、CV/GATEでも発音できるという機種がいくつかあった。Slim Phatty、Sub 37、ARP Odyssey Module、MS-20 Kit、Minibruteはそうだと思う。だとすると、LFOを1個追加できる、アフタータッチでビブラートがかけられる、などの利点があるので、Pro Solo Mk2でCV/GATE接続をするという選択もありかもしれない。チューニングが面倒ではあるが。)

このごろは、MIDI→CV/GATEの機能を持つシンセもけっこうあって、うちにも、いくつあるのか考えるのが面倒なほどにある。ただ、機能面でPro Soloの方がいいことが多いし、CV/GATE変換のためにシンセを配置するのも面倒だし、といった理由で、やはり、Pro Soloかなあ、と思う。

Kentonさん、いいものを作り続けてくれてありがとう。

H2

2018/06/17

Prophet '08で自分の音を作る(10音色)

20180617a_prophet08dsilogo

Prophet '08は音を作るのが楽しいシンセとしてアワードされていたことがあったように記憶している。その通りである。何らかのリバーブやディレイがあると尚更である(下の録音ではEventide Eclipseの「Reverb 8」を使用)。ここ数日で10音色作ったので、録音した。弾いていて楽しいように仕上げたが、録音するとイマイチ、と感じるものもある。それがまた、NS-10Mだとイマイチに聞こえたのにAutatone 5Cだとまた印象が変わったりする。こういうのが、私の技量の乏しさなのであろう。

SawStrings1


「20180617a_SawStrings1.mp3」をダウンロード

オシレータ1と2で鋸歯状波を同じ高さで出し、デチューンをかけて作ったストリングス。LFO1でOsc1にビブラートをかけ、アフタータッチでその量を変えられるようにした。LFO2でOsc2にビブラートをかけ、モジュレーションホイールでその量を変えられるようにした。LFO1とLFO2のフリケンシー(レイト)は大きく変えた。こういうことができるのが、さすがデイブ。SYSTEM-8を使っていて、LFO1個しかないのか、と思った記憶がある(間違ってたらすみません)。

PwmByMW


「20180617b_PwmByMW.mp3」をダウンロード

Osc1だけを出し、モジュレーションホイールでLFOによるPWM(パルス幅変調)がかかるようにした。Osc2は1オクターブ上にセットしてあり、Mixつまみで混ぜられる。PWMは低音域では揺れが大きくなりすぎるため、モジュレータで上の方に重くかかるようにした、つもりだったのだが、今パラメータを見たら間違っていたので直した。録音にはその修正は反映されていない。やれやれ。

SawBrass1


「20180617c_SawBrass1.mp3」をダウンロード

鋸歯状波1個によるブラス。フィルターエンベロープを思い切りかけるのが基本である。Prophet 08ではフィルターの値設定に関するつまみが、「Frequency」「Env Amount」「Velocity」「Key Amount」とあり、どこかを上げると他が有効でなくなってしまったりする。慣れが必要か。

NoiseFiltViolin


「20180617d_NoiseFiltViolin.mp3」をダウンロード

ノイズでカットオフを変調する、というのを話に聞いていて、やってみたのがこの音。変調するとチリチリした感じになる。やり過ぎると耳障りである。フィルターを下げると目立つ。あと、エンベロープ3を使ってその変調の量をコントロールすると、アタックあたりだけに付加できる。Osc1でカットオフを変調する「Audio Mod」も「4」にしているが、ほとんど効いていないと思う。

MwPanModulation


「20180617e_MwPanModulation.mp3」をダウンロード

モジュレーションホイールを上げた時にLFO2でパンをモジュレートした音。いい感じの揺れである。Prophet '08はステレオ出力なのだが、「Pan Spread」でランダムにばらすか、パンをモジュレートするか、といった程度の使い方になる。AとBを左右に振るのは簡単にはできない。オシレータ1と2を左右に振ることはできない。とは言っても、そういう使い方ができるアナログシンセはそんなに多くないと思う。うちにあるのだとDSI Evolver、コルグ800DVがそうである。

SilkRoad


「20180617f_SilkRoad.mp3」をダウンロード

高校に入り、エレクトーンD-30(中古)を買ってもらった。クラリネットのレバーを使い、シルクロードのテーマを弾いたものだ。マジメにコピーしたわけではないので、最近本物を聴いて、自分の頭の中にあった音とかなり異なるのに驚かされた。この音は、Prophet '08がモノシンセとして使えるかどうかを試そうと作った。レガートが完璧ではないと思わせる時もあるが、でも、まあまあ使えそうである。

SawStackLR


「20180617g_SawStackLR.mp3」をダウンロード

エンベロープ3でパンをモジュレーションすれば、パンをどちらかに振り切ることができるのではないか、それを使えばAとBを左右に振り、その片側にビブラートをかけることができるのではないか、そう考えて作った音。結果としては、Aを左に固定する、ということはできなくて、Aが左に出て、次の音は右に出て、という具合になってしまった。それでも、AとBはいつも逆に出るので、まあ、これでよいと言えばよい。パンをマニュアル設定する方法は何かないものだろうか。

Flute1


「20180617h_Flute1.mp3」をダウンロード

三角波のリードとフルート音の違いは、ブレスに相当する部分をいかに汚して表現するかであると思う。ここでは、ノイズによるフィルターモジュレーションをエンベロープ3でかけている。ノイズミックスも少し。もうちょい低い音域も弾いた方がよかったか。

Clarinet1


「20180617i_Clarinet1.mp3」をダウンロード

方形波のリードとクラリネット音の違いは、ブレスに相当する部分をいかに汚して表現するかであると思う。上のフルートと同様に汚している。

TriVoice1


「20180617j_TriVoice1.mp3」をダウンロード

三角波を1オクターブ違いで混ぜ、エンベロープ3でピッチのせり上がりを入れたもの。音を作る時に弾いていたフレーズと、録音時に弾いているフレーズが違い、どうもチグハグなものになってしまった。

H2

2018/06/13

DSI Prophet '08で音を作る(最初期4音色)

20180613f_prophet08saw1

Eventide Eclipseのプログラムのオーディションをせねば、と思ったのだが、Prophet '08でやろうという時に、よくできた音色だとエフェクトの感じがつかみにくいので、基本的な音を作らねば、ということになった。とりあえず、オシレータを1個使って基本波形を出すものを4つ。Eclipseの「104 Banddelays」をかけている。

Prophet '08 Saw1


「20180613c_Prophet08Saw1.mp3」をダウンロード

鋸歯状波を出したもの。フィルターの加減によって、高音域を弾いた際にノイズが感じられることがある。単音を弾いた場合には、モーグに代表されるモノシンセには一歩譲るかな、と思う。きれいじゃないわけじゃないし、アフタータッチでかかるビブラート(波形は三角波)も悪くない。どこが譲るのか、うーむ。

Prophet '08 Pulse1


「20180613d_Prophet08Pulse1.mp3」をダウンロード

鋸歯状波を弾くとパルスを弾きたくなる。そういうもんだと思う。

Prophet '08 Triangle1


「20180613f_Prophet08SawTri1.mp3」をダウンロード

うん、プロフェット、いいじゃないっすか。

Prophet '08 SawTri1


「20180613f_Prophet08SawTri1.mp3」をダウンロード

Prophet 5のオシレータには波形ボタンがあり同時に複数をオンにできた。それをイメージしたのがこの波形ではなかろうか。Prophet '08では、「Shape/PW」というつまみになっており、そのつまみでパルスと他の波形を重ねることはできない。そうしたければ2個あるオシレータを使う、ということだろう。

ノイズを出して22kHz超の領域があるかどうかも調べてみた。

カットオフ最大、キーアマウント50(中間)、レゾナンス最小。
20180613d_prophet08noisecutoffmaxre

カットオフ最大、キーアマウント50(中間)、レゾナンス最大。
20180613e_prophet08noisecutoffmaxre

32kHzのバーにピークを出せている。まあまあ、22kHz超もあると考えてよさそうだ。

Prophet '08の鍵盤は、カタカタ鳴る。液晶ディスプレイも見づらい。一方、アフタータッチの反応は悪くない。サイドウッドが嬉しい。ホイールの位置と形状も良い。ユニゾンのモードを設定でき、ユニゾンボタンを押すと単にモノになる、という設定もできる。なんというか、デイブがしっかりコントロールしていると感じる。いいシンセだ。Prophet 6もRev2も、欲しいと言えば欲しいなあ。

H2


2018/06/12

久々に模様替え

五十肩になって模様替えの気力をなくしていたのだが、Eventide Eclipseを落札して、どこかにそれの場所を作らないとなあ、ということになり、どのように変えようか考えた末、けっこう大きめの模様替えとなった。

机右手はこんな感じ。鍵盤はDave Smith InstrumentsのProphet 08 PE。
20180612a_right

これまで右手にあったMONTAGEは左手に移動した。左手にあったEX5は押し入れに移動。
20180612b_left

Eventideは憧れのブランドで、一度は買いたいと思っていた。また、ディレイが少ないのも気になっていた。96kHzでデジタル接続できるディレイはSPX2000だけで、それはそれで好きなのだが、これをディレイに使うと他のエフェクトは使えない。TC Reverb 4000はリバーブ専用機だ。

MoogのMF-104にも憧れていて、でもこれは買いそびれて(新品をキャンセルしてしまって後悔している)、それじゃデジタルにするか、ということで物色し、気になっていたのがEventide TimeFactorである。でも、これはギター用の床置きタイプで、キーボードではどうも使いずらい。また、デジタル入出力がない。DSP4000とかも見たが、96kHzデジタル入出力ができるものはあまりない。

H9000が登場して、OrvilleやH8000の中古が出始めた。Orvilleも惹かれたが、まだ高い。Eclipseが、なんとか手の届きそうな価格で出てきた。OrvilleとEclipseのどちらを狙うか、迷った時は安い方である。

Orivilleはデジタル4入力4出力、アナログ4入力4出力というすさまじさである。Eclipseは2入力2出力で、ルーティングもあまり幅がない。でも、その方が使いやすいかも、Eventide初めて買うし、というのはある。Orvilleにはマスタリングエフェクトが入っていそうだが、EclipseにはTimeFactor、ModFactorの互換プログラムがある(かもしれない)。うーむ。

ということでEclipseを落札して、届くのを待っている。

今回は結局、ADI-8DDのAES/EBU入出力8チャンネル分を、すべてエフェクトのセンドリターンに使うことにした。TC Reverb 4000、ヤマハSPX2000、Eventide Eclipse、Lexicon PCM90である。PCM90は96kHz対応ではないので、interM DSPblueで48kHzに変換してPCM90に入れ、PCM90からのリターンはADI-8DDでサンプリング周波数変換を行う。うちのPCM90は、アナログ入出力がちゃんと動かないと思うのだが、デジタル入出力なら大丈夫である。

今回の一つ前のセッティングはアナログのシグナルプロセシングを重視していたが、今回はそれはなるべく少なくした。TL AudioのO-2031が、ミキサー機能を買われて生き残っただけである。EX5をしまったのは、そこで使っているスタンド(Nord C1/C2用)が、小さい鍵盤を置けない仕様であることが嫌だったからである。テーブルの方を開けておいて、そこに自由に鍵盤を置きたかった。

テーブルに最初に置いたのはAKAI VX600だったが、これは鍵盤が少ないし、ホイールもないし、ペダルも接続できない。これはきつい、ということでProphet 08にした。TC Reverb 4000をかけた音をお一つ。

Hard Pad


「20180612a_Prophet08_1_65_HardPad.mp3」をダウンロード

以前Prophet 08を弾いて録音していた時はエフェクトをかけなかったのだが、つまらないことをしたと思う。リバーブを少しかけるだけでかなり違うものになるからだ。華やかでアフタータッチがかかり、気持ちがよい。

テーブルの上のラック音源のうち、K2500だけはつないで弾けるようにした。

Acoustic Piano


「20180612b_K2500_1_AcousticPiano.mp3」をダウンロード

K2000にも入っている昔々のピアノである。でも、新しいリバーブをかけると違う。あと、O-2031のEQで上を少し削っている。

K2500は、HDDと冷却ファンの音がちょっとうるさい。

H2

2018/05/16

Prophet Xが出た

PX-Left

Dave Smith Instrumentsが「Prophet X」を発表した。モノサンプルを使った場合16ボイス、ステレオサンプルでは8ボイスの2ティンバー・ポリフォニックシンセである。デジタルオシレーター2個のほかに、サンプルプレイバックオシレーター2個を持つ。

外観は最高にかっこいい。メインのOLEDディスプレイのほかに、サンプルインストゥルメントとエフェクトに独立したOLEDがあり、コルグのいくつかの製品を彷彿とさせる。ホイールが鍵盤の左にあるのも好ましい。61鍵盤でアフタータッチもある。エクスプレッションペダルは、ボリュームと、もう一つ接続端子がある。スイッチはサスティンとシーケンサーしかないが。シーケンサーは他のことにも使えるのかなあ。

ビデオを見たり、音のデモを聞いたりした感想は、オールマイティにはならないな、というもの。MONTAGEなどの日本製デジタルシンセと比べると、ティンバー数もポリ数もひどく限られている。エフェクトも限定されている。1台でバンドシーケンスは無理。PCMを使った音色は、いいものもあれば悪いものもある。日本製デジタルシンセの蓄積には及ばない。

Nord Waveと似てるかな、とも思った。ただ、リアルさでいうと、Nord Waveの方が上ではないだろうか。Prophet Xは、伝統のアナログがリアルさを削いでいるように感じる。

一方で、Prophet Xは、欲しいシンセでもある。サンプル音がある点がRev2より楽しそう。Prophet 6より鍵盤数が多い。先日Prophet 5の中古が出ていて一瞬考えたが、今さら買わんでも、という気もする。Prophet 12は、デスクトップ版を持っているので、今から買おうとは思わない。

Prophet X、4000ドルかぁ。日本だと50万~60万円くらいだろうなあ。それを新品で買う勇気は、ない…。

H2

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