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カテゴリー「dbx」の8件の記事

2019/12/18

KORG Pa1000でRoland INTEGRA-7を弾く

20191218a_korgpa1000withrolandintegra7

机背面、机右側、と再編をしてきて、机左側が上の写真のようになった。コルグPa1000が中心なのは相変わらずだが、これまであったFireface 800、ADI-8 DD、GENx192を取り除き、アナログミキサーFM-186を入れた。

アナログミキサーがいいなぁ、と思うのは、パソコンを操作しなくてもいいからだ。INTEGRA-7、Reverb 4000はリモコンソフトがあるので、それらをパソコンから使うことは想定しているが、でも、できるだけ、パソコンなしで音が出るようにしたかった。

FM-186の出力は、1と2をメイン出力とし、フォステクスのA/Dコンバーター「AC2496」に入れている。AC2496は我が家の機材の中では、おそらく最も高品質なA/Dコンバーターではないかと思っている。AC2496のAES/EBU出力をdbx QUANTUMに入れ、S/PDIFでMR-2000Sにつないで録音できるようにした。

ではその音を一つ。

INTEGRA-7 SN-A PRST 0152:Solid GutGt

Pa1000でINTEGRA-7を弾く際、音色によってはアフタータッチでビブラートがかかる。以前JUPITER-80を少し弾いて、スーパーナチュラル音色はアフタータッチでビブラートをかけることはできないと思っていたが、INTEGRA-7は必ずしもそうとも言えないようだ。最初は普通に弾き、Pa1000のアサイナブルスイッチ1を押してミュート音を出し、アサイナブルスイッチ2を押してハーモニクスを出した。

Pa1000のアサイナブルスイッチ1、2は、標準設定では、サウンドコントローラー1(cc#80)、同2(cc#81)を送る。INTEGRA-7はそれが、トーンバリエーションの1と2になっている。メーカーが違っても、意図が一致している。すごいなぁ。もともとのMIDIの規格に合わせてあるのだろうと思うけれど。

アフタータッチでビブラートができて、バリエーションを呼び出せる、というと、がぜん使う気になる。逆に言えば、これまでこの組み合わせをほとんど使ってこなかったということだが。

FM-186の出力3、4は、Pa1000のアナログ入力に接続した。Pa1000以外の音は、FM-186でミックスした後にPa1000のスピーカーで聴ける。Pa1000の音は内部接続されているのでもちろん聴ける。

FM-186の出力5、6は、ヤマハSPX2000のアナログ入力に入れ、センドリターンでエフェクトをかけられる形にした。送りのバランスは調節できないので、原則としては、一つの楽器で使うことになろう。リバーブやディレイがないシンセをつないだ際に便利なのはもちろんだが、INTEGRA-7のようなエフェクター搭載シンセであっても、他社のエフェクトをかけるのは面白いので、いろいろと使ってみたい。

ただ、Pa1000をセンドリターンさせることはできない。フィードバックループができてしまうからだ。Pa1000に独立出力があればよかったのだが。

AC2496のAES/EBU出力1はQUANTUMに行っている。同内容を出力するAES/EBU出力2はReverb 4000に行っていて、Reverb 4000のS/PDIF出力は、やはりQUANTUMに行っている。QUANTUMの側で切り替えることで、Reverb 4000を経路に入れるか入れないかを選択できる。不要な時には通したくないし、電源を入れたくもないからだ。

Reverb 4000のS/PDIF入力には、INTEGRA-7のS/PDIF出力をつないだ。INTEGRA-7だけでよければ、デジタルで回せる。パソコンの側から見ると、デジタルでPC→INTEGRA-7→Reberb 4000→dbx QUANTUM→MR-2000Sと回せる。一度作った音声ファイルを再編集することはあまりないのだが、やろうと思った時には、この経路を使うかもしれない。

SPX2000のエディターソフトはまだ入れていない。当面パネルで操作するつもり。

机右、机左、机背後の3セットは、いずれか一つを選んで、MR-2000Sで録音できるようにした。レベルメーターがいいからだ。机右はアナログ接続なので1ビット録音し、サンプリング周波数192kHzのWAVファイルに変換して作業をする。机背後、机左はdbx QUANTUMを経由するので、96kHz、24ビットでの録音となる。

この部屋の中心はMR-2000Sだなぁ。

H2

 

2018/11/12

dbx QUANTUMのデジタル入力を使う

20181112a_dbxquantumaesebuin

メインの結線をアナログにしたため、デジタル機器のいくつかは不要になる。配線を外したり、新たに引いたりして、結線をブラッシュアップしている。

Fireface 800は、スペクトラムアナライザを見るため、ソフトシンセを弾くために192kHz駆動で残すことにした。96kHzに切り替えて使うことも少し考えたのだけれど、切り替えが面倒でやめた。

192kHz駆動の機器は我が家にはFireface 800とクロックジェネレータしかない。Fireface 800を使うためだけにクロックジェネレータを使う必要はないだろう、と考え、クロックジェネレータは外した。SPX2000とADI-8 DDも外した。これまで愛用してきたのだけれど。

Fireface 800を192kHz駆動で使うと、そこからdbx QUANTUMへ引いていたS/PDIFは意味がなくなる。dbx QUANTUMのS/PDIF入力にOppoのBDP-103をつないでみたが、CDは聴けるがSACDは聴けない。また、音が極端に大きい。BDP-103の音量調整はなぜか効かない。これではつまらないなぁ、ということでやめた。

そんなこんなして、dbx QUANTUMのS/PDIFにはRoland Integra-7をつないだ(96kHz)。AES/EBUにはAkai S6000をつないだ(44.1kHz)。

Integra-7をつなぐと、パソコン→Integra-7→dbx QUANTUM→B3031A+BM14Sという鳴らし方ができる。リスニング、マスタリングに使えるかも、と考えた。PCMでMR-2000Sに録音すれば、フルデジタルでdbx QUANTUMを通してコンプやEQなどをかけられる。プラグインを使うより楽な局面もあるかもしれぬ。Integra-7単体で曲を作った場合は、フルデジタルで録音するのも良いかもしれぬ。

Akai S6000も、それ単体であれば、フルデジタルで、dbx QUANTUMでの加工をして、録音できる。それがいい局面もあるやもしれぬ。小音量で鳴らしてみたが、デジタルならではの生々しさというものも、あるような気がする。S6000のエフェクトはダメダメだと思ってきたが、使い方によってはそうでもないかもしれぬ。

dbx QUANTUMのアナログ入力には、MR-2000Sをバランスでつないでいる。この場合は、モニターコントローラということになる。96kHz動作なので、48kHz超の再生はできないが、まあ、それは、とりあえず気にしないことにしよう。

試してみたいことは、まだまだあるってことだなぁ。

H2

2017/12/29

Urei 537を通して音楽を聴く

20171229a_listening

Urei 537の火を入れてみたところ、1台からひどくノイズが出て、なかなか消えずに難渋した。使いたい時にすっと使えないのは困る。やはりビンテージ・エフェクターに手を出すべきではなかったか。

とはいうものの、なぜかノイズが消えたので、昨日やっていたリスニングの続きを始める。パソコンのPlayPcmWinで宮本笑里のCDを再生し、MONTAGEでバランスアナログにし、model 537を通し、Fostex AC2496で再デジタル化し、dbx QUANTUMに送り、そこから再度アナログにしてDynaudio BM14SとBehringer B3031Aに送るというルーティングである。537とQUANTUMはバイパス設定。

いい。文句なくいい。あれ、うちのセットはこんなにいい音でCDを鳴らせるのか、と思う。537が、通すだけでいい音になる、というのは、そうかもな、と思う。捨てるには惜しい。

H2

2017/12/21

シンセを弾くとは、配線をすることと見付けたり

20171221a_montageandmeq2000dspblue

ここ数日、配線を試行錯誤していた。夜中に布団に入ってどういう配線にしようか考え、なかなか眠れないありさまである。昔だったら一晩中やっていただろうが。モジュラーシンセはまさに配線が演奏であった。私はモジュラーシンセは今は使っていない。A-100のカスタムを一時期置いていたが、あの大きさだと、配線をすればするほどつまみが回しにくくなり、閉口して手放した。そんなわけでコンボタイプの方が好きなのだが、それであっても、やはり、シンセを演奏することは、配線をすることである。

今日行った配線の一つは、Yamaha MONTAGE6→interM MEQ-2000 DSP blue→dbx QUANTUM→KORG MR-2000Sというものだ。QUANTUMは我が家ではモニターコントローラーでもある。あとは、モニタースピーカー(B3031A+BM14S)の電源を入れれば弾ける。なるべく少ない機材で、弾いて録音できるようにしたかったのだ。

だったらMEQ-2000なんていらないじゃん、というのはその通りなのだが、dbx QUANTUMのアナログ入力はMR-2000Sに割り当ててあって、それを変えるのは惜しかった。MONTAGE6からMEQ-2000はバランスドアナログで、それ以降MR-2000Sまではデジタルである。

上記の配線で録音した音を一つ。

Solo 1stViolin AF1


「20171221a_Solo1stViolinAf1.mp3」をダウンロード

MEQ-2000はノンエフェクトで使って、QUANTUMで少しコンプレッサーをかけた。これまでシンセの音を録音するときはなるべくノンエフェクトにしていたのだが、これからは、コンプはかけ録りしようかと思う。ピークが出てレベルがそろわないのが気になっていたのだ。コンプをかけるのも練習のうちである。

上記の配線は、今回した配線のうちの一つに過ぎない。FM-186→MDX2000→MR-2000Sとか、FM-186→MDX2000→Fireface 800とかも配線した。多くの音を混ぜられるようにしつつ、ノイズを抑えるというのはけっこう大変である。

今回は買い物をしていない。偉いぞ俺。マスタリングEQが欲しいんだけど、高い…。

H2

2016/01/14

dbx QUANTUM電池交換

dbxのQUANTUMを起動すると、チェックサムエラーだからハードリセットしろ、と言われるようになった。内部データが飛んでいるらしい。バッテリー切れか、ということになった。買ったばかりで壊れていたらやだなー、とも思ったが、マニュアルにはCR2032と書いてあったし、開けてみたらソケットだったのでさほど難しいことではなかった。

前面パネルのネジを2個はずす必要があって、その六角が合わなくて、100円ショップで買ってきたレンチも合わず、結局ラジオペンチで開け閉めして傷が付いてしまったが、まあ、売る予定はないからよしとする。

MR2000Sの前段は、MDX2000の方が自分らしい音がするような気もしないでもないが、QUANTUMはイコライザーがあるし、WAVで録音する場合にはデジタル回しができてそれがお気楽なので、このところ、それを使っている。出荷するのはどうせ44kHzのWAVだしなー、と思うと96kHz、24ビットのWAVで録音して、まあこれでいっか、と思うのだ。

マスタリングをする際に重要なのは、リスニングポイントからなるべく頭(耳)を動かさずに操作できることだと思っていて、その一等地に置けるものは限られている。パソコンのキーボードとマウス、AVアンプ、MR2000S、QUANTUMは一等地にある。DVD/SACDなどのプレーヤーも。

とりあえず、電池交換が無事に済んでよかった。無事に済まなかった機械もあるからなー。

H2

2015/12/17

dbx Quantum接続

dbxのQuantumを机のラックに入れ、接続して音を通してみた。接続は、いつものことだが、やらねばわからんものである。

ADI-8 DDからQuantumへAES/EBUで入れてみたが、この方法だと、96kHzは動くのだが、44.1kHzでは動かないことが判明。ADI-8 DDの設定をいじれば動くのかもしれないが、面倒になり、Fireface 800のS/PDIFをQuantumに接続した。これだと、44.1kHzでもOK。Sound Forge Audio StudioでASIOドライバ経由で出力すると、異なるクロックのファイルを再生した時に自動追従してくれるので手軽だ。Fireface 800のS/PDIFはこれまでAVアンプに直結していたが、それはあきらめた。192kHzのデジタル送りができなくなるけれど、まあ、それを使うかというと疑問だ。

QuantumからFireface 800へクロックを送ってみたが、Quantumはデジタル入力を選ぶとインターナルクロックで動かなくなることが判明。Quantumをクロックマスターにできるのは、Fireface 800からQuantumへアナログで信号を送る場合のみだ。ん、まあ、これはこれでしょうがないかも。

音であるが、MDX2000を通した時の「いいじゃん」的なものはない。MDX2000は「通すと音が良くなる」的な名機かもしれん。コンプレッションかけた時に、うまく歪が入っているのかもしれない。

一方で、Quantumは、とにかく音がでかくなる。音量に差があるソースを代わる代わる再生して、音量差が感じられなかったりする。細かく追い込む機能も満載。問題は使いこなしなんだろうなあと思う。でも、通すと音が良くなる機械かというと、音に魅力がないというか、色付けがないというか、あっさりしたものだとも言える。

現在のセッティングでは、Fireface 800からAVアンプへの接続は、QuantumとMR-2000Sを通すもののみとなった。でもまあ、普段からこれで聴くのがいいのかなとも思う。Quantumにはバイパスボタンもあるわけだし。

通常のリスニングに使う経路としては、Realtekの光出力をAVアンプに直結してあって、これはこれで便利(5.1chも通る)。また、WAVファイルはAVアンプのUSBメモリーにコピーして聴くことが多いし、DSFファイルなどはMR-2000Sにコピーして聴くことが多い。

シンセを弾く時に、Fireface 800から直結していると、音が小さくて困ることがあった。AVアンプのボリュームを大きくせねばならず、冷却ファンが回ることもあった。Quantumで上げて鳴らす方がいいのかもしれない。また、シンセの音を即録音できる状況をキープするのも、意外といいかもしれない。

H2

2015/12/16

dbx Quantum更新

dbx Quantumが届いた。電源が入ることを確認し、信号を通すことなく、バージョンアップを始めた。届いた時のバージョンは1.11だったと思う。dbxのサイトに1.50があったので、それを入れようというわけだ。

Windows 10パソコンでFirefaceのMIDIインタフェースを使おうとしたが、セットアッププログラムをWindows 10にインストールできない。しょうがないのでWindows XP機を起動。MIDIインタフェースはUM-1EXを用意した。ドライバーを入れる時の挙動が妙で、入れてもアプリがMIDI出力を認識しない。SD-90を通常のセットアップからひっぺがして接続し、試しても同じである。

通常Windows XP機はリモート接続で使っているのだが、それがいけないのかもしれないと考えて、ディスプレイとキーボードとマウスをWindows XP機につなぐ。床に各種機材が雑然と置かれた状況になる。これでなんとか更新を始めることができたが、MIDIでバイナリを送っているので進みはゆっくり。家事のために席を外す。

戻ってみると、Quantumの表示にチェックサムエラーのメッセージが。買ってすぐに壊したかと思ったが、書かれている通りにハードリセットして内部のプログラムを初期化したら起動した。ほっ。

入札する前に、説明書をWebでゲットできるかどうかを確かめるのはけっこう重要だ。Quantumの場合、日本語と英語のPDFを事前に落としてざっと読んだ。今回は、日本語の紙のものが付いてきて、これはこれで電車の中で読むことができて、なおかつ自分で印刷する必要がなくてありがたいが、ある程度時期が経つと紙はどこかに行ってしまい、PDFが頼りになる。そんなわけで、PDFが入手できるかどうかを確かめるのは、入札する前のお約束と言ってよい。

電車の中で紙の説明書を読み始めたが、じっくり読むと細かいところに重要な記述があり、時間をかける必要があると思った。

当初はパソコン側からはデジタルで送り、レコーダーへはアナログで接続、と考えていた。でも、読んでいるうちに、パソコンからQuantumへの接続はアナログとデジタルの2系統用意し、レコーダーへの接続もアナログとデジタルの2系統を用意した方がよいのではないかと考えるようになった。TypeIVコンバージョンとTSE(Tape Saturation Emulation)を使えるのは、アナログ入力の場合だけだからだ。レコーダーの方は、デジタル入力が使えるのはPCM録音の場合だけなので、やはり両方用意する必要がある。

いろいろできるということは、いろいろしなければならないということで、面倒になってくるとアナログに回帰したくなるのだが、アナログ機材の問題は、たくさんつなぐとノイズが気になるのと、場所を取ることだよなー。

Quantumは1Uで、ディスプレイの文字が小さい。ソフト作ってMIDI制御した方が楽かな、とちょっと考えている。コントロールチェンジを送る汎用のMIDIソフトを作れば、QuantumとMEQ-2000の両方で使えるかもしれない。時間があればなー。

Quantumには「99」と書いてあった。1999年というと、RD-8を2台にしてバンド録音をしていたころだろうか。マスタリングコンプレッサーとして使っていたのはDS2416で、今思うと、レベルを詰め切れてなかったように思う。でも、当時は、DA-30が壊れていて、新しいマスターレコーダーとマスタリングコンプレッサーを買う気持ちになれなかったんだろうなあ。

1999年製の機械を今更買うというのはどんなもんかという気もするが、でも、当時は買えなかったわけだから。

世の中プラグイン化が進み、シンセもアウトボードも安くなった。

私自身は、1995年ころはSonic Foundryのものとかをけっこう買ったけれど、それ以降、プラグインにはあまりお金を払っていない。なんでそうかというと、ソフトウエアは長い期間使えないことが多いと思ったからだ。SoundForgeはオーソライズできなくなって買い直した。TCのリバーブプラグインも、バージョン2がなぜかオーソライズできなくなった。バージョンアップ料金を払い続ければいいんだろうけれど、だったらハードウエアの方がいいのでは?と思ってしまう。あと、ソフトウエアは転売できない。

プラグイン化が進んだ理由の一つに、トータルリコールができる、協力者とソフトを合わせておけばプロジェクトを渡せる、といったメリットがあるのかもしれない。でも、私の場合、協力者がいるかというと、うーむである。それほどアクティブに活動できているわけではないから。人とペースを合わせて活動するのは難しい。

DAWに録音する、というのも、極力避けたいなー、と思う今日このごろ。MIDIデータで作って一発ミックス一発マスターという、昔やっていたプロセスでやってみたい。ピアノを録音した場合はどうするか、というのはあるけれど。まあでも、引退するまでは、ピアノを録音する時間はないかもしれない。

引退も、いつにしようかと考えるくらい、近くなってきた。

H2

2015/12/14

dbx QuantumとINTER-M MEQ-2000を購入

オークションでdbxのQuantumとINTER-MのMEQ-2000を落札した。Quantumは3万5000円+送料1280円。MEQ-2000は1万5000円+送料3000円。他に振り込み手数料が432円×2。

MR-2000Sを入手して、その前段にMDX2000をつないだのはいいのだが、イコライザーが欲しくなった。以前はヤマハのYDP2006を使っていたのだが、これは48kHz動作で、せっかくFireface 800を96kHzで動かしているのに、マスターレコーダーの前に48kHz動作のイコライザーを入れるのは気が進まない。プラグインのイコライザーを使えばよいのだが、それだと、一度WAVにしないといけない。うーむ。ということでイコライザーを物色した。

アナログのイコライザーも魅力的だが、今回はデジタルものを選んだ。Finalizer 96kは候補で、中古屋さんにもオークションにも出ていたのだが、ちょっと高い気がして、ネームバリューで劣るQuantumに狙いをつけた。ネットで見る限り、けっこう評判よかったし。Quantumが落とせない場合に備え、MEQ-2000も狙った。

で、どちらも、入札したのは私だけでした。まあ、それが一番気持ちよいのではないでしょうか。

MDX2000を外して、その位置にQuantumを入れてみようと思っている。FirefaceからQuantumはデジタルでつないで、QuantumからMR-2000Sはデジタルとアナログの両方にして、選択して使おうかと考えている。QuantumからFireface 800へクロックをフィードすることも考え中。

MEQ-2000は、ADI-8 DDからAES/EBUで音を送り、サンプリングレートを48kHzに落としてPCM90につなぎ、ADI-8 DDに戻すことを考え中。PCM90はアナログ入力がガリガリしているが、こうすれば回避できるはず。全部が48kHzになってしまうのはしのびないが、リバーブのセンドリターンが48kHzになるのは許せる気がする。あと、リバーブの前段にEQとコンプがあるのは、悪いことではないと思う。

QuantumからMDX2000を通してMR-2000Sというのも考えられるのだけれど、これをするとなると、机のラックにあるCD/SACDなどのプレーヤーを置けなくなる。今は机のラックは、左側がAVアンプで、右がMR-2000S、MDX2000、CDプレーヤーなのだ。

これまで、ADI-8 DDのAES/EBU出力(96kHz)に接続できる機器はSPX2000しかなかったが、今回2個増えた。マスタリングの選択肢が増えて、面白い。老後の楽しみかしら。

H2

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