E-mu Mo'Phatt ROMで「究極の朝」
これまでTL Audioのコンプレッサーが入っていた1Uのスペースに何を入れようか考えた。JP-8000のノイズを抑える目的で入れていたので、JP-8000が引っ込んだため、使っていなかったのである。
出してきたのはE-mu Systemsの「Vintage Pro」だ。とは言っても、この機械にはVintage ProのROMは入っていない。別のProteus 2000(およびその互換製品)に行ってしまっている。この機械に入っているROMは「XL-1」「Mo'Phatt」「TSCY」「Beat」の4種である。Proteus 2000およびその互換機は4台あって、オーソドックス、オケ、ビート、その他に分類している。今回出してきたのはビート担当のものだ。
Ultimate Morning
Mo'Phatt ROMのプリセット001「bts:The Ultimate」独奏。独奏と言っても、使っている音色が一つだという意味で、右手左手で全体を弾けるわけではない。Logicにノート情報をちまちまと打ち込んで作成した。一つの音をかなり長く押さえているので、途中から再生するとちゃんと鳴らない。頭から再生するのを何度も繰り返す必要があった。
フルデジタル接続で、t.c.electronic Reverb 4000の「Large Hall」をかけた。すっきりした音だ。ビニールノイズは、私としては、初めて使ったと思う。
Proteus 2000のアナログ出力をMX-1に回しても面白いかもしれない。
Mo'Phattの情報がないかと探していて、Sound & Recording MagazineのMo'Phattレビューを見付けた。Sound On SoundのMo'Phattレビューもあった。現在Mo'Phattを探すのは難しいかもしれない。こちらでSoundFontを買うことはできるが、それが実機と同じように鳴るかというと、わからない。
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