2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー「Ferrofish」の1件の記事

2015/10/24

Ferrofish B4000+購入

独Ferrofishのオルガン音源「B4000+」を購入した。4万4800円でオークションで出ていて狙っていて、即決に切り替わったので即決した。店舗に現金持っていって引き取ったので、送金手数料と送料はかからず。よく使ってきた店でした。

FerrofishはA/D、D/Aコンバーターで名を成しているようであるが、なぜかオルガン音源を出した。デモを聞いて音が弱いと思ったが、それでも買った。ドローバーとカラー液晶が付いたオルガン音源を作ったその心意気を買いたいと思ったから。

買って少し使ってみての印象。音は弱々しい。C1とXM-2が太く強く激しいのに対し、B4000+は優しく弱々しい。アナログボリュームがなく、音が小さい。Fireface 800の前面端子に入れてボリュームをかなり上げて使ってみている。液晶は確かにカラーだが、とても小さく、老眼の私にはきついものがある。

今度はいい点。なんていうか、オルガン音源モジュールはどれもメインとしてはHammondのB3/C3をターゲットにしているのだけれど、製品ごとに個性があることがよくわかった。我が家はけっこうオルガン音源をコレクションしていて、NordのC1(これは音源じゃないけれども)、Nord Electro Rack 2(これは3段分ないけれども)、Voce MicroB、Roland VK-8M、Hammond XM-2、E-MU B-3(ROMだけ)、KORG EXB-MOSS(オルガンモデルがあるというだけだけれど)などがあるのであるが、どれもこれも大きく違うことがよくわかった。

ピアノは同じ型番であっても1台1台違う。ある意味、B3/C3もそうなのかもしれぬ。

で、B4000+の音は弱々しいのだけれど、でも、それが個性だと思う。

カラー液晶は小さくて見づらいが、「Play」画面ではSwellとVolumeとドローバー25本が表示され、この画面に関しては素晴らしい。ドローバーは大まかな形がわかればいいから小さくても役に立つ。ドローバーの状況を見て、REGISTERブロックのPedal、Lower、Upperボタンを押してドローバーを動かせば、音と画面が変わる。同様の機能はXM-2にもあるのだけれど、B4000+の場合はドローバーと液晶の位置が近いし、ドローバーの画像がけっこうリアルなのがアドバンテージだ。

B4000+の付加機能も面白い。先ほどドローバー25本と書いたが、内訳はアッパー9、ロワー9、ペダル6である。ペダルは2本のものが多いので、B4000+の6本はユニークだ。他にも、オルガン音のアタックとリリースを調整できたり、アッパー/ロワー/ペダルの音量バランスがあったり、ベロシティが受信できたりする。他の音源だとグローバル設定になっているものがB4000+の場合はボイス設定になっているものも多いようで、プリセットを呼び出して弾いていると不思議なバリエーション感がある。

MIDI CCの受け方も面白い。C1のペダルはCC4、XM-2はCC11、Nord WaveはCC7で、足元にはエクスプレッションペダルが3つ並んでいるのだが(ちなみに、他にC1のサスティンとロータリースピード、足鍵盤がある)、CC4と7と11をB4000+に送ってみたところ、CC4でロータリースピードが変わり、CC7でボリュームが変わり、CC11でSwellが変わった。Swellの音量調整はリバーブ前で、ボリュームはリバーブ後である。最初はCC7を使っていたが、CC11を使うようになってだいぶB4000+の印象がよくなった。

コンパクトなのもいい。幅はXMc-2よりあるが、奥行きは短い。そのおかげで、XMc-2よりもいい場所に置けた。ドローバーを引くときょう体からはみ出るので折ってしまう可能性があるが、でもそれはユーザーが気を付けるべきことであろうと思う。

音は小さいが、S/Nは70dBくらいは稼げそうである。

できれば、液晶はもう少し大きくしてほしかった。MIDI出力がないのも残念(入力2個は私はいらない)。そこからペダルCCを送れると便利であるからだ。あと、デジタル出力かバランス出力がほしかったなあ。

現在C1ではXM-2とB4000+を弾けるようにしてある。混ぜようと思えば混ぜられるが、今はどれか一つを選択して試している段階だ。B-3 ROMは、Proteus 2000に入れて使えるようにしたいと考えている。上鍵盤限定になると思う。Nord Electro Rack 2はピアノ音優先でMP9500につながっている。VK-8Mは別部屋のEL57につながっている。Voce MicroBは押し入れ。MicroBは、3段鍵盤で使うとなると、設定をMIDIでしなければならない部分が多く、どうもそれがおっくうである。上鍵盤限定で試してみるといいのかなあ。

オルガン音源、基本は1台あればいいのではないかと思う。それをたくさんそろえるのはプレーヤーではなくコレクターだ。でもまあ、コレクターにはコレクターの楽しみもあるかもしれん。

シンセのオルガン音色もけっこういい。オルガン音源を弾いた後に戻ってくると、PCMオルガンもいいものである。よく作ってある、完成度が高い、と思うことがある。

H2

「シンセな日々」検索







ウェブページ