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カテゴリー「Fostex」の6件の記事

2023/08/21

Fostex G850を購入

20230821a_fostexg850

フォステクスのパッシブスピーカー「G850」を買った。2台で4万6000円(送料含む)。2006年に発売された時の価格は1台6万円+税であったらしい。3分の1とまではいかないが、半額よりは安い、かな。

フォステクスの製品はこれまでいろいろ買ってきたが、スピーカーは、パッシブもアクティブも買ったことがなく、一度買ってみたいと思っていた。買うならG1300かなぁ、とも思っていたが、これがなかなか値崩れしなくて、買う機会がなかった。今回オークションで見て、G850という製品がGシリーズの最初のものであることを知った。

G850は85mmフルレンジ・バスレフで、純マグネシウム振動板が特徴である。経年劣化で、我が家に届いたものは振動板があまり美しくない。酸化した(さびた)のであろうと思う。でも、ネットを付けていれば気にならない。

G850は300台限定(300ペア?)であったため、ネット上に資料が少ない。英語の資料がまったく見当たらないので、たぶん海外販売はされなかったのだろう。

到着して箱を見た感想は、小さいなぁ、この箱でペアが入ってるのかなぁ、であった。メインモニターGenelec 1031Aの上には、これまでAvantone Proの「MixCube Passive」(購入記事はこちら)を置いていて、これはこれで満足していたのだが、G850が来たので、MixCubeをどけてG850を置いた。アンプはローランドのSRA-50である(購入記事はこちらこちら)。

G850は縦置きにすべきスピーカーであろうと思うのだが、縦置きにするとスピーカーがかなり上に行ってしまい、耳の高さからずれ過ぎる。それが嫌で横置きにしてみた。

つないだアンプも、置き方も、オーディオ愛好者が見たらあきれるだろうなぁ。

第一印象は、あー、やっぱり、Auratone 5CやAvantone MixCube、ヤマハNS-10Mよりハイファイだなぁ、であった。上も下も再生している気がする。SRA-50のBASSとTREBLEを回すと大きく音が変わる。

私は1987年くらいから1993年までは、持っているオーディオスピーカーはAuratone 5Cだけだった。でも、それで不満は、そんなになかったんだよね。その頃と比べると、G850は驚くほどのハイファイであると思う。

G850にはなんとなく、低周波の揺れが感じられる。人が身動きした風なのかな、みたいな。しばらく、G850でいろいろな音楽を聴いて、自分をリフレッシュしようと思う。このところ、シンセを弾くのに熱がなかなか上がらないし。

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2023/01/02

Fostex DS-8をまた出してきた

20230102a_leftsidekeyboardstand

Windowパソコンに接続されている机左側の領域に、Fostexのデジタルパッチベイ「DS-8」をまた出してきた。上の写真で、INTEGRA-7の上に入っているのがそれだ。

主な配線を下の図に示す。赤い矢印はデジタル接続、黒い矢印はアナログ接続だ。

20230102a_windowspcconnections

MX-1のセンドリターンに以前はヤマハSPX2000を入れていたのだが、Strymon AA.1へのセンドにしたので、SPX2000が使われなくなってしまった。それを外して、DS-8を入れた。

DS-8を入れたことで、dbx QuantumのS/PDIFに何を入れるかを切り替えられるようになった。MX-1とINTEGRA-7のどちらを選ぶか、Eclipseをインサートするかどうか、を選べる。UA-S10からの信号をEclipseで混ぜることもできる。

こんな風にしたのは、すべての電源を入れることなく、作業をできるようにするためだ。

Cakewalkの入出力先として、UA-S10、INTEGRA-7、MX-1の3つから一つを選ぶ形になる。UA-S10はパソコンの電源が入れば電源オンになるので、通常のリスニングはそれで行う。鍵盤(Arturia KEYSTEP 37など)を用意すれば、ソフトシンセを弾くこともできる。ソフトシンセの音を録音したい場合は、dbx QuantumとMR-2000Sの電源を入れればよい。

Nord Stageを弾きたいだけであれば、Nord Stage、MX-1、Genelec 1029Aの電源を入れればよい。弾くだけなら、パソコンが起動している必要はない。

より多くの機材を使いたい場合は、少しずつ電源を入れていく。と考えたのだが、どうだろう。うまくいくだろうか。

キーボードスタンドの2階は、セミモジュラーシンセを2台と、モジュラーのエフェクター(またはシンセ)3台としてみた。現在できるだけのモジュラー体勢である。

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2022/03/24

Fostex DS-8を購入

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フォステクス「Digital Audio Selector DS-8」を購入した。9000円+送料1543円。

上の写真は、上がDS-8で、下が「Digital Audio Patchbay DP-8」である。DP-8はおそらく1998年の製品で、2000年には改良版のDS-8が出た。DP-8は対応サンプリング周波数が32kHz~48kHzで、DS-8は32kHz~96kHzになった。DS-8のパネルに「96k」と書かれているのはそのためだ。

DP-8は新品で購入した。DS-8が出る前に買ったはずだ。オプティカルとコアキシャルの変換ができるし、一つの入力を複数の出力に割り当てられる。ロータリースイッチで接続を変更できる。何かと便利で時々使う。オプティカルとコアキシャルの変換ができる機器は、他にAlesis(アレシス)のAI-1もあるが、こちらはADAT変換も含んだ機器で、無用な処理が加わる可能性がある。DP-8は、単純であるだけに、信頼感がある。

DS-8を買うかどうかはずっと悩ましい問題だった。我が家にあるS/PDIF入出力を持つ機器の多くはサンプリング周波数が44.1kHzまたは48kHzなので、DP-8で十分と言えば十分なのだが、少数とは言え、96kHz対応の機器もないわけではない。Akai Z4、Radical TechnologiesのAccelerator、Eventide Eclipse、t.c.electronic Reverb 4000、ART DPIIなどがそうだ。96kHz機器をつなぎたいこともないとは言えない。

DS-8と同様の機器が今後製品化されるとも考えにくい。買っておくか、となったのが今回である。

S/PDIFは家庭向けのデジタルオーディオ伝送規格で、対応機器は減りつつあるように思う。とはいうものの、ないわけではないし、我が家のような素人スタジオでは、ノイズが乗らず、レベル合わせが厳密でなくともよいデジタル伝送は捨てがたい。プチノイズの危険があっても、だ。ある程度は使っていこうと思う。

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2021/04/05

Fostex DE-1を購入

20210405a_fostexde1

フォステクスのエフェクター「DE-1」を買った。2000円。送料込みでこの価格では、売り主に入る金額は微々たるものであると思う。安く譲ってくれて、ありがとうございました。

フォステクスは、エフェクターをそんなにリリースしていないと思う。この手のデジタルマルチは、DE-1のほかには、DE-10(製品情報ページ 、Sound On Soundのレビュー記事 )くらいしかないんじゃないだろうか。DE-10のレビュー記事はなかなかに辛辣で、安いけれど、安いなりの音だ、ということで決して薦めてはいない。

DE-1とDE-10の違いは、DE-10にエフェクトのアルゴリズムがいくつか追加されていること、ギターまたはマイクを接続する端子が追加されていることだ(多分)。シングルモードとデュアルモードがあり、前者では2入力2出力で、後者では1入力2出力×2で使える、というのは、DE-1とDE-10で共通だろう。

DE-1を買ってみようと思ったのは、ここ数日、ローランドのU-220のリバーブやMV-30のリバーブとコーラスを聞き、昔のエフェクターには昔のものらしい味わいがあるなー、と思ったからだ。DE-10は、1999年の製品で、サンプリング周波数が32kHz、周波数特性は20Hz~15kHzであるという。昔っぽい味わいの一品だろうと思って買ったが、届いて鳴らしてみても、そうだと思った。

リバーブはかなりわざとらしいもので、後の製品とは比べものにならない。でも、シンセの音にかけると気持ちの良さがある。ディレイは普通に使えそうだ。

Blofeld "Saw1" with DE-1 "Normal Mono Delay"

デュアルモードにしてエフェクト1のディレイのバリエーション1「Normal Mono Delay」をかけたもの。センドリターンでかけているが、録音した際はそうではないと勘違いしていて、MIXつまみを中央にしていた。原音にうまい具合にからんでいるし、原音のデジタルっぽさとディレイのデジタルっぽさがほどよく合っている。

コーラスとフランジャーも、かかりがきつくて嬉しい。

Blofeld "Saw1" with DE-1 "Duo Frange"

うわー、お下品ー、ウキウキという感じのフランジャー。これはインサーションでかけた。原音の高域が削られた気がしなくもない。

デュアルモードで使う場合は、背面の入力レベル調節つまみ、前面のTYPE、VARIATION、ADJUST、MIXつまみで操作することになる。エフェクトのパラメーターを調整するつまみは一つだけで、簡単ではあるが、物足りなくもある。

一番困るのはピッチシフトの場合だ。ADJUSTつまみで調整できるのはエフェクト音のピッチで、これがプラスマイナス1オクターブで、なおかつステップ数が少ないようで、デチューンがうまくできない。それをしたい場合は、シングルモードにしてパラメーター調整つまみを3個にし、3つ目のつまみがプラスマイナス1音なので、それで調整するしかない。この音がなかなか素敵だっただけに、それをデュアルモードで使えないのは残念だ。デュアルモードのピッチシフトに、デチューン用のバリエーションを作ってくれたらよかったのに。

バリエーションの中には、ディレイ+リバーブ、コーラス+リバーブ、フランジャー+リバーブといった複合エフェクトも用意されていて、便利そうである。全般にかかりが派手で、私は好ましいと感じる。

こうした、ノンプログラマブルなデジタルリバーブというと、以前持っていたLexicon LXP-1、Alesis Microverbを思い出す。どちらも壊れて廃棄して、今手元にはない。

DE-1は1999年の製品だが、そこから22年が経過した現在に鳴っているのだから、大したものだと思う。MADE IN JAPANならでは、なのだろうか。

ノイズフロアはマイナス65dB程度で、どうしようもなく悪いというほどではないが、良くもない。S/Nを稼ぎたい場合はセンドリターンで使うのがよさそうだ。多少汚れてもいいや、という時はインサーションで使うのもありかもしれない。

インターネットでマニュアルPDFを探して、英文のものは見付けた。日本語のものは見当たらなかったので、紙のマニュアルをスキャンした。パソコンに入れておかないと、いざ使いたい時に見れないからだ。日本語の方が原文であったのか、説明がこなれているように思う。

このごろでは、ハードウエアのエフェクターはギター向けしかない。シンセ弾きにとっては、ギター向けのエフェクターは設置と操作が難しい。DE-10のような昔のエフェクターを拾うのも、ある程度は必要かもしれない。

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2017/12/29

Urei 537を通して音楽を聴く

20171229a_listening

Urei 537の火を入れてみたところ、1台からひどくノイズが出て、なかなか消えずに難渋した。使いたい時にすっと使えないのは困る。やはりビンテージ・エフェクターに手を出すべきではなかったか。

とはいうものの、なぜかノイズが消えたので、昨日やっていたリスニングの続きを始める。パソコンのPlayPcmWinで宮本笑里のCDを再生し、MONTAGEでバランスアナログにし、model 537を通し、Fostex AC2496で再デジタル化し、dbx QUANTUMに送り、そこから再度アナログにしてDynaudio BM14SとBehringer B3031Aに送るというルーティングである。537とQUANTUMはバイパス設定。

いい。文句なくいい。あれ、うちのセットはこんなにいい音でCDを鳴らせるのか、と思う。537が、通すだけでいい音になる、というのは、そうかもな、と思う。捨てるには惜しい。

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2017/12/24

Fostex AC2496を上席に移動

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FostexのA/Dコンバーター「AC2496」を、机右手のラックに移した。これまで、シンセ(MONTAGE6)→MEQ-2000→dbx QUANTUM→MR-2000Sという経路を試していたが、MEQ-2000のイコライザーやコンプなどがQUANTUMと重複するので、なんかあほらしいなと思っていた。また、AC2496を机左手で試した時にいい感じだったので、これをメイン側へ持ってきたいと思った。1Uなのもありがたい。

で、シンセ→AC2496→QUANTUM→MR-2000Sという経路で録音したのがこれ。

STRINGS2h


「20171223a_Strings2h.mp3」をダウンロード

リリースの波形を見て、波線がきれいに見えて感動した。ノイズが低いのではないかと思う。ただ、録音して何度も聞いていると、MONTAGEには歪み要素が欲しい気もする。それはまあ、次に届く機材を待つということで。

うちのAC2496はAES/EBUオプション付きのものだ。中古で私が買った時の目的はADAT出力だったのでAES/EBUは気にしていなかったが、今となっては、48kHzまでしか出せないADAT出力は使うことがあまりないように思う。96kHzまで出せるAES/EBU出力があるから、今でも重宝されるわけだ。

面白いのは、スプリッターとして使えるところだ。アナログ入力を複数のAES/EBUに出せる。今回はそれを使って、QUANTUMに直接送り込むだけでなく、ADI-8 DD→Fireface 800→QUANTUMという経路でも信号を送れるように配線した。シンセ1台だけで用が足りる場合はQUANTUMに送ればいいし、他のシンセと混ぜたい場合、デジタルのセンドリターンエフェクトをかけたい場合などはFirefaceを経由させればよい。

シンセ→FM-186→MDX2000→AC2496→QUANTUM→MR-2000Sという経路も配線した。FM-186にはPCM90とProR3を接続するので、それらを使いたい場合にはこちら。QUANTUMに送るんだったら、MDX2000はなくてもいいかもしれない。シンセ→FM-186→MDX2000→MR-2000Sも配線した。MR-2000S前段をフルアナログにするもので、DSD録音に使う。

先日お会いしたシンセのベテランの方は、「何かに通せば必ず音は変わりますよ」とおっしゃっていた。通す機材を減らす姿勢も、忘れずにいたいものだ。ラックの裏面で接続を変えよう。

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