KORG KRONOS(2011)で「濡れた路面の音」
私の家は引っ越してきた当初は交通量がさほど多くなかったのだが、道が拡幅されたり、近隣の施設が増強されて通勤の人が増えたりして交通量が増えた。平日の朝は車の渋滞が見られるし、昼間は重く大きな車が通って家が揺れる。雨が降って路面が濡れると、「シャーッ」というロードノイズが聞こえる。それもまた、風情だと思うようにしている。
今朝、机に座った瞬間に「ミソシードシソミー」と歌い出してしまい、それを譜面にし、録音した。
Wet Road Noise
KORG KRONOS(2011)のプリセット「INT-A 018: EP Mark I PreAmp&Cabinet」独奏。中間のポーズと最後を除き、8分でクォンタイズをかけた。録音した時のテンポは65だったが、67まで上げた。低域が出過ぎるので、EXiのパネルでローを絞った。せっかく独奏なのでデジタル録音しようと、KRONOS→Eventide Eclipse→dbx Quantum→KORG MR-2000Sという経路で録音した。ステレオ感がもう少し欲しかったので、Eclipseで「JustStereo2」を10%かけた。
譜面を書いた後にMIDI録音を始めようとして、まごついた。X-Touch Oneが動かなくて慌てた。USB接続を変えてみたり、再起動したり。どうやら、プロジェクトがない時はコントロールサーフェスは動かないようである。これからは、プロジェクトを作って動作を確認しよう。
KRONOSとのMIDIの送受信ができないというのも焦った。KRONOSを再起動したり、パソコンを再起動したり、UM-1 mk2をやめてUSBでつないでみたりと右往左往した。これは、先日nanoKontrol2を接続してKORG USB MIDI Driverを使った際、MIDIのレジストリが汚染されたことが原因であったようだ。KRONOSが本格的に壊れたかと思って、おろおろした。
こういう時に、譜面を書いた後なら、曲を忘れることがないので、まだマシと言える。
KRONOSのエレピはけっこう好き。
H2