久々に模様替え
五十肩になって模様替えの気力をなくしていたのだが、Eventide Eclipseを落札して、どこかにそれの場所を作らないとなあ、ということになり、どのように変えようか考えた末、けっこう大きめの模様替えとなった。
机右手はこんな感じ。鍵盤はDave Smith InstrumentsのProphet 08 PE。
これまで右手にあったMONTAGEは左手に移動した。左手にあったEX5は押し入れに移動。
Eventideは憧れのブランドで、一度は買いたいと思っていた。また、ディレイが少ないのも気になっていた。96kHzでデジタル接続できるディレイはSPX2000だけで、それはそれで好きなのだが、これをディレイに使うと他のエフェクトは使えない。TC Reverb 4000はリバーブ専用機だ。
MoogのMF-104にも憧れていて、でもこれは買いそびれて(新品をキャンセルしてしまって後悔している)、それじゃデジタルにするか、ということで物色し、気になっていたのがEventide TimeFactorである。でも、これはギター用の床置きタイプで、キーボードではどうも使いずらい。また、デジタル入出力がない。DSP4000とかも見たが、96kHzデジタル入出力ができるものはあまりない。
H9000が登場して、OrvilleやH8000の中古が出始めた。Orvilleも惹かれたが、まだ高い。Eclipseが、なんとか手の届きそうな価格で出てきた。OrvilleとEclipseのどちらを狙うか、迷った時は安い方である。
Orivilleはデジタル4入力4出力、アナログ4入力4出力というすさまじさである。Eclipseは2入力2出力で、ルーティングもあまり幅がない。でも、その方が使いやすいかも、Eventide初めて買うし、というのはある。Orvilleにはマスタリングエフェクトが入っていそうだが、EclipseにはTimeFactor、ModFactorの互換プログラムがある(かもしれない)。うーむ。
ということでEclipseを落札して、届くのを待っている。
今回は結局、ADI-8DDのAES/EBU入出力8チャンネル分を、すべてエフェクトのセンドリターンに使うことにした。TC Reverb 4000、ヤマハSPX2000、Eventide Eclipse、Lexicon PCM90である。PCM90は96kHz対応ではないので、interM DSPblueで48kHzに変換してPCM90に入れ、PCM90からのリターンはADI-8DDでサンプリング周波数変換を行う。うちのPCM90は、アナログ入出力がちゃんと動かないと思うのだが、デジタル入出力なら大丈夫である。
今回の一つ前のセッティングはアナログのシグナルプロセシングを重視していたが、今回はそれはなるべく少なくした。TL AudioのO-2031が、ミキサー機能を買われて生き残っただけである。EX5をしまったのは、そこで使っているスタンド(Nord C1/C2用)が、小さい鍵盤を置けない仕様であることが嫌だったからである。テーブルの方を開けておいて、そこに自由に鍵盤を置きたかった。
テーブルに最初に置いたのはAKAI VX600だったが、これは鍵盤が少ないし、ホイールもないし、ペダルも接続できない。これはきつい、ということでProphet 08にした。TC Reverb 4000をかけた音をお一つ。
Hard Pad
「20180612a_Prophet08_1_65_HardPad.mp3」をダウンロード
以前Prophet 08を弾いて録音していた時はエフェクトをかけなかったのだが、つまらないことをしたと思う。リバーブを少しかけるだけでかなり違うものになるからだ。華やかでアフタータッチがかかり、気持ちがよい。
テーブルの上のラック音源のうち、K2500だけはつないで弾けるようにした。
Acoustic Piano
「20180612b_K2500_1_AcousticPiano.mp3」をダウンロード
K2000にも入っている昔々のピアノである。でも、新しいリバーブをかけると違う。あと、O-2031のEQで上を少し削っている。
K2500は、HDDと冷却ファンの音がちょっとうるさい。
H2