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カテゴリー「Lexicon」の17件の記事

2023/05/23

Yamaha MOTIF-RACK XSで「3オクターブ」

20230523a_3octavesmemo

メインのWindowsパソコンにつないでいる机左側の機材にはこれまでRoland INTEGRA-7があったのだが、それを外して、ヤマハMOTIF-RACK XSとLexicon PCM 91を入れた。ローランドMX-1のセンドリターンにPCM 91を入れたかったからだ。MOTIF-RACK XSのみを弾くのであれば、デジタルで録音できる経路を作りたいなー、と配線し、その経路のテストをしていて1曲。

3 Octaves

MOTIF-RACK XSの1番音色「Full Concert Grand」独奏。内蔵のリバーブを切り、PCM 91「P0 0.0 Deep Blue」をかけた。Arturia KEYSTEP 37で弾いており、その3オクターブの鍵盤の範囲内でまとめてしまえ、と思った。

Cakewalkのメトロノームを鳴らしてMIDI録音。一度で録り切ったが、途中でびびって指が震えた。KEYSTEP 37でベロシティを弾き分けるのは私には難しく、妙ちくりんにベロシティが低くなった音がたくさんあるが、あまり直さなかった。リタルダンドの部分を除き、8分音符でクォンタイズした。

MOTIF-RACK XSの一番ピアノの音色はあまり好きではないが、それでも、一度は使ってもいいかと思った。

INTEGRA-7とMOTIF-RACK XSを比べると、MOTIF-RACK XSの方がリバーブの質がよい(今回は使っていないけれど)。MOTIF-RACK XSには「ボイスモード」があり、1個の音色を整えられた形でオーディションできるのもよい。アルペジエーターの質もよい。INTEGRA-7を使いこなすのは、私にとってはまだまだ難しい。

H2

2022/11/29

エフェクターの配置替えで故障に気付く

20221129a_yamahaspx2000atleftside

エフェクターの配置替えをした、というか、することを迫られた、というべきか。

DSI Prophet 12 Desktopを机中央に置いて使う気になっている。電源スイッチを入れる手間を最小限にしたいとUA-S10のライン入力に直結した。これはこれでいい音なのだが、音が硬過ぎる、定位がはっきりし過ぎている、きつい、と感じることがままある。シンセの音は、硬い音を柔らかくするのは、リバーブなどを使えばできるが、柔らかい音を硬くするのは難しいと思うので、音が硬いこと自体は悪いことではない。Dave Smithらしい、とも言える。

Prohet 12は、リバーブは搭載してないんだよね。

ということで、リバーブを直結しようということで、SPX2000を机右側のラックから左側に移し、Prophet 12 Desktopを直結してみた。SPX2000を選んだのは、リモコンソフトがあるからだ。

20221129b_yamahaspx2000editor

机の上にArturia KEYSTEP 37とProphet 12 Desktopを置いて弾く際に、1mほど離れた左側のラックに手を伸ばすのはつらい。リモコンソフトがあれば、マウスで操作できると考えた。

やってみた感想は、悪くないかな、であった。SPX2000を通すとバイパスであっても、少し音が柔らかくなるように思うが、硬過ぎるからエフェクターを入れたので、そこに文句を言うこともないだろう。

机右側のMacBookを中心としたシステムからSPX2000が抜けたので、そちらも配置と接続の変更をせねば、と作業を始めた。

Lexicon PCM 81のアナログ入力が壊れていた。ショック…。

気を取り直して、A/Dコンバーターの役割をさせるために、t.c.electronicのFIREWORXを出してきた。そうしたら、こちらはバックアップバッテリーが切れたようだ。

20221129c_tcfireworxramiscorrupted

「RAM Is Corrupted. Settings Cleard.」だってさ。ここでENTERボタンを押すと下の画面になる。

20221129d_tcfireworxstartoption

とりあえず、Optionの欄で「Start」だったっけ、を選ぶと起動はする。

電池が簡単に交換できるという幸運があるかなー、と蓋を開けてみた。

20221129e_tcfireworxbatteryinside

上の写真の中央右下あたりに立っているのがボタン電池だ。これを交換するのは、私にとっては勇気がいるぞ。

Reverb 4000に意味もなく挿してあったPCMCIAメモリーカードをFIREWORXに入れてみた。

20221129f_tcfireworxpcmciamemorycardinse

とりあえずこれで。

Fireface 800からFIREWORXにアナログでセンドし、FIREWORXのS/PDIF出力をLexicon PCM 90に入れて、それをADI-8 DDに戻し、FIREWORXのAES/EBU出力をLexicon PCM 81に入れて、それをADI-8 DDに戻した。これで、PCM 81と90の片方は鳴らせる。両方に同じ信号を送って、ミックスすることもできる。意味があるかどうかはともかくとして。

エフェクターも、徐々に壊れるんだよね。ふぅ。

H2

2022/10/26

Lexicon PCM 91を購入

20221026a_lexiconpcm91replacebatterysoon

Lexicon(レキシコン)のリバーブレーター「PCM 91」を購入した。9万4022円+送料1496円。中国製。

机左側のラックに1U開けて待っていた。そこへ入れて配線をして電源を入れた。上の写真のように「Replace Battery Soon」と表示された。メモリーバックアップ用の電池が切れているらしい。今回はオークションで購入したのだが、バッテリー切れについて何も書いていなかった出品者は、誠実とは言い難い。

バッテリー切れ状態でも、使えないわけではない。PCMシリーズの場合、プリセットを呼び出してちょっとアジャストして使うというのが多いだろうから、ROMのプリセットがあれば大きな問題にはならない。ただ、設定の記憶ができないとすると、それはちょっと不便かもしれない。何にせよ、このまま使うのは癪に障るので、音が出ることを確かめた後で、配線を外してラックから出してケースを開けた。

バッテリーは基板に直付けで、パナソニックのBR2325だ。

20221026b_panasonicbr2325inlexiconpcm91

ラジオペンチで電極を電池から引きはがした。

20221026c_batteryremoved

電圧が同じ3ボルトだからこれでもいいだろう、と乱暴な決断をし、手持ちのCR2032とそのケースをハンダ付けした。

20221026d_cr2032ontheair

電極に思うようにハンダが付かなくて、ちょっと困った。イモハンダである。この時点で一度電源を入れ、エラーメッセージが出ないことを確かめた。

無用な接触を防ぐため、セロテープなどで軽く覆った。

20221026d_somecovers

ケースを閉じ、ラックに入れ、配線をして、音が出ることを確かめた。当面これで。

音を一つ。

Lexicon PCM 91 "Deep Blue" Dry & Wet

Ensoniq TS-12の「GNDPIANO」という味も素っ気もないピアノに、PCM 91の最初にあるプリセット「P0 0.0 Deep Blue」をかけて弾いた。Cakewalkに録音してクォンタイズをかけ(リタルダンド部は除く)、最初はバイパスして再生し、次にバイパスをオフにして再生した。ペダルを離した時に音が何もないのが、1993年ごろに作られたTSらしいところだと思う。

このごろ、TSはWavestationに似ているなぁ、と感じている。シーケンサーが付いていたり、PCMがひと通り揃っていたりする点は風合いが異なるが、世代は同じだよねー。

PCM 91には450のプリセットが入っており、そのラインナップは、PCM 90に「DUAL RVB」カードを足した場合と同じではないかと思う。ただ、音の印象はPCM 90よりも明るいように感じた。A/D、D/Aが変わっていることが影響しているのかもしれない。

我が家のPCM 90は、アナログ入力がガリガリバチバチで、現在はデジタル入出力でつないでおり、アナログ入出力で聞き比べはできない。昔の記憶だと、PCM 90は、もうちょい暗い音だった気がする、というだけである。

PCM 81/91については、英Sound On Sound誌のレビュー記事が参考になる。レビュアーのPaul White氏は「For pure reverb, the PCM91 is probably the next best thing to a Lexicon 480 or 300, and it's my bet that in a typical mix there are few people, including studio engineers, who would know the difference. 」(純粋なリバーブという意味では、PCM 91はたぶん、Lexiconの480と300に次ぐ良さを持っている。ただ、賭けてもいいけれど、典型的なミックスにおいて480/300と91の差に気付く人は、スタジオエンジニアを含めても、ほとんどいないだろう)と述べている。

480や300を買うかというと、それは躊躇する。PCM 80/90/81/91にはデジタル入出力があるが、480と300にはない(おそらく)からだ。アナログ入出力のどこかが壊れたら廃棄、というのはねぇ。

1980年代にPRO SOUND誌を購読していた私にとって、どのスタジオの写真にもあった機材というと、ヤマハNS-10M、Auratone 5C、そしてLexicon 480のリモートコントローラーが思い浮かぶ。480は憧れても手が届かない機材だったのだ。

それと似たようなものを買えるとなれば、無理しても買っちゃうでしょう。

最初に買ったLexiconの機材はLXP-1(新品)とそのリモコン(中古)で、LXP-1は数年で壊れた。中古で売られていたPRIMETIMEはあっという間に壊れた。2000年ごろに中古で購入したPCM 90は、アナログ入力に問題を抱えているが、デジタル入力でまだ使えている。PCM 81(購入記事はこちら)は、問題なく使えている。

昔欲しくて買えなかったもの、ってのは、懐かし消費をしてしまうんだよねー。

PCM 80/90/81/91を「Vintage Digital」と評しているWebサイトもあった。そうなんだなー、年を取ったなー、と思う。

H2

2022/08/04

Lexicon PCM 81に48kHzのクロックを供給する

20220804a_lexiconpcm81connections

昨日、アカイS6000をLexicon PCM 81にセンドリターンして弾いていたのだが、デジタルのプチノイズが気になった。

S6000は、Lucid GENx192から同軸ケーブルで48kHzを供給している。S6000のAES/EBU出力をRME Audio ADI-8 DDに入れて、ADI-8 DDでサンプルレート変換をオンにして、96kHzに変換している。ADI-8 DDのクロックは、GENx192から96kHzを同軸ケーブルで供給している。こうすると、GENx192から出る48kHzと96kHzが揃ってプチノイズの発生が抑えられる、のではないかと推測している。根拠はないが。

PCM 81はこれまでは、Fireface 800のアナログバランス出力を入れて、S/PDIFデジタル出力をADI-8 DDに入れて戻していた。クロックはインターナル48kHzだった。GENx192の48kHzを入れれば、プチノイズの発生を抑えられるのではないかと思った。

最初はS/PDIFでクロックを入れようとしたのだが、背面を見て、そう言えばPCM 81はAES/EBUを持っているんだった、と気付いたのでAES/EBUにした。それが上の写真である。

クロックをAES/EBUに設定したのが下の写真だ。

20220804b_lexiconpcm81audiowordclock

オーディオ信号はアナログ入力から受け取るので、アナログ入力のレベルを100%にした。

20220804c_lexiconpcm81audioanaloginlevel

デジタル入力からオーディオ信号は受け取らないので、そちらはゼロ%。

20220804d_lexiconpcm81audiodigitalinleve

これで大丈夫だろうか?と、MONTAGEの出力を送って弾いてみた。大丈夫っぽい。

では音を一つ。プログラムは下の写真の「Tape Echo」だ。

20220804e_lexiconpcm81tapeecho

Yamaha MONTAGE "CFXConcertH" with Lexicon PCM 81 "Tape Echo"

MONTAGEのリバーブなしのピアノに、PCM 81の「P1 2.1 Tape Echo」をセンドリターンでかけた。テンポは120bpmだが、それにぴったり合わせて弾いているわけではない。

MIDI同期のためにMIDIケーブルも配線しておこう。

H2

2022/02/13

Roland SD-90からLexicon PCM 81へデジタル配線

20220212a_lexiconpcm81audiowordclock

机背面のカワイMP9500を中心としたセットにあるローランドSD-90から、机正面に配置したLexicon PCM 81へS/PDIFコアキシャルの配線をした。上の図のように、ワードクロックの設定をコアキシャルにしてみたが、SD-90の音を受け取れない。マニュアルを読んでみたら、それだけでは足りなかった。

オーディオ・アナログ・イン・レベルをゼロ%にして、

20220212b_lexiconpcm81audioanaloginlevel

オーディオ・デジタル・イン・レベルを100%にした。

20220212c_lexiconpcm81audiodigitalinleve

これでSD-90の音をPCM 81に送り込むことができた。

PCM 90はオーディオ・インプット・ソースを選ぶだけだった。PCM 81は、アナログ入力とデジタル入力のミックスができる。Eventide Eclipseがそうなっているのを知って面白いと思ったことがあったが、PCM 81もそうなのね。ギタリストに人気のエフェクターなので、ギタリストとしてはミックスができることが都合が良いのかもしれない。

これで、机背面セットの音声出力を、SD-90→PCM 81→dbx Quantum→MR-2000Sという経路で送れるようになった。dbx Quantumは、ローランドMX-1からS/PDIFで受けて、ADI-8 DDからAES/EBUで受けているので、PCM 81からは、バランスのアナログで受けることになる。そこだけアナログなんだけれど、それによってサンプリング周波数の違いが問題にならなくなるので、私としては都合がよい。

その経路による録音を一つ。

Kawai MP9500 "Concert Grand" thru Lexicon PCM 81

MP9500のシングルモード1番「Concert Grand」のリバーブを切り、Lexicon PCM 81「P3 0.7 Rich Chamber」をかけたもの。MR-2000Sを録音状態にして手弾きした。MP9500は2002年発売の古い電子ピアノだが、侮れない。

SD-90から音楽を流して、MR-2000S→ローランドFM-186→Genelec 1031A+Dynaudio BM14Sでリスニングをする、というのもちょっとしてみた。悪くない音がする。

SD-90の音はあまり良くないと思っていたが、D/Aコンバーターが良くないのかもしれない。PCM 81が上だということだろうか。

H2

2021/09/18

Roland FA-06とLexicon PCM 81で「稲刈り機とサギ」

20210918a_ricehavesterandheronsmemo

FA-06を中心とした机左側(と中央)のセットで、ローランドMX-1のアナログセンドリターンにLexicon PCM 81をつないだ。その「P3 1.9 Concert Hall」が、音によっては音が前に出てくる感じがあり、これはすごい、と思った。それを使ってみようと1曲。

Rice Harvester And Herons

ローランドFA-06のSN-Aトーンの4番「Deep Grand」独奏。上の譜面のような単純な曲なのだが、この程度でさえ、フリーテンポ一発で弾き切れなかった。仕方なく、メトロノームを鳴らして録音して最後のリタルダンドを除いて8分でクォンタイズをかけた。あー情けない。リバーブはLexicon PCM 81「P3 1.9 Concert Hall」。この曲においては、響きの回転が目立って、あまり良い結果にはならなかった。

FA-06で普通のピアノソロを弾いたのはこれが初かもしれない。我が家にある機材でピアノが最も良いのはヤマハMONTAGEとClabia Nord Stage 3だと思っていて、それらにはあるふくらみが、FA-06のピアノには乏しい。今回はリバーブでカバーできるかと試したが、満足できる結果とは言いにくい。うーむ。

FA-06は比較的安価で機能が多く、音も操作性も悪くないと思う。ただ、鍵盤はイマイチ。FA-07とFA-08の方がマシなのかもしれない。

H2

2021/09/17

机右側のセットにリバーブを4台

20210917a_fourreverbmachines

先日オークションでLexicon PCM 92が出ていて欲しかったのだが、私には出せない価格で即決され、入手できなかった。Lexiconの音が聴きたくなり、机正面・左側のセットでローランドMX-1にアナログセンドリターンでつないでいたEventide Eclipseを外してPCM 81を入れた。PCM 81の背面にはアナログ入力のレベル設定ボタンがあり、それを「-20dB Unbalanced」にしたらMX-1とレベルがうまく合い、Eclipseの時より結果が良いようだった。PCM 81の音がなかなか優れものに思えて、PCM 90も出してくるか、ということになった。

我が家のPCM 90はアナログ入力がガリガリ言っていて、アナログ入力は使い物にならない。どうやってつなぐか考えた末に、ADI-8 DDの96kHz AES/EBU出力をEclipseに入れ、Eclipseの前段でサンプリング周波数変換(Sampling Rate Convertion、SRC)をかけ、Eclipseは48kHzで動かし、EclipseのS/PDIF出力をPCM 90に入れ、PCM 90のS/PDIF出力をキャノン→ピンケーブルでADI-8 DDのAES/EBU入力に入れ、ADI-8 DDのSRCで96kHzに戻すという接続に行き着いた。

この接続方法だと、デジタルでセンドリターンできるし、Eclipseのすべてのプログラムを使えるし、EclipseとPCM90のどちらか、もしくは両方を使える。Eclipseのバイパス機能がうまく動かないのは残念だが、バイパスさせたい時には「Thru_Series」プログラムをロードすれば、一応バイパスになる。PCM90の方はバイパスできるようだ。

上の写真のように、t.c.electornicのReverb 4000とヤマハSPX2000も設置し、その2台は96kHzでデジタルのセンドリターンができるようにした。

ではそれらの音を少々。

No Reverb (Yamaha MONTAGE "CFXConcertH")

ヤマハMONTAGEのよく使うピアノの音(リバーブはなしに設定してある)を選び、内蔵シーケンサーで鳴らした。普通に良い音で、これだけ聞けば、リバーブを追加する必要があるとも思わない。

t.c.electronic Reverb 4000 "Large Hall"

Reverb 4000のプリセット1番「Large Hall」をかけた音。輝きが付加されている。上品だ。

Eventide Eclipse "Reverb 8"

Eclipseのプリセット174番「Reverb 8」。この機種のファクトリープリセットは100番から始まり、「Reberb」と書かれたプリセットの中で最初にあるのがこれだ。嫌味の少ないリバーブでこれまで何度も使ってきた。プリセットリストには「Reverb! Makes the source sound like it's being played in a big room. High end damped.」と書かれており、これはルームなので、今回録音した他のリバーブよりもあっさりしている。

Lexicon PCM 90 "Deep Blue"

PCM 90のプリセット0.0「Deep Blue」。プリセットリストには「An all-purpose hall with moderate size and delay time.」と記されている。少々くどいが、この機種には膨大なリバーブのプログラムがあるので、ちょうど良いものもあるだろう。Lexiconのリバーブが愛される理由も、少しずつわかってきたような気がする。

Yamaha SPX2000 "REV-X LARGE HALL”

SPX2000のプリセット1番「REV-X LARGE HALL」。後ろにぐっと膨らみ、さらにくどい。これだけ聞くと、ヤマハProR3の方が良かったかも、と思わないでもないが、SPX2000にも多くのプリセットがあるし、エディットだってできる。ちなみに、MONTAGEのマスターリバーブのホールリバーブは「HD Hall」「REV-X Hall」「R3 Hall」「SPX Hall」の4種がある。おそらく、SPX2000は旧機種ということなのだろう。

まあ、それを言うならReverb4000もPCM 90も古い機種だ。

さて、どれを積極的に使っていくことにしようか。

H2

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2020/09/18

KORG Collection M1で「秋の訪れ」

20200918a_fallapproachingmemo

先日、ノートパソコン等を持っていった先で作った曲。

Fall Approaching

KORG Collection M1のプログラム「U05 00 Aeroglide」の独奏。1989年末にKORG T2を買った時、この音色があったはずだが、当時の私はシンセの独奏をしようと言う気持ちはなかったため、この音色は注目されなかった。フュージョンバンド、ジャズコンボの影響を受けていた私にとって、この音色に使途があるとは考えなかったのだろう。

今回は、2つあるオシレーターのバランスを変えたり、エフェクトレベルを変えたりしている。また、Lexicon PCM81で「P0 1.7 Detuned Ekos」をかけている。そのため、KORG Collection M1を買っても、そのままの音は出ない。

nanoKEY Studioで独奏をしながら譜面を書いたため、音域は2オクターブに収まっている。制約があった方が作業がしやすい。あきらめるのが容易だからかもしれない。

自宅に戻ってミックスをしたのだが、けっこう歪みっぽくなってやり直した。PCM81への送りがアナログなのでそこで歪んだのかもしれないし、他の場所かもしれない。

H2

2019/12/12

KORG M3とLexicon PCM90で「今日はお休み」

20191212a_absenttodaymemo

なんか、何もする気がしないなぁ、眼前の課題を片付けるのがおっくうだなぁ。という気持ちで作った曲。

Absent Today

KORG M3の「INT-A 031 Dark Warm Grand」をベースにし、Lexicon PCM90の「P1 0.1 Medium Room」をかけた。高域がきつい気がしたので、M3のチャンネルEQやTFXのイコライザーで、高域を削っている。カットオフで削った方が楽だったかもしれない。

最初はprologue-16の鋸歯状波でコード付けをして展開を考えた。ピアノにしたのは易きに流れたから。M3でメトロノームをかけて手弾きし、部分部分を徐々に録音することになるかと思ったが、一発で最後まで到達した。リタルダンドを除き、8分音符のクォンタイズをかけている。

今日は良い天気。

H2

2019/12/08

Lexicon PCM 81を購入

20191208a_lexiconpcm81pcm90

LexiconのデジタルエフェクトプロセッサーPCM 81(以下PCM81)を購入した。8万円+送料1435円。「DUAL FX V1.0」というカードが付属してきたのも嬉しい。

レキシコンは私にとっては憧れのブランドである。キーボードマガジンとかサンレコとかプロサウンドとかの写真を見て、レコーディングスタジオの卓上にあるLexicon 480のリモートコントローラーに憧れたものだ。480や960はさすがに買えない。空冷ファンがうるさそうなので、ホームスタジオには合わないかもしれない(買えない人の想像)。

私が最初に買ったレキシコンのリバーブレーターはLXP-1だ。1993年に買い、数年後に壊れた。中古で買ったディレイPRIMETIMEもほどなくして壊れた。1990年代後半(たぶん)に中古で買ったPCM90(写真下)は、INPUTつまみのガリがひどく、アナログ入力では使えない。ということで、レキシコンのハードウエアはあまり信用していないが、それでも、PCM90はデジタル入力ならまだ使えるわけだから、けっこう長もちしていると言えるかもしれない。

PCM96、92も欲しいが、手が出ない。MXは、どうせならPCMが欲しいよなぁ、と思ってしまうところがある。そんなわけでPCM81を、ちょっと高いかも、と思いながら買ってしまった。

アナログ接続して入力レベルインジケーターが振れないのでびびったが、なんのことはない、Bypassになっていただけだった。

音が出るのを確かめてMIDI接続をどうしようか迷い、とりあえず、KORG M3-Mから直結してテンポ同期ができるかどうかを確かめた。できた。昨日PCM90で確かめてダメだったので、PCM81はよくなったのかと思った。

直結ではなく、MTP AV経由の配線にしたところ、M3の倍のテンポだと勘違いするという、昨日のPCM90と同じ症状を呈した。なんと、MTP AVが悪さをしていたらしい。prologue-16やNTS-1でそんなトラブルはなかったのだが。M3のMIDI出力をPCM81→PCM90→MTP AVと回すことも考えたが、遅れが生じるとやだなぁ、ということでヤマハのMIDIマージボックス「YMM2」を出してきた。

20191208b_yamahaymm2behindkorgm3m

M3のMIDI出力を最初にYMM2に入れ、スルー出力をMTP AVに、マージ出力をPCM81につなぎ、PCM81のスルー端子からPCM90につないだ。これでなんとか同期できたようだ。

20191208c_temposyncedwithkorgm3

(追記:後でMTP AVの設定をいろいろといじっていたら、MTP AV経由でもちゃんと同期するようになった。うーむ)。

音を一つ。

KORG prologue-16 Saw with Lexicon PCM81 Prime Blue

鋸歯状波にちょっとフィルターエンベロープをかけた音。コーラス、ディレイ、リバーブなどが付加され、気持ちよく弾ける音になっている。レキシコンの魔法だなぁと思う。

2019年の現在、ラックマウントのリバーブレーターとかマルチエフェクターとかは、ほとんど新製品が出なくなっている。ここしばらくだと、EventideのH9000が出たくらいではなかろうか。SPX2000とかPCM92とか、現行機種で販売が継続しているものもあるけれど、シンセ用のエフェクターは、なかなか買いにくい時代になってきたなぁと思う。ギター用のを使えばいいんだけどさ。

H2

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