
机左側のキーボードスタンドに設置するスピーカーは、これまでBehringer C50Aだったのだが、それをヤマハNS-M125に変えた。NS-M125はパッシブなので、アンプが必要である。Luxman L-430を出してきた。

L-430には「low boost」というボタンがあり、Auratone 5Cをメインスピーカーとしてつないでいたころは、よくオンにしていたものだ。NS-M125は背面ホールのバスレフであるせいか、low boostを入れると、ちょっとぼこぼこし過ぎるきらいがある。
今回の配線変更の動機は、Nord Stage 3をC50Aで弾くのが耐えられなかったからだ(Nord Stage 3の出力3-4からC50AのRCAピンに直挿ししていた)。音のディケイがぶつぶつ言って、聴くに堪えなかった。他のスピーカーを買うことも考えたが、お金が、ということもあって、ある物で何とかできないか、ということでNS-M125である。
音は、まあまあ良い。NS-M125をNSA-919AHのフロントメインとしてつないだことがあり、その時はあまりに印象が悪く、すぐにNS-10Mに戻した。でも、今回はけっこう良い。L-430の方が駆動力があるのかもしれない。
接続順は、Nord Stage 3を弾くだけならば、Nord Stage 3→AC2496→dbx Quantum→L-430→NS-M125で音を出せるようにした。電源スイッチの数でいうと4個だから、めちゃくちゃに多いとは言えない。これだと、机右側のMacやFirefaceなどを立ち上げなくても弾ける。
dbx Quantumで切り替えると、MacBook→Fireface 800→dbx Quantum→L-430→NS-M125という配線を有効にできる。サラウンドスピーカーとして使える。ただ、サラウンドとして使うことを想定しているため、Nord Stage 3に向かって弾く場合は、右にスピーカーL、左にスピーカーRと、逆になる。まあ、これはこれでよしとする。
1986年か87年に、バンド練習に持っていったアイワの大きなラジカセを仲間の車に積み忘れて街中に放置し、気付いて探しに行ったが見つからなかった。だれかが持っていってしまったんだろう。それで仕方なく買ったのが、中古のL-430(4万円くらいだった)と新品のAuratone 5Cである。L-430は、1990年代に一度壊れたため、修理に持っていって、電源スイッチを交換してもらった。そのアンプが、いい音を響かせてくれているのは、とても嬉しい。
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