2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー「Pioneer」の3件の記事

2019/04/17

Pioneer TORAIZ AS-1を出してきた

20190417d_pioneertoraizas1

パイオニア「TORAIZ AS-1」を出してきた。TRITON STUDIOをしばらく使ってみようと思っていて、その上の左方に空きスペースがあった。Fireface 800の入力端子にも空きがある。ここは何か、アナログモノシンセでも出してこようかと考えたのだ。最初に出してきたのはWaldorfのRocketで、これはこれで楽しいのだが、CC#7やCC#11で音量をコントロールできないこと、アタックタイムが固定でスローアタックにできないことのが残念で、Waldorf Pulse2に変更した。これは前述のような不満はないのだが、Fireface 800に接続しているエフェクターが現在はReverb 4000のみで、ディレイをかけることができないのが難点となった。TRITON STUDIOに入れてそちらでかけるという手もあるが、面倒である。以上のような紆余曲折を経て、ディレイ内蔵のAS-1がよかろう、ということになったわけだ。

AS-1には以前作った「Saw1」が入っていたが、エディターの操作を誤って消してしまった。本体でボイスを初期化し、再度作った。それが下のファイルである。

Pioneer TORAIZ AS-1 Saw1

20190417a_ToraizAs1Saw1.mp3をダウンロード

鋸歯状波を1つ使ったリード。アフタータッチでビブラートがかかるように設定し、AS-1内蔵のディレイをかけている。CC#1でもビブラートがかかる。アフタータッチとTRITON STUDIOのジョイスティックY+でビブラートをかけており、かかり過ぎたところもある。

Sound Editorで見た様子が下の写真だ。

20190417c_toraizas1soundeditorsaw1

AS-1はProphet 6のボイスを基に作られている。そのため、ルーティングはシンプルで、マトリクスがない。本体でパラメータを呼び出して値を変更する、という作業も、ディスプレイが良いのとパラメータが少なめであることが相まって、さほど難しくない。「モジュレーション」はモジュレーションホイールのことかと思ったが、それはそうではなく、モジュレーションホイールはLFOのアマウント設定に固定されているようだ。アフタータッチでビブラートをかける作業が簡単なのは助かる。

AS-1はパイオニアの唯一のシンセである。今後、後継機が作られることはないだろう。

パイオニアは私にとって、幼いころから親しんできたブランドである。幼少期、家にあったステレオセットはパイオニアのものであった。真空管を搭載したレシーバーが壊れ、自転車の荷台に縛り付けてオーディオショップに運び、修理してもらった。「今度壊れたら無理かも」と言われた。チューナー部には「グリーンアイ」とでも呼ばれていたろうか、チューニングの状態を示す表示があり、それがとても美しかったのを覚えている。カムドライブのターンテーブルはワウフラッターがひどく、親に訴えてダイレクトドライブのプレーヤーを買ってもらった。

今使っているAVアンプはパイオニアのものだし、数年前に車を買った時はパイオニアのナビを付けた。パイオニアのDVDプレーヤーもある。DVDドライブやBDドライブもある。

そのパイオニアは、経営が傾いている。大きな原因は、カーナビの地図データのアップデートをけちったことだと思う。新品のカーナビを買っても、数年で地図の無料更新は終わり、その後は、数万円という驚くような金額を払わないと更新できない。これを知ると、更新が必要ないスマホのサービスに移ってしまうのはやむをえないところだろう(うちはそうしてはいないが)。アップデートを高額にすれば新しいカーナビを買ってくれるだろう、と考えたとしたら、どうしようもない浅知恵である。

AS-1は、いいシンセだと思う。アフタータッチ、CC#1、CC#7、CC#65などでうまく操れる。FXはボタン1発でオン/オフできる。たくさんのプリセットが学習に役立つ。シーケンサーやアルペジオも面白そうだ。これから徐々に使っていきたい。ただ、TRITON STUDIOからプログラムチェンジを送った際に、音が出るようになるまでに数秒かかるのはいただけない。SynCtrlやEX5だと大丈夫みたいなんだけど…。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

 

2017/10/17

Pioneer TORAIZ AS-1を購入

20171017c_pioneertoraizas1

パイオニアの「TORAIZ AS-1」を購入した。4万500円(送料含む)。オークションでは、「人と争ってまで買うほどのものか?」と自分に問うことにしていて、だれかが入札すると引き下がることがけっこうある。でも、同じようなことを考えている人が他にもいるようで、後追いかつ様子見で入札して、入札数「2」で落札してしまうことも時々ある。このAS-1がそうだったし、Alesis Fusion 6HDもそうだった。まあ、いろいろある。

AS-1はDave Smith Instruments(DSI)のProphet-6の1ボイス分を抜き出したモジュールだ。Prophet '08の1ボイスを抜き出したMophoを彷彿とさせるが、Mophoより一回り大きい。そのため、初めて見て「でかい」と思ってしまった。鍵盤があるからかもしれぬ。なんと、マレーシア製。

AS-1 Sound Editorのプロ版も購入した。39米ドル。無料版で様子を見るという手もあったが、面倒になって買ってしまった。毒食わば皿までということわざもある。ファクトリー音色一覧を表示した様子がこれ。

20171017d_toraizas1soundeditor

ファクトリー音色の一番最初のものを弾いてみたのがこれ。

F1-P01 BA Pro-One


「20171017a_BaProOne.mp3」をダウンロード

MONTAGE6の鍵盤で弾いている。アフタータッチで倍音が変化する。AS-1本体の鍵盤には、もちろんアフタータッチはない。こういうところが、なんというか、DSIっぽい。本体左の「スライダー」またはモジュレーションホイールを動かすと、HPF(High Pass Filter)が閉じる。単に閉じるのではなく、そこにモジュレーションがかかっていて音が変わるのだが、BPM(Beat Per Minutes)やLFO周波数のつまみをいじっても、音楽になかなかならない。何か操作が違うのかもしれない。

まだほとんど弾いていないが、DSIらしい、いい音のモノシンだと思う。エフェクトが入っているのが便利だろう。OLED(有機LED)の画面は視野角が広く、コントラストもあって見やすい。

Prophet-6は高くて買えない。AS-1はその1ボイス分だけれど、音色に名前が付けられるという点は、Prophet-6よりいいかも。

H2

スピーカーの自動音場補正をする

20171017a_mcaccmic

スピーカーの置き場所を変えたので、AVアンプ「VSA-919AH」のセットアップマイクをカメラの三脚に付けて置き、「MCACC」と呼ばれる音場補正機能を使って調整した。

「フルオートMCACC」「オートMCACC」「マニュアルMCACC」の3つがあるが、私が使うのは「オートMCACC」だ。それを行うと、「SYMMETRY」「ALL CH ADJUST」「FRONT ALIGN」という3種の設定が保存される(標準設定では)。フロントLR(NS-10M)はそのままで、他をそれに合わせる「FRONT ALIGN」がお気に入りだ。

本格的なレコーディングスタジオでは緻密に音場を作るのだろうが、アマチュアである私にそんな技量はないし、だれかに頼むこともできない。AVアンプの補正機能は、何よりの助けになる。特に、5.1チャンネルになると、自分ではとてもできないので、もうこれに頼るしかないと思う。

シンセを鳴らして楽しむには、AVアンプとオーディオ用スピーカーの組み合わせよりも、B3031Aのようなスタジオモニターの方が気持ちがよい。オルガンとキーボード向けに作られたLeslie 2103は、また別種の気持ちよさがある。ただ、編集をする時は、AVアンプとオーディオ用スピーカーの組み合わせがいい。音量が数値で示されるのもよい。そんなわけで、シンセの録音をする際は、B3031Aで聴きながらMR-2000Sで録音をし、WAVファイルをパソコンに移してAVアンプで聴いて編集している。

AVアンプを買う時は、自動音場補正機能の有無と、それに必要な付属マイクの有無は、必ずチェックしてね。

H2

「シンセな日々」検索






ウェブページ