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カテゴリー「Roland/BOSS」の359件の記事

2023/02/23

Rolandが「SH-4d」を発表

20230223a_rolandsh4d

ローランドは2023年2月23日、テーブルトップのシンセサイザー「SH-4d」を発表した。2023年3月10日発売。プレスリリースはこちら。製品ページはこちら島村楽器のSH-4dの記事によれば、実勢価格は税込みで7万7000円。

製品ページを読み、デモサウンドを聞き、取扱説明書のPDFをざっと読んだりした。ZEN-CoreのJUPITER-X/Xm/JUNO-Xに近いと思う。シンセパート4個、リズムパート1個といった点が、である。音も似た感じ。ZEN-Coreのシュワシュワ感がある。

モデルは少なめだし、簡単なものに思えるし、プリセット音色なども少なめ。ただ、多ければ多いほど迷いも生じるから、新しい、今っぽい音に絞るのは、それはそれでありだと思う。価格がお手頃なのも良い。今っぽさという点では、J-6に似ている気もする。

AIRA Link対応であるという情報がない。どうなんだろうか。

私としては、JUPITER-Xmがあるから、これはパスしてもよいかな、と思う。

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2023/01/16

Roland AIRA Modularから2個のゲートを出す

20230116a_rolandtorcidomidi2gates

Bastl Instruments Grandpaを購入するにあたり、2つのゲート信号をどのように得ればよいのか、ということを考えた。キーボードの下の方を叩いた場合にゲート1を出し、上の方を叩いた場合にゲート2を出すことができれば、私としては都合がよい。

で、組んだのが上図のパッチだ。最初はBITRAZERで組んで、Arturia Minibrute 2とRoland SYSTEM-1mで動くことを確認した。今回は、TORCIDOで組み、Grandpaで確認した。これまで私がAIRA Modularで組んだパッチの中では、会心の出来である。

MIDI NOTE TO CV/GATEのCVをADSR(EG)につなぎ、低い鍵盤をたたいた場合はEGが開かず、高い鍵盤をたたいた場合はEGが開くようにする。MIDI NOTE TO CV/GATEのOCTAVEつまみを使ってスプリットポイントを決める。上図の設定で、中央C(C3?)以上を叩いた場合は上、B2以下を叩いた場合は下になる。

叩いた鍵盤が低い場合はEGは開かないので、CV OUTから電圧は出ない(だろう、仮想的なものだが)。AMP1は開いているので、ゲートを通し、それが出力1から出る。叩いた鍵盤が高いとEGが開き、CV OUT(INV)からマイナスの電圧が出てAMP1が閉じる。一方で、CV OUTからはプラスの電圧が出てAMP2を開き、ゲートが出力2に出る。

AIRA Modular、大したもんだ。

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2023/01/14

Roland AIRA ModularをMIDI-CV/Gateコンバーターに

20230114b_rolandbitrazercvgate

ローランドのAIRA Modularの一つであるBITRAZERを、MIDI-CV/Gateコンバーターにできるのではないかと考え、やってみた。上図のように、「MIDI NOTE TO CV/GATE」を置き、その出力を出すだけで動く。試していないが、DEMORAやTORCIDOなどでも同じように動くだろう。

ただし、これを動かすためには、パソコンからBITRAZERへMIDI情報を送れる接続が必要だ。Windows 10なら、パソコンにBITRAZERをUSB接続すればドライバーソフトが入るから、できるのではないだろうか。私が今使っているパソコンはWindows 11なので、AIRA Modularを直接接続してもドライバーソフトは入らない(以前試した限りではそうだった)。

私が今BITRAZERへMIDI情報を送れるのは、間にローランドMX-1を入れているからだ。MX-1が今後も動くことを祈る。

上図のパッチはモジュールが1個だけだが、さらに増やすと、ディレイビブラートをかけられる。それが下図だ。

20230114c_rolandbitrazercvgatedelayvibra

こちらでは、CVを一度MIXERに入れて、そこにLFOからの信号を混ぜている。LFOとMIXERの間にはAMPを入れ、AMPの開き具合をADSRで制御してディレイビブラートがかかるようにしている。ATTACKは最長にしていて、ここまでしか遅らせることができないのは不本意だが、とりあえず、これでも実用になりそうではある。ひっくり返してディケイを使えば、もっと伸ばせるかもしれない。

AMPを2段直列でかけているのは、1段だとかかり過ぎるからだ。2段目はアッテネーターとして使っていることになる。

音はこんな感じ。

CV with Delay Vibrato by BITRAZER

ローランドSYSTEM-1mをモノモードにして鋸歯状波のリードを作り、上図のパッチで出したCV/Gateで発音させたもの。SYSTEM-1mのLFOにはRISE TIMEというつまみがあるが、そちらを使ったわけではない。わずかにディレイビブラートがかかっているのが気持ち良い。

ファイルはこちら。

ダウンロード - 20230114a_brmidicvgate1.bin

ダウンロード - 20230114b_brmidicvgatedelayvibrato.bin

上のパッチ2点では、BITRAZERのつまみは何も使っていない。そのケーブルを追加すると、オクターブ、トランスポーズ、ビブラートのレイトとデプスなどをつまみで変えられるだろう。また、ADSRをもう1個追加すれば、グライドもかけられるだろう。

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2022/12/30

Roland BITRAZERをモノディレイにする

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Roland AIRA Modularのうち、DEMORAはディレイなので良いのだが、BITRAZERとTORCIDOをディレイにできないかと考えた。カスタマイザーで追加できるモジュールにSHORT DELAYがあるが、最大ディレイタイムが80ミリ秒なので、モジュレーションに使うには十分だが、タップディレイにするには足りない。直列で4個使えば最大320ミリ秒になるのではないかと考えて、やってみたのが上の図だ。

GRF1でディレイタイムを調整する。GRF2でフィードバックを調整するために、AMPが一つ必要だ。GRF4でドライ/ウェットのバランスを取るため、CROSS FADEを使う。これで一杯である。

1イン2アウトにしているが、CROSS FADEの(INV)をRに出すと、それはそれで面白い音になる。ただその場合、ドライとウェットの比率は1対1固定で、左右にどの程度割り振るかの調整になる。ドライ/ウェットの比率を調整するとなると、CROSS FADEがもう1個必要で、そうなるとSHORT DELAYを1個減らさないといけない。

2イン2アウトにする場合も、CROSS FADEがもう1個必要になるので、SHORT DELAYを1個減らさなければいけなくなる。

上の図のパッチは、TORCIDOでもできると思う。BITRAZERモジュールを使って、下図のものも作った。

20221230b_rolandbitrazerbr4xdelaylpf1

フィードバックにGRF3でフィルターをかけられるようにした。ディレイ音がこもるように設定できる。GRF5でハイパスフィルターに切り替えること、GRF6でフィルターをバイパスすることもできる。

音を一つ。

Arturia Microbrute with BITRAZER Mono Delay

Arturia KEYSTEP 37でArturia Microbruteを手弾きした。ディレイに合わせて弾くのも、簡単ではない。とほほ。

最後に、データファイルを示す。

ダウンロード - 20221230a_br4xdelay1.bin

ダウンロード - 20221230b_br4xdelaylpf1.bin

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2022/12/29

Roland BitrazerにCV/Gateとビブラート用CVを入れる

20221229a_rolandbitrazeracceptscvsfromar

机左手のキーボードスタンドの2階に、AIRA Modular3台を収めたケースを載せていたのだが、よりモジュラーっぽくしたいということで、ローランドSystem-1mと、Arturia Microbruteを出してきた。

KentonのPro Solo mk2を置く場所がなくなったため、MicrobruteからCV/Gate(ノート情報)をBitrazerに送ることができるかを確かめた。上の写真で、赤いケーブルがCV、青いケーブルがGateだ。大丈夫であった。ピッチベンドがCVに反映される。USB-MIDIでMicrobruteに送った情報も通るので、キーボードスタンド1階に設置したClavia Nord Stage 3で弾くこともできた。

続いて、モジュレーションホイールでビブラートをかけられるといいよなぁ、と思って、方策を考えた。Bitrazerは4つあるツマミにCVを送れる。そこにLFOの出力を入れればよいのではないか、ということだ。上の写真の、紫のケーブルがそれである。

Bitrazerの中のシンセのプログラムは下図のようにした。

20221229b_rolandairamodular_brsynth1oscr

左上のつまみ(GRF1)は、標準ではSAMPLE RATEに接続されているのだが、それを外して、SQR OSCILLATORのFINEにつないだ。SAMPLE RATEのつまみは、画面で右に振り切った状態にした。こうしないとブツブツ言うばかりでまともな音が出ない。

ハードウエア上のGRF1を真ん中にして、その分ピッチが上がるので、SQR OSCILLATORのFINEつまみを左に回した。そして、MicrobruteのLFO出力から信号を送り込み、Bitrazerのハードウエア上のLEVELつまみを12時くらいまで上げた。このつまみで、ビブラートのかかりを調整できる。

これで、モジュレーションホイール(cc#1)でビブラートをかけられるようになった。音を下に示す。

Bitrazer Square Lead with Microbrute CVs

KORG MR-2000Sを回し、Nord Stage 3で手弾きして録音。エフェクトなし。完全モノだし、オフセットもないし、ノイズも極小。AIRA Modularの解像度の高さが感じられる、と思う。自信はないが。

Bitrazerのプログラムを下に示す。

ダウンロード - 20221229a_brsynth1oscreceivepitchcv.bin

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2022/12/10

ソフトシンセ向けに配線を見直した

20221210a_rolandua10connections_20221210085101

このところ、メインのWindows機でソフトシンセを、楽に、できればエフェクトをかけて鳴らしたいと考えている。ソフトシンセが持つエフェクターは、良いものもあれば、さほどでもないものもある。プラグインのエフェクターをかける手もあるのだが、プラグインを多く買っているわけではないので、そんなに手持ちがない。

UA-S10は以前はパソコンで5.1チャンネル再生ができるように配線していたのだが、2チャンネルのみでいいことにして、ソフトシンセ向けに配線を変えた。昨日行った配線を上の図に示す。

UA-S10は、2チャンネルモードにした場合は、普通に音楽の再生ができる。Out1-2をモニターコントローラー的に使っているFM-186に入れて、そこからパワードスピーカーだ。上の図には書いていないが、Out5-6→Roland SRA-50→Avantone MixCube Passiveという接続でも聴ける。

6チャンネルモードにすると、UA-S10は、4入力6出力になる。それでソフトシンセを鳴らす場合に、Out5-6でEventide Eclipseに送ってIn1-2で戻し、エフェクターをかけられるようにした。Eclipseは48kHz駆動にして、すべてのプログラムを利用可能にした。

Eclipseのデジタル入力にINTEGRA-7をつないで、UA-S10のソフトシンセとINTEGRA-7の音を混ぜられるようにした。INTEGRA-7の内蔵エフェクターは、すごく良いものだとは言い難いので、Eclipseで違った味付けができるかもという期待もある。INTEGRA-7をソフトシンセの出力先にするという手もあるが、VCV Rackを除くと、あまりしないかな、と思う。

In3-4には、Prophet 12 Desktopをつないだ。In3-4はマイク入力なのでダイレクトボックスが必要で、Behringer ULTRA-DI DI20を使っている。Prophet 12はUA-S10のIn1-2につないだ時の方が良い音がすると思うが、ここはまあ致し方ない。これで、ソフトシンセとProphet 12の混合もできる。

ソフトシンセをMX-1に出すこともできる。こちらでは、アナログのAUXセンドリターンにSPX2000を入れた。以前はLexicon PCM 91だったのだが、やっぱり、リモコン操作ができる方が良いだろうということになった。MX-1のMFXを使うこともできる。MX-1には、Roland SYSTEM-8とClavia Nord Stage 3を接続しているので、それらをソフトシンセに混ぜることも可能。MX-1からFM-186への直接接続も用意した。

ソフトシンセの実験から曲想を得て、曲に持っていければよいなぁ、と思っている。

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2022/11/27

Roland INTEGRA-7のディレイをVCV Rack Freeにかける

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飽きが来たらシンセの配置を変えるようにしている。飽きが来たといっても、飽きたシンセはしまうだけなので、また出してこようと思ったら、そうすればよい。

今のテーマは、正面机に向かってArturia KEYSTEP 37でソフトシンセとテーブルトップを弾くことをなるべく簡単に快適に、だ。

テーブルトップは、Elektron Analog Four MKIIをしまって、Dave Smith Instruments Prophet 12 Desktopを出してきた。このシンセは難物で、うまく使えたことがないのだが、久々に出してきた。UA-S10に接続して、少ない機器の電源オンで使えるように心がけた。UA-S10に入れるとパンを絞れるのでいいかもしれない。

机左側のキーボードスタンドの2階は、これまでローランドSYSTEM-1mとDEMORA/TORCIDO/BITRAZERが並んでいたのだが、それらを片付けてSYSTEM-8を出してきた。1階はClavia Nord Stage 3 HP76のままで変更しなかった。Behringer X-Touch Oneは、スピーカースタンドを出してきてそこに置いた。

机左側の3Uラックには、これまでヤマハMOTIF-RACK XSが入っていたのだが、ローランドINTEGRA-7を入れた。机右側のセットから持ってきた。

INTEGRA-7はAIRA LINK対応機種ではないので、パソコンにUSB接続すると、オーディオインタフェースとして使える。VCV Rack Freeを弾くのに、これがあるといいかなと思った。MIDIのループバックも、INTEGRA-7のMIDI OUTとINにケーブルを入れて実施できた。

VCV Rack FreeをINTEGRA-7で再生し、マスターエフェクトをかけられることを確認した。その例を一つ。

VCV Rack Free Saw with Roland INTEGRA-7 Mono Delay

INTEGRA-7のマスターエフェクトはコーラスとリバーブであるが、コーラスはディレイに切り替えられる。LCR(Left-Center-Right)ディレイだが、LとRのレベルをゼロにすれば、モノディレイになる(上図参照)。KEYSTEP 37で手弾き。KEYSTEP 37のベンダーとモジュレーションスライダーにも少しずつ慣れてきたかもしれない。

INTEGRA-7のクロック周波数は今は44.1kHzにしている。INTEGRA-7の中身を弾くにはこれで十分ではないかと思う。ソフトシンセを弾くには物足りない気もするが、でも、96kHzに変えて音が良くなるかというと、私の耳で聴き分けられる気はしない。

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2022/11/19

Kenton Electronics「Pro Solo MkII」でRoland BITRAZERを弾く

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Kenton Electronicsの「Pro Solo MkII」を出してきた。Roland BITRAZERにCV/Gateを送ってみたらどうなるかを実験したかったからだ。

先日の実験で、TORCIDOの出力から、音声信号だけでなく、制御信号を出力できることがわかった。だったら、入力端子も、制御信号に対応しているのではないかと考えた。CV/Gateを送れば、それでシンセ化したBITRAZERを弾けるのではないだろうか。

BITRAZERを購入した時の記事で、BITRAZERのシンセ化を実験した。BITRAZERはメインモジュールがフィルターなので、シンセ化に向くということはわかったが、「MIDI NOTE TO CV/GATE」モジュールを使ってノート情報を送った場合、ピッチベンドもビブラートもポルタメントもかけられないので、これでは用途が限られるなぁ、とも思っていた。

Pro Soloを始めとするKentonのMIDI→CV/GATEコンバーターは、内蔵LFOでCVを揺らすことができ、CVをなめらかに変化させるポルタメント機能もある。CVにビブラートとポルタメントを乗せられるのだ。これを使えば、AIRA Modularのシンセを、よりシンセらしく使えるのではないかと期待した。

実験したところ、下の図のようなパッチを組んで動かすことができた。

20221119b_brsynth1osc

INPUT1にCV、INPUT2にGateを入力すると、CVをオシレーターに、Gateをエンベロープジェネレーターにパッチできる。MIDI NOTE TO CV/GATEモジュールを使わなくて済むので、スペースを1個節約できる。

上図のパッチでは、音声信号はオシレーター→フィルター→アンプとストレートに結線しただけである。アンプ用のエンベロープとは別にフィルター用のエンベロープを用意し、ミキサーで、GRF3、CV、フィルター用エンベロープの信号を混ぜている。今回はフィルター用エンベロープは使っていない。CVを使ったキーボードフォローは少しかけた。キーボードフォローはあった方がいいなぁ、ということでミキサーを用意した。

では音を。

Roland BITRAZER Synth with Kenton Pro Solo MKII

方形波のリードを手弾きした。エフェクトはRoland MX-1のディレイ1。使った鍵盤はClavia Nord Stage 3で、3本ペダルの中央を踏むとポルタメントがかかるように、モジュレーションホイールを上げるとビブラートがかかるようにした。今回はポルタメントをけっこう使っているが、最後の音だけは、ピッチベンドでせり上げた。

シグナルパスは完全デジタルなのだけれど、CVがアナログであるせいか、それともBITRAZERが高解像度であるせいか、なめらかに感じる。弾いていて気持ちがよい。あー、これなら普通に使えるわ、と思う。

上の図を見ると空きスロットが1個しかなくて大したことができないように見えるかもしれないが、1個オシレーターを加えればデチューンやオクターブ重ねができる。BITRAZERのメインモジュールはステレオだし、アンプも2個あるので、2つのオシレーターを左右に振ることもできた。フィルター用エンベロープを取り去って空きを増やすことも可能。少ないスロットではあるが、いろいろな工夫ができそうだ。

BITRAZERのフィルターは、シンセ用としては切れがあまりよくないと思う。これはこれで味があるけれども、別のフィルターを使う手もあるよね。6、12、18、24(デシベル/オクターブ)の4種類がある。

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2022/11/18

Roland TORCIDOをLFOにする

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前回の記事では、ローランドSYSTEM-1mのLFO出力を使ってDEMORAのTIMEを変調した。SYSTEM-1mにはLFOが1個しかないので、それを使うのはもったいない。また、LFO出力を出すにはモノにしなければならず、それももったいない気がする。

LFOをどこかから調達できないか考えて、横にあるTORCIDOをLFOにできないかということで、AIRA Modular Customizerで作ったのが上のLFOである。LFOを2個用意し、どちらも正弦波にし、レイトを最小にした。LFOの出力は、アンプを通す。GRF1でLFO1のレイト、GRF3でLFO1の出力レベル、GRF2でLFO2のレイト、GRF4でLFO2の出力レベルを変えられるようにした。

予想通り、DEMORAのTIMEを変調できた。

Roland SYSTEM-1m Sawtooth thru DEMORA Vibrato

SYSTEM-1mで鋸歯状波を1個出し、TORCIDOのLFOとDEMORAでビブラートをかけた。右手で弾きながら、左手でTORCIDOのGRF3を動かして変調の度合いを変え、最後の伸ばし音ではGRF1を動かしてレイトを落とした。

ユーロラックなどのモジュラーシンセサイザーは、音声信号と制御信号のレベルが同じであることが多い。音声出力から制御信号を出せるのではないかと予想していたが、できるようで嬉しい。

今回のパッチファイルを下に示す。

ダウンロード - 20221118a_torcido_2lfos.bin

AIRA Modular Customizerで、いろいろなことができそうだ。

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Roland SYSTEM-1mとDEMORAでモジュラー入門

20221118a_rolandsystem1mtodemora

先日、机左側のキーボードスタンドの2階にローランドのBITRAZER、TORCIDO、DEMORAを並べてモジュラー風味を味わった。その時はその手前に並べたのがD-05だったのだが、そこをSYSTEM-1mに変えた。

ACアダプターが足りないと思っていたのだが、JD-Xiも同じACアダプターであることに気付き、それを箱から出してきて、同じACアダプターが4個そろった。それでSYSTEM-1mを出してくることが可能になった。

上の写真は、SYSTEM-1mのオーディオ出力をDEMORAに入れて、SYSTEM-1mのLFO出力をDEMORAのTIMEのモジュレーションに使った様子である。DEMORAに入れるだけで音が前に出てくる。音量も上がる。なぜかはわからないが。

Roland SYSTEM-1m thru DEMORA Off and On

DEMORAオフでも悪い音ではないんだけれど、オンにすると「ぎゅおーん」と来るんだよねー。WIDTHつまみを少し上げていて、それが効くのかもしれない。

SYSTEM-1mって、音が繊細というか細いというか、あまり迫って来ない音だと思っていたけれど、ステレオコーラスかますだけでこんなに違うのか。別の言い方をすると、3つまみのリバーブ&ディレイが今ひとつだということなのかもしれない。

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