2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー

カテゴリー「Roland/BOSS」の199件の記事

2021/01/26

Yamaha MONTAGEで「Hooray!」

20210126a_hooraymemo

朝、寒いので布団に入っていたら「ソッミッレー」というフレーズが浮かび、コーヒーを飲んだ後だったので眠れるわけもなく、起きてMONTAGEの電源を入れて譜面を書き始めた。

最初はアルトサックスの音色でメロディを弾いていたのだが、ピッチベンドをうまく付ける自信がないことに気付いた。和音を付ける際にエレピにし、エレピ独奏でいいか、とも思った。そのあとで、さらに別の音色に移行したのがこの録音だ。

Hooray!

MONTAGE「My Producer」を少し編集した「My ProducerH」の独奏。左手はコードのルートを白玉で押さえているだけ。右手のメロディも単線である。

シーン5を使い、エンディングだけ、コントロールチェンジで新しく作ったシーン6に切り替えた。シーン6は、アルペジオとモーションシーケンスをオフにしただけだ。ドラムスをアサイナブル出力に出してMX-1に入れ、CakewalkとMR-2000Sを回した状態でMX-1のスキャッターをかけた。スキャッターだから、どうしても雑音に聞こえるところがある。TR-8のスキャッターをMIDI制御して、雑音になったところは修正する、という手法の方がよいかもしれない。全体に、Eventide Eclipse「DenseRoom 8」を少しかけた。

ローが多過ぎ、音量があまり上がらなかった。全体として、ローファイである。我ながら安易な音楽だと思う。インスタントな感じ。

ただ、インスタントな食品の代表格であるカップヌードルはおいしい。このところ、カロリー抑えめ、価格も抑えめのあっさり系にはまっている。

H2

2021/01/25

Roland「SN-U110-08 Synthesizer」を購入

20210125b_rolandsnu110_08_synthesizer

ローランドの音色カード「SN-U110-08 Synthesizer」を買った。2499円。

ローランドの音源ユニットU-110U-220を購入し、その2製品で使える音色カード「SN-U110シリーズ」を徐々に買い足している。これで、1~13はそろった。いくら投じているのか考えると寒気がする。

本来なら検品すべきところだが、U-110またはU-220を出してくるのが面倒で、今回はさぼる。

初期のサンプラーやPCMシンセは、メモリーや処理能力が限られた中で作り手ががんばっていた。そのがんばりは、妙な音色として結実していて、資金と置き場所に余裕があればもっと買いたいくらいだ。ただ、資金も置き場所も限りがあるので、なるべく買わないように心がけよう。

H2

Yamaha MONTAGEで「霧と晴天」

20210125a_foggyandsunnymemo

「ソラシドシソミ」というフレーズが頭から離れなくなって1曲。

Foggy And Sunny

ヤマハMONTAGE「CFXConcertH」独奏。CakewalkにMIDI録音して最後のリタルダンドを除き8分でクォンタイズ。ローランドMX-1のフランジャーをかけていて、それがインテンポのオートパンのように聞こえる。Eventide Eclipseで「Reverb 8」を少し追加。

霧が出て晴れていると、徐々に霧が消えていく。

H2

2021/01/22

Roland 7X7-TR8は買わずに済んだ

20210122b_rolandtr8_606message

ローランドTR-8の拡張キット「7X7-TR8」をRoland Cloudで買おうかどうか考えていた。Lifetime Keyが110米ドルで、円高が進行するまで待つか、とも思ったのだが、それを待つのも馬鹿らしいかなぁ、とも思った。

インストの変更を試したら、思っていたより多くの音色があるようだった。7X7-TR8のPDFマニュアル(英語しか見付からなかった)の音色表と比べると、どうもそれよりも多く、TR-606音色も入っているようだ。

起動時の「606」表示(上写真)はそれか、と納得した。

7X7-TR8は買わずに済んだようだ。大変に幸運であった。前オーナーに感謝。

H2

Roland MC-707の操作法を少し理解した

ローランドのグルーブボックス「MC-707」の操作法を、少しだけ理解した。下の図はMC-707のメイン画面だ。

20210122a_rolandmc707homescreen

X軸はトラックで、1~8がある。Y軸はクリップで、1~16がある。この画面は「Fragment」というプロジェクトを開いた様子で、そのプロジェクトには複数のトラックに複数のクリップが配置されている。シーンの1を選ぶと、上の図のようにクリップが選択される。トラック1はクリップ8、トラック2はクリップ3、トラック3はクリップ2、トラック4と5はクリップ8、トラック6と7と8はクリップ1だ。STARTボタンを押すと再生が始まり、各クリップの中身が左から右へ動く。16クリップのすべては表示できないが、一番下の行を見ると、トラックが再生されているかどうかがわかる。

トラックで再生するクリップを選択するには、PAD MODEのCLIPボタンを押す。上の図の状態で押すと下の図のようになる。

20210221b_rolandmc707padmodeclip

最初の図で、左下に「CLIP 1-01」と表示されているのは、現在操作対象になっているのがトラック1のクリップ1であることを示す。操作対象を動かすにはカーソルボタン(十字キーボタン)を使う。X方向(トラック選択)は、各トラックのSELECTボタンを押しても可能。PAD MODEになっているのであれば、1~16ボタンでY方向(パッド)の選択ができる。ただ、1~16ボタンを押すと同時にスクロールするので、ちょっと戸惑う。

今はクリップ1を選んでいる。パッドは、上の行がクリップ1、下の行がその下のクリップ2に対応する。トラック6~8ではクリップ1を再生しているので、そのパッドは緑になっている。トラック3ではクリップ2を再生しているので、そのパッドが緑になっている。

黄色いパッドは、内容があるけれど今は再生されていないクリップを示す。そこを押すと(叩くと)適度なタイミングでそのクリップの再生を始める。点灯していない白いパッドは、中身がないことを示している。そこを押すとそのトラックでは何も再生されなくなる。

パッドで選択できるクリップは、現在選択しているクリップと、その次だけだ。別のクリップを選ぶには、カーソルボタンを使う必要がある。

標準で付いてくるプロジェクト、ダウンロードできるプロジェクトをいくつか再生してみた。基本としては、最初にクリップ1の全部を再生し、徐々に下に降りてくれば、なんとなく盛り上がるように作られているものが多いようだ。

終わる時は、ミュート機能が便利である。PAD MODEをMUTEにすると、パッドの上段は緑、下段はオレンジになる。緑のパッドを押すと、クリップの再生が終わったタイミングでミュートされる。オレンジのパッドを押すと即座にミュートできる。ミュート機能を使って徐々にトラックを減らすと、曲が終わった感じを出せる。

では音を一つ。

MC-707 "Fragment"

Fragmentのシーン1で始め、少しずつ下に降りて、終わりは緑のミュートで音を減らした。

面白いのは、他の人が作ったプロジェクトを演奏しても、最初から最後まで作者と同じようには演奏できないことだ。昔のシーケンサーでは、他人の作ったシーケンスを開いて再生すれば、そっくりそのまま、作者の演奏が再現できた。MC-707には「ソング」というものはないので、作者の演奏をそっくりそのまま再現することはできない。何かしらの「演奏」っぽいことをせざるを得ないし、それによって出てくる音は変わる。

自分で作ったものをそっくりそのまま再生するには、サンプルまたはルーパーを使う方法があるのかもしれない。

ダンスホール(ひどく古い言い方だが)では、音が継続して踊り続けられることが大切なのであろう。クリップ切り替えや緑のミュートは、ビートを崩さないように考えられているのだろう。

MC-707のMIDIインプリメンテーション・チャートを見ると、シーンの変更はコントロール・チャンネルのプログラム・チェンジとして送受信でき、クリップの変更はトラック・チャンネルのプログラム・チェンジとして送受信できるようだ。ミュートについては記載がないので、空クリップを選ぶ手法で行う必要があるのかもしれない。

いやはや、世の中にはいろんな機械があるものだなぁ。

H2

2021/01/21

Roland MC-707を購入

20210121g_rolandmc707

ローランドのグルーブボックス「MC-707」を買った。6万6700円+送料1020円。

到着して、ヘッドホンから音が出ることを確かめ、USBで接続してMX-1に音を送れることを確かめた。SDメモリーカードを抜いてバックアップを取り(ダウンロードできるので必須ではない)、システムをバージョン1.60に更新した。SDカードのルートディレクトリにシステムの更新ファイルを入れて更新を行う。画面は下のようなものだ。

20210121h_updatingrolandmc707

無事に済んでほっとした。

では音を一つ。

Roland MC-707 Soaring My 1st Play

初期設定では、SDメモリーカードの中の「Soaring」というプロジェクトが読み込まれる。それをシーン1から4へと順に再生し、ミュートして終わらせて、という作業をした。

TR-8を外してその場所に置いた。最初に音を鳴らした感想は「TR-8より眠い」であった。

ローランドのAIRAシリーズは、最初に出たいくつかの製品ではサンプリング周波数96kHz、内部処理32ビットをうたっていた、と思う。ただ、それをするとなると、どうしても高価格になりがちだ。AIRA LINKに対応した製品は、サンプリング周波数が44.1kHzのものと96kHzのものがあり、うちにある製品でいうと、SYSTEM-1mとSYSTEM-8とTR-8は96kHzで、JD-XAは44.1kHzである、と思う。

で、MC-707は、はっきり言われていないが、44.1kHzではないかと推測している。それで音が眠いのではないだろうか。

ただ、音が眠い、と言っても、それはごくわずかな差である。

あるピアノを弾いた後で、別のピアノを弾くと「あれ?」と思う。うまく弾けない。でも、短い時なら10分、長くても30分くらいで触れているピアノに慣れてくる。耳や身体がそのピアノに適応する。

それと同じで、TR-8の後にMC-707を弾いて眠いと思っても、数分で慣れる。大きな問題ではない。

それなら、44.1kHzの方が、価格を抑えて多くの機能を入れられるんだから、いいじゃないか、という意見もある。でも、私としては、音の良さはわずかであっても何物にも代えがたい、とも思う。96kHz動作のハードウエアが好きな理由だ。

MC-707を買おうと思ったのには、いくつか理由がある。

理由の第1は、MX-1購入後にスキャッターのファンになってしまい、スキャッターが欲しかったからだ。MC-707のスキャッターは、MIDIのノート情報で変化を付けられるらしい。それはMC-101でも同じだが、MC-101にはアナログの外部信号入力端子がなく、MC-707にはある。どうせ買うなら、パート数が多く(MC-101は4、MC-707は8)、液晶画面の情報量が多いMC-707だろう、と考えた。

第2の理由は、MC-707は最後のDTM音源になるかもしれないと考えたからだ。1990年代にSound Canvas SCシリーズが爆発的に売れ、私も大きな影響を受けた。その後、SDシリーズがあったわけだがセールスはぱっとしなかった。ローランドの最後のDTM音源は、INTEGRA-7であると思ってきた。MC-707は、8パートのマルチティンバー音源である。パートごとにMIDIのチャンネルを設定できる。MX-1にAIRA LINKで接続できる製品でオールラウンドのマルチティンバーというとFA-06/08、JUPITER-50/80もあるが、これらはキーボード付きで場所を食う。MC-707の形状は、ぎりぎりDTM音源かもなぁ、と思う。

DTM音源として使えるか、が気になったので、プロジェクトを新規作成し、トラック2をヤマハMONTAGEで弾いてみた。

20210121i_rolandmc707b148axjpstrings

MC-707 B-148:AX JP Strings

「Syn.Pad」カテゴリーにある「B-148:AX JP Strings」独奏。最初のフェードインはエクスプレッションペダル(cc#11)でかけた(cc#7での音量調整もできる)。最後の伸ばした音が揺れるのは、アフタータッチによるものだ。アフタータッチを受ける音色が多いのは驚いた。AX-Edgeや現行Fantomと音色を共有しているせいかもしれない。

MC-707には3000以上の音色が入っているとどこかで読んだ。バンクEにはINTEGRA-7のPCM Synth Toneと同じ896音色(XV-5080に近いと思われる)が、バンクFにはGM風なんだけどやたらと多い837音色が入っている。まあこれだけあると、DTM音源に負けていないと言えるだろう。

MC-707を買った第3の理由は、ZEN-Coreを標ぼうするシンセを1台くらいは買ってみたかったからだ。JUPITER-X/Xm、Fantomは魅力的だが、高価格で手を出しにくい。MC-707はお買い得ではないかと思った。ZENOLOGY PROは、パソコンのパワーが十分な気がしないので、買うのを躊躇している。

第4の理由は、「MC」型番の製品を買ったことがなかったので、一度くらいは、と思ったからだ。MC-8、MC-4などのMicroComposer製品は、シンセ少年であった私にとっては、憧れの機材であった。MCは途中からグルーブボックスになってしまったが、それでも、型番の魅力というものもある。

願いがかなって購入したMC-707だが、とりあえず、箱に入れてしまっておこうかと考えている。机左側のMONTAGE6を中心としたセットでは、上の段にMX-1とTR-8とSYSTEM-1mを並べていて、その様子を大変に気に入っているからだ。MX-1とTR-8はきょう体が同じで、ぴったり来る。MC-707の液晶画面は視野角があまり広くなく、上段に置いて鍵盤を弾くために座ると、よく見えない。MX-1とTR-8とSYSTEM-1mは液晶画面がなく、ある意味見やすい。

勉強すべき題材が、ひどくたくさん溜まっていく。

H2

Roland Cloud「JUPITER-8」をインストール

20210121d_rolandcloudjupiter8

Roland CloudのJUPITER-8がインストール可能になっていたのでインストールした。今回は、「Analog Funk Patch Collection」のプロモーションであろうと思う。

そのパッチリストはこんな感じ。

20210121e_rolandcloudjupiter8analogfunk

最初に入っている「24 Strawberries」はこんな感じ。KORG nanoKEY Studioで弾いているので、使っている音は2オクターブに収まっている。

24 Strawberries

ふにゃふにゃした揺れが気持ちよい。ただ、プチノイズが入ってしまった。バッファー設定を見直してやり直そうかと思ったが、面倒になってやめた。ご容赦いただきたい。かなり処理が重いもののようで、メニューにはボイス数を2、4、6、8のどれにするか、「Optimize for Lower CPU Usage」のオンオフといった設定がある。この録音はWindows機で行ったが、MacBookではもっとぶちぶち雑音がした。

画面に「PLUG-OUT」ボタンがあるので、できるのか試してみた。SYSTEM-1mにはできなかった。SYSTEM-8には、できることはできるのだが、標準で入っているJUPITER-8とバージョン表示(1.06)が同じで、プラグアウトする意味はないようである。

ただ、音色データの送受信はできるようで、SYSTEM-8のJUPITER-8のライブラリアンとしては使えそうだ。下の画面は、SYSTEM-8のJUPITER-8のファクトリー音色一覧である。

20210121f_rolandcloudjupiter8_system8jup

こちらからも一つ録音した。

1981 Hi Strings

後のシンセでこれに似た名前をよく見かける。JUPITER-8に倣っているのだろうか。

処理が追い付かないかも、と考えながら使うのは、楽しいことではない。SYSTEM-8のJUPITER-8の方が、安心して弾ける気がする。

SYSTEM-8の2倍を目指してSYSTEM-16を作ってほしいなぁ。同時発音数16音、鍵盤はFANTOMとJUPITER-Xのような61鍵アフタータッチ付き。2個のホイールも付けてほしい。それで、プラグアウトシンセを、もう少し増やしてくれれば言うことはない。あ、MX-1のAIRA LINKにも対応してほしいな。

H2

2021/01/20

Roland TR-8とSH-101(ソフト)で「TR-8がやってきた」

20210120c_tr8comestracks

ローランドのTR-8とSH-101(ソフトシンセ)で1曲。

TR-8 Comes!

TR-8でドラムスを作り、SH-101ソフト版でベースと飾りを付け加えた。上のトラック画像を参照していただければと思う。

TR-8は、内蔵のパターンをシーケンサーで選択する機構を持っていないようだ。TR-8でパターンを1個(通常用のAとエンディング用のB)作り、それを再生してTR-8が発するMIDIノート情報をシーケンサーにMIDI録音したのがトラック1だ。

TR-8のローカルコントロールはオフにしないと2度打ちが発生する。シーケンサーを再生するとTR-8も再生状態になるため、ノート情報をシーケンサーから送る際は、TR-8の側で、空っぽのパターンを選んでおく必要がある。シーケンサーを再生してもTR-8の再生が始まらないように設定することも可能だが、そうするとスキャッターが動かない(今回は使っていないけれども)。

トラック2は、nanoKEY StudioでTR-8へノート情報を送り、音を追加したトラックだ。nanoKEY Studioはベロシティが出やすい設定にしていて、TR-8に送った場合、音が大きくなり過ぎて困った。

トラック3はSH-101のベース、トラック4は効果音的な飾り音である。

Sound Forgeで音量上げをする段階で、音が大きくならずに困った。現在のシステムにしてからは、これまで作ったファイルに合わせて音量を設定しようとしているわけだが、大き過ぎるきらいがあり、とてもそこまで上げられない。

観念して、20210114a、20210114b、20210118a、20210120aで始まるファイルを作り直して、音量を抑えた。当ブログにアップロードしてあるファイルは更新した。

音がでかければいいってもんじゃないよね。

H2

Roland TR-8を購入

20210120b_rolandtr8

ローランドのドラムマシン「TR-8」を購入した(パネル面には「Rhythm Performer」と銘打たれている)。2万9300円。

バージョンは最新の1.61が入っていた。MX-1にUSB接続したら、音声もMIDIも通った。MX-1に同期してエフェクトのタイミングも合う。

ローランドの「TR」型番の製品を買うのは初である。1993年ごろ米国でSOUND ON SOUNDのレビュー記事を読んで良さそうだったので日本に帰国してから「R-70」を購入したが、Sound Canvas SC-33のドラムスに比べて、格段に良いとは思わなかった。出力が計4つあったので、バスドラムとスネアを独立して出して、アナログコンソールで別途処理できたのはよかったが、本体で打ち込みをするわけでもなかったので、R-70の魅力はあまり感じられなかった。結局、2017年に下取りに出してしまった。

TR-8が欲しくなったのは、ミキサーMX-1(購入記事はこちら)を買ったからである。MX-1には、「AIRA LINK」対応機器を接続できるUSBポートが4つあり、対応機器としては、SYSTEM-1m、SYSTEM-8、JD-XAを持っているが、すべて接続してもまだ端子が余る。対応機器のリストを見ながら、何か買うじゃん、とは思っていた。

その際に考えたのが、スキャッター欲しいなぁ、であった。MX-1で初めてスキャッターを使い、先日はSYSTEM-100(ソフトシンセ)のスキャッターも使ってみた。私はドラマーではなく、ドラムの打ち込みは苦手だし、さほど好きでもない。適度に変形してくれるスキャッターは、とてもありがたい機構である。

MX-1のスキャッターは面白いのだが、MIDIで制御できるのは、各トラックにあるMFXのオンオフだけで、スキャッターのモードとデプスをMIDIで制御することはできない。スキャッターを手操作でかけて録音するという方法を使ってきたが、偶然にまかせるしかない部分が多く、使いにくいと思っていた。

MIDIでスキャッターを制御できる機器はあるだろうか、と調べた。AIRA SCOOPERは、エフェクトであるのだが、基本としては、入ってきた音をサンプリングしてそれにスキャッターをかけるというもののように思われるので、購入候補から外した。TR-8はバージョン1.10で、コントロールチェンジを受信してスキャッターのオンオフ、デプス、タイプを変更するようになった(TR-8側のスキャッター操作子の動きをMIDIに出力する機能はない)。TR-8Sは、ドキュメントを読む限りでは、MIDIによるスキャッター制御はできないように思う。

より新しい機材では、MC-101/707は、MIDIでノート情報を受けてスキャッターの動作を変える。これはこれで大変に興味深いのだが、デプスを変える、というMX-1的な操作はできないようで、ちょっと風合いが違うのかもしれない。

MC-707を狙うか、TR-8を狙うか、であるのだが、TR-8は、スキャッター以外の部分もなかなか魅力的であった。ACB(Analog Circuit Behavior)を打ち出した最初期の製品で、サンプリング周波数が96kHzではないかと推測される。音色調整のつまみが多く、音を気軽に変えられそうだ。

初めて録音したのが下の音だ。

Roland TR-8 My 1st Trial

初期化して、最初にあるキットとパターンを選んで再生。ヤマハMONTAGEのフットスイッチでcc#70を送ってスキャッターのオンオフをした。最後にSTART/STOPを押して止めたが、1拍目の裏まで鳴ってしまった(苦笑)。

MONTAGEからチャンネル10のMIDIメッセージを送り、ノート情報で発音することを確かめた(MIDIのノートの受けがドキュメント通りでない気もするが、よくわからない)。スキャッターは、コントロールチェンジ68でタイプ、69でデプス、70でオンオフを変更できる。タイプとデプスは、現在の設定が10段階のどれであるかが、LEDで表示されてわかりやすい。助かる。

オンオフももちろんLEDで表示される。70でオンオフを送る場合、上の値でオン、下の値でオフになるようで、フットスイッチで送ると、踏んだ時だけスキャッターがかかる。本体のONボタンは、普通に押せばオンオフがトグルで変わり、DEPTHボタンを押しながらONボタンを押すと現在の小節にだけかかる。簡単に試せて都合がよい。

R-70に比べると、TR-8の音量調整のフェーダーと音色調整のつまみが、大変に価値のあるものだと感じる。バスドラが大き過ぎる、と思った時にすぐにフェーダーに手が行く。

TR-8はリバーブとディレイを持っているが、なかなかに凝ったもので、ベタに全体にかかるのではなく、ステップを選んでかけるものであるようだ。楽器(インスト)を選んでオンオフすることもできるらしい。

TR-8の外部入力にMONTAGEの出力を入れて、スキャッターがかけられることも確かめた。

TR-8を使いこなせるかというと全く自信はないが、学べることはたくさんありそうだ。

H2

Roland D-50(ソフト版)で「あなたの中のファンタジア」

20210120a_fantasiawithinyoumemo

ローランドのソフトウエアシンセサイザー「D-50」を弾いて1曲。

Fantasia Within You

D-50のプリセットの最初にあって有名な「Fantasia」の独奏。KORG nanoKEY Studioで弾いていて「この鍵盤が4オクターブあればよいのに」と思い、nanoKEY2を出してきて左右に並べて4オクターブとして弾いた。そのため、今回は採譜した音域が広い。

問題になったのは、2つのMIDI鍵盤の境目の部分だ。右手のメロディがそこにかかるのだが、Cの音が2個あって弾きにくい。机左側のMONTAGEで弾いてみたが、ベロシティの出方が違うようで、どうも音が弱い。結局、nanoKEY Studioで右手パートを弾いてトラック1を作り、左手パートを弾いてトラック2を作った。トラック1は少し右に、トラック2は少し左に定位させた。

最後の伸ばしでは雑音が聞こえる。もともと存在するものであろうとは思うが、少し耳障りな気もする。

鍵盤は本当に悩ましい。

H2

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

「シンセな日々」検索







ウェブページ