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カテゴリー「Roland」の96件の記事

2019/07/09

KORG EXP-2とRoland CDR-88を購入

20190709b_korgexp2rolandcdr88

コルグのエクスプレッションペダル「EXP-2」を2個、ローランドのSCSI接続CD-Rドライブ「CDR-88」1個を購入した。EXP-2は2000円×2、CDR-88は250円。送料1040円。

エクスプレッションペダルで一番気に入っているのはヤマハFC7である。角度が大きい、支点位置が低い、大きく重い、連結ができる、ケーブルが直出しなので接続不良を考えなくてよい、といった点が素晴らしい。ただ、持ち運びを考えると、その重さが難点に変わることもある。測ってみたら1250グラムあった。一方、EXP-2は、カタログスペックは460グラムで、実測したところ、本体が450グラム、TRSケーブルが65グラムであった。

1989年末にT2を買った時、EXP-2も買った。まだ問題なく動いている。で、EXP-2は、現在は使っていないので、1個予備としてあればよさそうなものであるが、それでも、ちょっと買い足しておこうかという気持ちになった。microSTATIONなどを持ち出す際に、軽いペダルがあと数台あってもいいかなと思ったからだ。

CDR-88は、安いから買った。サンプラーを出してくるのが面倒で、動作確認をする気にもなれない。SCSIのCD-ROMドライブは数台あるが、どれがいつ壊れるかはわからないので、250円なら、予備機として買ってもいいかと思った。

シンセを弾く際は、右足はエクスプレッションペダル、左足でサスティンペダルを踏む。録音の時は、最大音量で録音するため、意図してエクスプレッションペダルを使わないこともある。ライブの場合、家で楽しみのために弾く場合は、エクスプレッションペダルは必須である。音量が大き過ぎても小さ過ぎても、シンセの音はちゃんと響かないからだ。

エレクトーン習ってたしね。

H2

 

2019/07/06

Roland INTEGRA-7で「湿度の高いスタジオ」

20190706b_rolandintegra7

机左サイドにローランドのINTEGTRA-7を出してきた。Pa1000がマスターで、JD-XA、INTEGRA-7、S6000を制御する構成になる。Pa1000はUSBでパソコンにつないで、そこからルーティングしようと考えたのだが、Pa1000がポート10以降に入ってしまい、それより小さいポート番号にある何ものかを消すことができず、頭に来て、Fireface 800のMIDI入力とPa1000のMIDI出力をつないだ。Fireface 800のMIDI出力はS6000へ。JD-XAとINTEGRA-7はUSB接続である。

Pa1000が、うまく動かないことがあり、けっこうイライラする。MIDI出力がダメになって再起動することも。

INTEGRA-7のピアノで1曲録音してみた。

Humid Studio

プリセット1番「FullGrand 1」を使用。ただ、内蔵リバーブは使わず、外でTC Reverb 4000のLarge Hallをかけている。また、調性を、「JUST-MIN A」にしている。これが正しい選択なのかどうかはわからない。ベロシティカーブも、最終段階で「1」に変更した。

譜面はこちら。

20190706a_humidstudiomemo

INTEGRA-7は、試しに録音したことはあるが、INTEGRA-7の音で曲を書いたのは、おそらく今回が初だ。

INTEGRA-7は、大変に取っつきにくい音源であると思う。内蔵されているプリセットの音色はとても多いが、1音色で1曲というタイプの音色がない(おそらく、だが)。ピアノの音も、一聴してすごいと感じるものはない。今回録音したものを何度も聴き、このピアノの音は確かに他のシンセとは異なるのだが、その特色は微妙な汚さではないかと思った。ノイズがあるし、ベロシティの揺れでも汚れる。ただ、それが生らしさであるとも言える。それがSuperNATURALである、と言われたなら、それはそうかも、と思う。

Pa1000の音色はイタリアンである。素材は日本のものもあるかもしれないが、味付けがイタリアンだ。INTEGRA-7は、日本だなぁ。裏面に「MADE IN JAPAN」と書かれているし。

H2

2019/06/10

Roland JD-XAをファクトリー状態に戻し、最初の16音色を録音(MP3ファイル16個)

20190610a_jdxafactory

ローランドのJD-XAを工場出荷状態(バージョン1.5)に戻した。工場出荷状態に戻すのは本体のメニュー操作でできるが、自分で作った音色のバックアップも保持しておきたい。USBメモリー経由でバックアップファイルを作ったり、JD-XAライブラリアンを使って保存したりしている。

JD-XA本体からライブラリアンへ全音色を転送するのは、大変に時間がかかる。音色データがけっこう大きいことが原因のようだ。例えば、上の図にあるFacroty.xalは、ファクトリー状態の全音色を転送してファイルに保存したものだが、2709571バイト(2.58MB)ある。音色数は256だから、単純に2709571÷256とすると、1音色あたり10584バイト、10KBほどある。1音色が8パートで構成されるから、10584÷8とすると1323バイトである。これだと、うん、まあそんなもんかな、という気がする。

JD-XAのファクトリープリセット音色のうち、最初の16音色を録音したので下に紹介する。今回は、基本としては、シーケンサーのプレイボタンを押し、パターンをほぼ2回繰り返したところで止めて録音した。ただ、アルペジエータが設定されていたA12とA15では、シーケンスに手で弾いたアルペジオを重ねた。

A01 Massive Pad

アナログパートをポリ1パートとして使い、それだけだと両手で弾いた時に音切れが目立つので、デジタルパートを1個加えた、という、典型的なJD-XAのプリセット。レバーYはビブラート、ホイール2はカットオフになっている。「アナログポリシンセ」を買った人は、まず最初に、両手でバーンと弾くだろう。それに対応するためにこういうプログラミングをしているのだろうが、結局、音としてはデジタルポリシンセになっているのが残念なところだ。デジタルポリシンセはアナログポリシンセに劣るものではない、という作り手の気持ちはわかるが、でも、本当にそう信じている人は、アナログポリシンセ買わないだろ、という気もする。

A02 Masaki Brass

アナログポリ1パートとデジタル2パート。趣向としては上の「Massive Pad」と同様。これがJD-XAの「ハイブリッド」なんですかねぇ。

A03 Pamona Lead

アナログ4パート、デジタル1パートをすべてモノで重ねたリード。一つひとつのパートを出してみると、一つひとつは意外と弱く、それを重ねることで強さが出ていて感心する。リードシンセとして贅沢に使う手もあるかも。

A04 Square Rip

アナログ4パートのモノ重ね。4オシレータのシンセというとMono/Polyがあった。JD-XAのモノ4パート重ねは8オシレータで、パートごとにフィルターとアンプとエンベロープとLFOとエフェクト(MFX)がある。豪勢である。22kHz超の高域はないかもしれないが。

A05 Rounder Bass

アナログ1パート、デジタル1パートのモノベース。JD-XAのシーケンサーは、もうちょい練ってくれれば実用になったのに、と思わせる。音色選択時にオートで走るようにしてくれれば、音色を切り替えながら1曲作れたかもしれない。それだとうまくつながらないのであれば、1音色で16パターン入れさせてくれてもよい。また、シーケンスをキーボードで移調できるようにしてほしかった。可能なら、バージョンアップで機能強化してほしい。現状の機能では、オーディション機能レベルである。

A06 Pillbox Bass

アナログ2パート重ね。悪い音ではない。アナログ的な滑らかさがあるとは思う。

A07 Anthem Lead

アナログ2パートモノ。リングモジュレータを使ったリード。エフェクトも派手に鳴っている。ローランドらしい音色だ。

A08 Nicky Lead

アナログ4パート、デジタル3パートが鳴っている。これも、他のシンセでは出しにくい、JD-XAらしい音かもしれない。

A09 Analog Strs

高域のシャーっという成分はデジタルパートから出ている。やっぱり、4音ポリは、両手で弾くと悲しい。

A10 Tri→5 Pad

アナログはポリで使われているのだが、選択されているのがパート2である。ポリにする場合は1を選択しなければいけないのかと思ったら、そんなことはないらしい。音色切り替えに使えるのかも。

A11 Arpeg Trance

音が反復しているのはアルペジエータがオンになっているから。でも、シーケンスは単音を弾いている。JD-XAのアルペジエータは打ち込みが可能なようだが、それに挑戦するかどうかは考え中。

A12 Sol Levante

「Sol Levante」は「朝日」を指す言葉らしい。日本を呼称する場合に使う、とも。シーケンサーではアナログパート1でスネア風の音が、アナログパート4でバスドラム風の音が鳴る。当初はそれだけかと思っていたが、鍵盤はまた別のパートに割り当てられていて、アルペジエータがかかっていた。これだと、曲風に演奏できる。シーケンスとアルペジエータを併用する必要がある、ということだろうか。

A13 JP&JX Square

やさしい感じがローランドらしい、ような気がする。JUPITER-6は昔持っていたのだが、壊れて捨ててしまった。涙。

A14 Thick&WarmJP

暖かいJUPITERをもう一つ。

A15 Drmz&Co

アナログ4パートでシーケンスのリズムが作られていて、鍵盤を弾くとアルペジオが入る。なかなか、いい雰囲気だ。

A16 TR→Kit 1 1-4

鍵盤はアナログパートの1~4に割り当てられていて、バスドラ、ノイジーなスネア、ハイハット、タムを演奏できる。

さて、JD-XA、どんな風に使ったものだろうか。

H2

 

2019/06/06

Roland JD-XAを出してきた

20190606a_rolandjdxaonkorgpa1000

ローランドのJD-XAを棚からキーボードスタンドに出してきた。前回の記事でそこにあったMoog SlimPhattyは棚へ。

SlimPhattyを片付けたのは、Pa1000の相棒がSlimPhattyだけだと、SlimPhattyの音がどうしても浮くなー、と思ったから。もう少しパート数が多いものを出してこようと考えた。JD-XAはアナログモノ4パート(4音ポリにすると1パート)、デジタル(バーチャルアナログ)4パートの計8パートを持つ。マルチティンバーの音源になるわけだ。Pa1000はPCM+バーチャルオルガンなので、アナログ+バーチャルアナログのJD-XAを加えると、音のバリエーションが広がるのではないか、と。

では1曲。

Saltry Night

昨晩はけっこう蒸し暑く、機械類が発する熱を受けていると、うーむ、暑い、という気分だった。音色はオリジナル音色の「DigiSawStr」。デジタル1パート、2パーシャルを使っている。

譜面を下に示す。

20190606b_sultrynightmemo

1小節目の最初の2個のコードは、坂江務作曲「Outsider」の冒頭と同じである。手クセでよく弾くコードなのだが、それを発展させてみた。当初は左手でコードを弾き、右手でメロディを探していたのだが、左手が次第にオープンになって片手で弾けなくなり、録音時には両手でコードだけを弾いて録音し、メロディを後でオーバーダビングした。

シーケンサーはコルグPa1000である。先日、Pa1000で外部音源の音が出なくなるという話を書いた。まだよくわからないが、リワインドボタンを押した後にすぐ再生を始めると音が出なくなる、ような気がしてきた。ちょっと待ってあげた方がいいのだろうか。

録音したものを聞くと、やはり、Pa1000の音はPa伝統の音なんだろうなと思う。GMをベースのイタリア風。JD-XAの音は、大変に日本風味である。

JD-XAのLCDの右上が少し見づらい。壊れつつあるようだが、まあ、早急に修理せねばというほどでもない。

JD-XAは、わかりにくいシンセである。見た目は、シンセをばりばり弾きたい人いらっしゃい!なのだが、中身は8マルチティンバーで、打ち込み音源として使うのに適している。あと、マルチティンバータイプの音源を弾くためのキーボードとしてもなかなか優れていて、Nord Rackを弾くにはすごく適していたりもする。妙ちくりんな1台である。アナログ6音ポリのモノティンバーにしちゃった方が、わかりやすくて売れたのではないか、と今でも思う。

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2019/04/29

Roland SN-U110-06, 09, 13を購入

20190429a_rolandsnu110s

ローランドの波形カード「SN-U110」を3枚買った。「06 Orchestral Winds」が1980円、「09 Guitar & Keyboards」が2080円、「13 Super Strings」が1980円。送料185円。

「Roland『SN-U110-05 Orchestral Strings』を購入」という記事で書いた「05 Orchestral Strings」と合わせて、4枚を買いそろえた。U-110のスロットは4個なので、これで埋まる。差し替えて使うまでのことは考えていないので、とりあえずこれで打ち止めにしようかと思う。安いのが出てたらまた買ってしまうかもしれないが。

06 Orchestral Windsにはオーボエ、クラリネット、バスーン、ホルン、チューバなどが入っている。09 Guitar & Keyboardsは、ディストーションギターとかシンセとか。13 Super Stringsには、ステレオのストリングスがある。また気が向いたら録音する。

H2

 

2019/04/26

机後方に第3のセットを用意

20190426a_maconmp9500

書斎兼スタジオ兼昼寝所の私の部屋は、メインの机には鍵盤を置いていない。音楽と関係ない仕事が多いため、メインの机には鍵盤を置きたくないのである。マウスとパソコンのキーボードで打ち込みをするというのも一つの方法だが、このごろは、やはり鍵盤を使いたいなー、と思うようになった。

で、机右側にはヤマハEX5をマスターにしたセットを置き、机左側にはコルグTRITON STUDIO 61をマスターにしたセットを置くことにした。この2台はシーケンサーを持っているので、ちょっとした打ち込みはそれで、というつもりである。机右側と机左側のセットは、当初は連動を考えたのだが、あっち向いたりこっち向いたりするのはけっこうしんどいので、原則としては、右は右、左は左、でやってみようかと考えている。

使いたいものをすべて並べてさあどれで何をしようか、というのに憧れて今日まで来たのだが、身体は一つだけである。今日は右セット、今日は左セット、みたいに限定して、気分の切り替えを楽しむのもオツかなぁ、と今は考えている。どんなことにも制限はあるし、制限があることが表現を容易にしてくれる、とも思う。

今日は第3のセットである机後方のセットを作った。カワイMP9500がマスターで、音源ユニット兼MIDIインタフェース兼オーディオインタフェースがローランドのINTEGRA-7、シーケンサーの役割をするのはMacBook Proである。シーケンサーは、MacBookを購入した時に同時に買ったLogicだ。MONTAGEに付いてきたCubaseも入れてあるのだが、とりあえずはLogicで。

20190426b_logicprox

練習として打ち込んだのが以下のファイルである。

Kawai MP9500 Concert Grand without effect

Concert GrandはカワイMP9500の1番ピアノである。カワイ風の音がして好きなのだが、MP9500に触れたのがずいぶん久しぶりでうまく弾けない。修正しようとしてもLogicが理解できていない。かなり苦労した。今回エフェクトはかけておらず、最後の音が伸びたところではループが目立つ。リバーブでごまかす必要がある。

MP9500の出力はINTEGRA-7に入れてあって、INTEGRA-7の同軸S/PDIF出力をdbx QUANTUMに入れ、そこからコルグMR-2000Sに回して録音した。この配線だと、MP9500はアナログになるが、INTEGRA-7の内蔵音源とMacの音はフルデジタルで回せる。Macの音とMP9500の音は排他で、INTEGRA-7の液晶画面を操作して、一方を選ばなければならない。

MIDIに関しては、1チャンネルと2チャンネルをMP9500に使い、それ以外をINTEGRA-7で使ってみている。MP9500も、レイヤーができないとさみしいと思ったからだ。MP9500もINTEGRAも、使わないチャンネルはオフに設定する必要がある。MP9500のシステムチャンネルは、利用する1と2ではない方が良いため、16に移してある。システムチャンネルにプログラムチェンジを受けると、モードが切り替わったりしてしまうからだ。

MP9500のMIDIローカル設定はオンにしている。ここをオンにしてもオフにしても、マルチで「EXT」を選べばローカルで発音することはない。こうしておくと、Mac側でMIDIを戻さなくても、MP9500のシングルモードは弾ける。マルチでEXTを使ってMP9500の内蔵音源を発音する場合、コーラスのレイトやリバーブの長さを調整できない。これはどうしたものか、考え中。

これまで、机左のFireface 800からQUANTUMへS/PDIFで音を回していたのだが、今回そのS/PDIF入力をINTEGRA-7に譲り、Fireface 800からQUANTUMはAES/EBUでつないだ。10mのAES/EBUケーブルを半分に切ってXLRコネクターをハンダ付けして2本にした。ケーブルが固く太く、楽ではなかった。

まあ、いろいろ試してみるですよ。

H2

2019/04/09

Roland「SN-U110-05 Orchestral Strings」を購入

20190409b_snu110_05_orchestralstrings

ローランドの波形データカード「SN-U110-05 Orchestral Strings」を購入した。2000円+送料92円。VIOLIN 1~3、CELLO 1~3、CELLO/VLN、CB/CELLO、PIZZICATO、HARP 1~2の11波形を内蔵している。手持ちのU-110(「Roland U-110とYamaha FC4を購入」を参照)

には4個のカードスロットがあり、カードを一度試してみたかったので購入した。U-110を出してきて電源を入れたら起動しない。ボタン電池CE2032を外したら起動した。もちろん、外した状態では、バッテリーローの表示が出る。CR2032(今回は100円ショップで購入)を買ってきて入れてみた。

20190409c_u110backupbatterycr2032

なんとか起動するようになった。しかし、外したCR2032の電圧は正常値の3Vある。もしかしたら、逆に入れていたのかもしれない。それとは別に、U-110の液晶画面にライン抜けも見られた。でも、ちゃんと表示することもある。うーむ。いつ壊れるかわからないが、1988年の音源なのだから、仕方あるまい。

カードの音をどうやって出すかわからず、マニュアルPDFを読んだ。音を編集して指定しなければならないようだ。また、「スロット1番の波形1番」と指定するのではなく、「カード1番の波形1番」のように指定しなければならない。一つだけ録音してみた。

SN-U110-05 VIOLIN 1 in U-110 with SPX2000 REV-X LARGE HALL

20190409a_SnU110_05_Spx2000RevXLargeHall.mp3をダウンロード

SN-U110-05の最初に入っている音。アフタータッチでビブラートがかかるように設定した。ヤマハSPX2000のリバーブを深めにかけている。U-110の内蔵波形よりノイズが少ないように思う。

アフタータッチでビブラートがかかるのはすごく良い。一方で、CC#7を変化させた時に、音が出っ放しになることがあるような気もする。フィルターがなくて倍音を減らせないので、そこは何か一工夫必要かもしれない。本気で使うかというと疑問だが、でも、味もある。

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(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

2019/04/07

Yamaha EX5のパフォーマンスモードでモノシンセ4台(ほぼ)を弾く

20190407c_rightsidemonosynthesizers

机右側、ヤマハEX5をマスターキーボードとしたテーブルの上のシンセを再編した。EX5とMOTIF-RACK ES、エフェクター類は同じだが、Studio ElectronicsのSE-1、BOOMSTAR 4075、Moog SlimPhatty、Roland SYSTEM-1mを、ミキサーにモノで立ち上げた。SYSTEM-1mは4音ポリだが、気持ちとしては、モノシンセ4台並べである。

これまでKenton Pro Solo mkIIを出していたのだが、それを片付けて、PRO-2000 MkIIを出してきた。Pro Solo mk2はBOOMSTAR 4075のVCAを制御して、CC#11による音量制御ができるようにしていた。今回は、SlimPhattyのアフタータッチビブラートにも使うということで、複数のAUX出力を持つPRO-2000の出番となった。

EX5のパフォーマンスモードを使って、いろいろと工夫している。SE-1はノブ1がカットオフ、ノブ2がレゾナンス程度で大したことはない。BOOMSTARは、前述の方法で、ペダルで音量調整ができるようにしたのがポイント。これはやっぱり必要なのだ。私にとっては。SlimPhattyは、アフタータッチでビブラートができるようにしたほか、EX5のノブ1をカットオフ、2をレゾナンス、3~6をアンプのADSRに割り当てた。モジュレーションホイール2はポルタメントタイムにした。SYSTEM-1mは、ベロシティとアフタータッチにとても敏感に反応して弾きにくいことこの上ないのだが、今回は、EX5側でベロシティを固定にし、アフタータッチも緩くしたので、やっと実用的になった。

では音を4つ。

Studio Electronics SE-1 Saw1 with SPX2000

20190407b_StudioElectronicsSe1Saw1.mp3をダウンロード

あまり深く考えず、保存しておいたSaw1を弾いた。少しディレイを加えている。アフタータッチビブラートのなめらかさは、まあまあ、というところだろうか。

Studio Electronics BOOMSTAR 4075 Saw Lead with SPX2000

20190407c_StudioElectronicsBoomStar4075SawLead.mp3をダウンロード

BOOMSTAR 4075はモジュレーションホイールでビブラートをかけている。アフタータッチにこだわらなくてもいいかな、ということだ。ポルタメントを加えてしまった。また、4075はカットオフにEGをかけないとどうもつまらない気がして、少し動かしている。

Moog Slim Phatty Saw1 with SPX2000

20190407d_MoogSlimPhattySaw1.mp3をダウンロード

イマイチである。ポルタメントをちょっとかけたのだが、そのタイムが早過ぎるのだろう。アフタータッチでかけたビブラートは唐突感がある。今回のセッティングでは、ほぼオン/オフ程度にしかアフタータッチビブラートを制御できない。モジュレーションホイールでかけた方がマシか、とも思う。

Roland SYSTEM-1m Saw1

20190407e_RolandSystem1mSaw1.mp3をダウンロード

4音ポリなのだが、複数の音を弾くのを忘れた。ここでは内蔵のディレイを使っている。EX5側のアフタータッチの設定は、デプスが+2、カーブが+3である。SYSTEM-1mはこれまで弾くのに苦労してきたので、今回セッティングが見えてきたのはとても嬉しい。

今回は、EX5をパフォーマンスモードにすると、各音源を単独で弾けるようにしている。MIDIチャンネルは、MIDI Aの方をMOTIF-RACK ESにつなぎ、基本チャンネルはEXもMOTIF-RACK ESも1。こうすると、EX5のボイスモードでMOTIF-RACK ESのボイスモードの音をオーディションできる。MIDI Bの方は、チャンネル2がSE-1X、チャンネル2がBOOMSTAR、チャンネル3がSlim Phatty、チャンネル4がSYSTEM-1mとしている。これらはMTP AVを介してつないでおり、MTP AV経由でコンピュータからデータを送れる。

上の録音を終わった後に、EX5のAN音源を弾いたら、これまた良かった。デジタルでもアナログでも、まあどっちでもいいのだ。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

 

2019/03/18

Roland V-Synth XTでWAVファイルをインポート

20190318c_vsynthxtsamplebrowser

ローランドV-SynthでWAVファイルをインポートして音を作る、というのをやってみた。上の写真は読み込んだ5ファイルの一覧で、「CHOIR」はデジタルシンセの人声っぽい音、「FAZLD」はFazioli Loudの略で、その後のC3、C4、C5、C6は音名である。現在は練習中ということで、4つの音で61鍵をカバーしてみた。

ではその音を。

Choir1


「20190319e_VSynthChoir1.mp3」をダウンロード

SampleCell IIの付属CD-ROMに入っていた「CHOIR.WAV」は、ヤマハEX5で読み込んで長く使ってきた。今回は、V-Synth XTのオシレータ1でその波形を選び、オシレータ2でノイズを選択。アルゴリズムは「TYPE3」にして、それぞれにフィルターをかけた。

4wavFazioli


「20190319f_VSynth4WavFazioli.mp3」をダウンロード

The Ultimate PianoにあったFazioliのサンプル。22kHzのステレオだったので、右チャンネルだけを取り出してモノにし、22kHzだったので44.1kHzにリサンプルして使った。とにかく、1個作らないと、できるかどうかわからないので、なるべく簡単にと思った。なんとか、ピアノとして使えるかも、というレベルにできた。

さて、V-Synth XTでWAVファイルをインポートして使うのに、いくつか困難があった。一つ目はWAVファイルにループの情報が書き込まれていても、V-Synth XTはそれを無視するということだ。後で自分で設定しないといけない。下の写真はその画面である。
20190318c_vsynthxtloopforward

スタートとエンドを、元のWAVファイルにあった値に設定する。Sound Forgeのループチューナーで確認できる。
20190318b_soundforgelooptunerchoir

V-Synth XTの画面に値を入力する際は、テンキーで打つ必要がある。つまみでは入らない。これに気付くのにだいぶ時間がかかった。

上の「4wavFazioli」は、4つのWAVファイルをインポートし、それらをゾーンで割り振っている。
20190318d_vsynthxtpatchzone

これが大変に潔い仕様で、オーバーラップはできない。そのため、スプリットはできてもレイヤーはできないのであった。ということで、V-Synth XTでは、苦労してピアノのサンプルを複数読み込んでピアノの音を作ったとしても、それを弾くことはできるが、それを他の音とレイヤーできない。単体で弾くしかない。オシレータ2に他の音を入れることは、できなくはないが、気が遠くなるほど面倒である。

V-Synth GTの場合は、アッパーとロワーがあるので、それを使ったレイヤーができると思う。そりゃあ、V-Synth GTの方が使いやすいですな。

ループの値を手入力しなければならない、と書いたが、それをするには、WAVファイルを44.1kHzにしてループポイントを確認する必要がある。V-Synthはインポート時にサンプリングレートの変換をしてくれるようだが、それに頼るとループポイントがわからなくなる。

EX5にサンプルを仕込んだ場合は、サンプルを複数組み合わせてウェーブを作り、一つのエレメントで一つのウェーブを選択できるので、インポートした波形と内部波形のミックスを自在にできる。それに比べると、V-Synth XTは扱いにくい。Nord Waveよりひどい。

ということで、どう使うかまた考えねば。

H2

Roland V-Synth XTで基本音色を作る2

20190318a_vsynthxtonmontage6

ローランドV-Synth XTの練習を続けている。左右隅の銀色の板は、回転防止金具がなく、手持ちの何かで代用できないか、とくっつけたものだ。

SuperSawStr


「20190318a_VSynthXtSuperSawStr.mp3」をダウンロード

JP-8000で導入され人気を博した「SuperSaw」を使ったストリングス。1オシレータでこの音が出るのだから便利である。この録音ではリバーブを使っていない。そのため少々荒っぽいが、この荒っぽさも特質と言えるかも。

PwmStrings


「20190318b_VSynthXtPwmStrings.mp3」をダウンロード

PWM(Pulse Width Modulation)を使ったストリングス。アナログシンセでストリングスを作るには、複数オシレータでデチューンする、PWMをかける、コーラスをかける、などの方法がある。PWMの場合、高音域に合わせて設定すると低音域が揺れ過ぎることがある。ここでは、CommonのMatrix Controlで、キーフォローから「OSC1-LFO-TM/PW」に「+26」して調整している。うまくいっているかどうかは自信がないが。

SawBrass1


「20190318c_VSynthXtSawBrass1.mp3」をダウンロード

カットオフをEGで動かして作るブラス。この音を作る時だけは、EGデプスがもっとあればいいのに、と思うことがある。ここでは「+58」で、最大値にしてはいない。

DetuneVib


「20190318d_VSynthXtDetuneVib.mp3」をダウンロード

「Saw」を2オシレータ用意し、オシレータ1にだけアフタータッチでビブラートをかけたもの。クリーミィなビブラートになる。もっとも、普通のビブラートでもディレイなどを加えれば同様になる。この録音では、前半はリバーブなしでそのビブラートを強調し、後半でリバーブを付加した。効果がわかるようにしているのでくどい。本来は、わかるかわからないかのレベルでかけるべきものだ。


V-Synth XTは、音を作るのが楽しいシンセだ。ただ、タッチパネルを使う時に自分が押そうとしたのと違う項目を選んでしまうことがたびたびあり、キャリブレーションをしてもなかなか改善しないの。我が家でタッチパネル操作のシンセは、TRITON STUDIO、M3、V-Synth XT、MONTAGEがある。MONTAGEは画面もきれいで、タッチパネルも、狙いを外すことが少ない。年々進歩しているのだろう。

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