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カテゴリー「Sonic Foundry」の4件の記事

2022/10/13

Windows 11にSonic Foundry ACID 1.0をインストール

20221013a_sonicfoundryacid1_0

ふと思い立って、Windows 11を動かしているメイン機に、Sonic Foundry ACID 1.0をインストールした。

上の図のバージョン表記を見ると、1997-1998となっている。今から25年前くらいのソフトウエアだ。CD-ROMのルートにあるSetup.exeは動かなかった。たぶん、16ビットのインストーラーなのであろう。でも、奥の方にあったsfsetup.exeは動いた。インストールして、互換性の設定をちょこちょこやって、一応音が出るところまで進んだ。

ヘルプファイルSFACID.HLPは、Windows 11の通常の状態では開くことができない。Windows XP機からwinhlp32.exeを持ってきて、そのショートカットをshell:sendtoに入れて、SFACID.HLPを「送る」ことで開けた。文字が小さく読みにくいが、ないよりマシだ。

20221013b_sonicfoundryacid1_0helpindex

CD-ROMにはデモ曲がいくつか入っていた。その一つが下のものだ。

Small 1 Meg Song.acd

UA-S10→dbx Quantum→KORG MR-2000Sという配線で録音した。元の音は思い切り低域ヘビーだったが、そのままだと、音量が必要なレベルまで上がらないと思う。Quantumでコンプレッサーとイコライザーをかけ、パソコンに取り込んでからもOzone 9でローカットとレベル上げをした。

最初の図は下部にミキサーを表示していて、UA-S10の3セットある出力が見えている。MX-1を動かすと、出力がずらっと並ぶ。面白いのは、異なるオーディオインタフェースに同時に出力できそうなことだ。ASIOじゃなく、たぶんMME(Multimedia Extension)なので、クロックの扱いが緩いのだろう。UA-S10に分割出力してもあまり意味がないが、MX-1に分割出力すると、チャンネルごとにエフェクトをかけられるので、面白そうである。

ACIDからMIDIクロックをMX-1に送り、MX-1を同期運転することもできた。MIDIのシーケンサーでもないし、Sound Forgeのような音声編集ソフトでもない。ひとことで言うと、BPMが設定されたWAVファイルを突っ込むとそのビートを合わせてくれるソフトである。複数のWAVファイルを突っ込んでアンサンブルを作れる。

再生しながらテンポを変えて思ったが、その追随のなめらかさは大したものだ。1997-1998年にこれが出たのだから素晴らしい。

ACID 1.0はきっちり新品を購入し、その後のバージョンアップにしばらく付き合ったと記憶している。ただ、2.0以降は機能が増えてわかりにくくなったし、コピープロテクションが複雑になった。今手元に残っていてインストールできるのは1.0だけだ。

ACIDは、また使ってみたいなと思う。シンセをうまく重ねる方法を、何か見付けたいところだ。どうしたもんだろうか。

H2

2020/02/12

Sound Forge Pro 12を更新

20200212b_soundforge12_1_170

ソースネクストから購入したSound Forge Pro 12を使っているのだが、更新ソフトが出ているのに気付いて導入した。12.1になった。英語のアップデーターを入れたら英語になってしまった。まあ、英語だから大きく不自由するということもないので、これでよしとする。

少年期に憧れたのはステレオセットとかラジカセとかシンセとかトランシーバーとかで、そうした機器のパネルはすべて英語表記だった。今のシンセは画面の中身が相当複雑であるが、日本語化してほしいとは思わない。英語に慣れているからだろう。

それをいうなら、車の操作パネルだって英語だよなぁ。

Sound Forgeの更新で一番期待していたのは、x64版でMP3の設定パネルを開くと固まることがある、というのが改善されていることだったが、少し試したところでは、直っていると断言はできなかった。うーむ。

再生ソフトfoobar2000も久しぶりに導入した。

20200212c_foobar20001_5_1

コンポーネントは、「ASIO support」「DSD Processor」「Super Audio CD Decoder」を入れた。DSFファイルをASIO経由で再生できることを確かめた。DSFのテストファイルも作った。

こんなことをしているのは、新しいオーディオインタフェースが近いうちに届くからである。買い物をしないように気を付けているのだが、耐え切れずに買ってしまった。早くこないかなぁ。

H2

2018/07/26

Sound Forge Pro 12購入

Sonic Foundryの(今はMagixという会社が持っているが、昔の気持ちでSonic Foundryと書いておく)「Sound Forge Pro 12」を購入した。11はソースネクストで安売りされているのを買った。12も出たなー、と思っていたのだが、どうしても12が欲しいかというとそうでもないし、と見送っていた。ソースネクストから「購入者様限定キャンペーン」のメールが届き、それに乗せられて購入した。8942円。

Sound Forgeの12は32ビット版(x86)と64ビット版(x64)がある。x64がリリースされたのは今回が初だ。両方インストールして使えるようだ。

20180726a_soundforgepro12

2チャンネルの音声ファイルを編集する程度だと、使えるメモリーが2GBで十分であろうと思うが、32ビットのプラグインは32ビット版でしか使えないし(一般常識としては、であり、例外もある)、64ビットのプラグインは64ビット版でしか使えないので、プラグインの使い回しの幅が広がる点で、64ビット版の意味はあると思う。

バージョン12はDSD(Direct Stream Digital)ファイルに対応した。
20180726b_soundforgepro12opendsd

試したみたら、「インポート中」と出た後に読み込めるが、波形の表示がおかしかった。何か回避する方法があるのだろうか。使い物になるかならないか、微妙である。

プラグインは増えているのかもしれないが、正直、新しいプラグインの使い方を覚えるのは面倒で、今使っている「グラフィックダイナミクス」があることを確かめて安心した程度。

11から12にバージョンアップすることに意味があるかどうかは微妙である。ただ、Sound Forgeの使用頻度はけっこう高いので、そういうものに投資しておこう、という気持ちで買った。Sound Forgeとの付き合いは長いからなあ。Windows 95時代、Sound Forgeバージョン4.0のころからだ。これからも使っていければいいなあ。

H2

2017/03/06

懐かしのDirectXプラグイン「XFX」「TC Native Reverb」をインストール

Slim Phattyのプリセットを録音してみる、というのを昨日やってみた。録る時にはエフェクトを何もかけていなくて、それがまあSlim Phattyの音だからそれはそれでいいのだが、実際に使うとなると、エフェクトをかけることも多いだろう。そんなわけで、ちょっとディレイやリバーブを加えてみたくなったのだが、私が2チャンネル音声の編集で使っているSound Forge Audio Studio 10.0には、オーディオエフェクトプラグインがあまり入っていなかった。標準装備のプラグインは「ExpressFXプラグイン」と呼ばれるもの14種で、これはもちろん有益なのだが、なんかちょっとさみしかったので、手持ちのプラグインをインストールしようかという気になった。

Sonarをインストールしているので、そちらはプラグインももっと豊富なはずで、SonarのプラグインをSound Forgeで使うということも、まったく不可能というわけではない。ただ、うちのSonarは64ビット版(x64)をインストールしていて、Sound Forgeは32ビット版(x86)なので、その食い違いは生じる。Sound ForgeでVSTプラグインを使うように設定して探してみることもできるだろうが、今日の段階では、面倒だ…と思ってしまった。

そんなわけで、1995年ごろに買い集めたエフェクトプラグイン(DirectXオーディオープラグイン)のCD-ROMを引っ張り出してきた。

Sonic Foundry XFX & TC Native Reverb

上段はSonic Foundry「XFX」の1、2、3。下段左は同じくSonic Foundryの「Noise Reduction」、その右にあるのはtc electronicの「TC Native Reverb」である。TCのリバーブはこれがバージョン1で、バージョン2を含む「TC Native Bundle」というのも昔は買ったのだが、改版にあたってライセンス管理が強化されて面倒になり、おまけに書き写しておいた製品番号が間違っていたらしく、インストールさえできなくなってしまった。そんなわけで、バージョン1ラブなのである。

XFXの1から3、TC Native Reverbは特に問題なくインストールできた。Sonic Foundry Noise Reductionは「Sound Forgeが入ってないとインストールできないよ」と言われてあきらめた。Sound ForgeのCD-ROMも保存してあるので当時のものをインストールできるかもしれないが、今のSound Forgeとバッティングすると嫌なので、とりあえずやめることにした。ノイズリダクションは、今使いたいものではないわけだし。

で、CD-ROM4枚からプラグインをインストールして、Sound Forgeからそれらが見えるようになった。

Sound Forge Audio Studio with XFX and TC Native Reverb

XFXのラインナップは先ほど言及したExpressFXと重なる部分もあるが、ExpressFXより高機能なものも見受けられる。ただ、ちゃんと動いているかどうかは、どうも疑わしい。ユーザープリセットの保存と読み出しをやってみたが、何か変である。それでもまあ、音を変えられないわけではないから、ここではよしとする。TC Native Reverbの方は、今のところ、不具合がある感じはしない。

前記事で紹介した「P-20 TRIANGLE SUB」は、ノンエフェクトだとこんな感じである。
「20170305u_TriangleSub.mp3」をダウンロード

これに、Sonic Foundry XFXの「Simple Delay」をかけてみた。パラメータは標準設定ではない。
Sonic Foundry XFX Simple Delay

それが、こんな音。
「20170306a_TriangleSub_withSimpleDelay.mp3」をダウンロード

「ちょっとディレイかけてみたくってさー」レベルであれば、役に立つと言えよう。

今度はリバーブ。前記事で紹介した「P-19 EBBFLOW LEAD」は、ノンエフェクトだとこんな感じである。今改めて聴くと、けっこうプチプチ言ってますな。これは、どこでこうなったんだろう?
「20170305t_EbbflowLead.mp3」をダウンロード

これに、TC Native Reverbをかけてみた。
TC Native Reverb

プリセット1番「Default」をそのまま使っているが、IN、OUT、MIXは調整している。音量を小さくしないと歪んだためだ。それがこんな音。
「20170306b_EbbflowLead_withReverb.mp3」をダウンロード

エフェクトプラグインが好きかというと、昔はもちろん嬉しくっていろいろと買い込んだわけだが、このごろでは、ウォッチして購入する、ということはない。ハードウエアを買った方がいいのでは?と思っているからだ。それでも、ハードウエアを通すまでもないけど、ちょっとエフェクト付けたい、という時にはプラグインが手軽でいいかも、と思った。

H2

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