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カテゴリー「Sony」の6件の記事

2021/08/16

Sony MDS-PC2をD/Aコンバーターとして使う

今年の5月に、Genelec 1031A左の上にソニーのMDデッキ「MDS-PC2」と、オンキヨーのカセットデッキ「K-505FX」を置いた(その時の記事はこちら)。その配置は使いづらく、その2つを使わない日々が続いた。立って操作するのが面倒なのだ。MDS-PC2にはリモコンがあるが、それでもやはり面倒であった。

1031Aの上に別の物を置きたくなって、上記2つを片付けたのだが、MDS-PC2だけ、センタースピーカー左に設置した。

20210816d_sonymdspc2atcenter

今はたくさんあるMDの中から適当に一つを取り出し、George Winstonの「December」を聴いている。決して良い音ではないが、懐かしい。

MDS-PC2を机中央の使いやすい位置に持ってきた理由は、パソコンのRealtek S1220Aのデジタル光出力をアナログ化するD/Aコンバーターとして使えないかと考えたからだ。テストトーンが出なくて困ったが、Realtekのドライバーを抜き差しして、なんとかS1220Aのデジタル光出力→MDS-PC2→FM-186→1031Aという経路で音を鳴らすことができた。

MDS-PC2はMDデッキであり、サンプリング周波数は44.1kHzと仕様には記されている。でも、48kHzも受けてくれるようではある。44.1kHzに変換するのであろう。ハイレゾ対応ではないが、音楽CD由来のデータ、ネット上のデータを再生する分には、大きな問題はないだろう。

Realtek S1220Aのアナログ出力は十分に良い性能を持つと思う。ノイズフロアも、アナログ出力から、デジタル出力→MDS-PC2のアナログ出力に変えてよくなったとも思わない。とりあえず、鳴るかどうかを試したかった。S1220Aのアナログ出力を別のところへつなぐ計画があるからである。

H2

2021/01/24

Sony DPS-R7を購入

20210124a_sonydpsr7

ソニーのリバーブレーター「DPS-R7」を購入した。1万900円+送料1510円。懐かしさで衝動買いをしてしまった。

DPS-R7は1991年ごろのデジタル・リバーブレーターである。「Operating Instructions」にはその紹介として「以前にリリースしたDRE-2000とMU-R201で絶賛された、最高レベルの洗練度を持つソニーのデジタル&オーディオ技術が装備されている」(和訳した)と書かれている。デジタル・リバーブレーターは、1980年代の後半にはちらほらと製品が出てきていたが、音がぼしょいものも多かったし、一方で音の良いものは高価格だったりして、なかなか買いにくい機器であった。

1980年代に私が使ったエフェクトは、コルグのテープエコー+スプリング・リバーブ「SE-300」で、これをヤマハのDX7、FB-01にかけていた。練習でもライブでも普通に使え、シーケンスにそれを深くかければあっと言わせることができた。現在は押し入れにある。1989年にコルグT2を買って、デジタルマルチエフェクターを初体験した。「音がいい」とは、残念ながらあまり思わなかった。

1990年か91年だったと思うが、ヤマハのベース用マルチエフェクター「FX500B」を買った。確か、中古で2万円だったと思う。入力が1個しかなく、でもDX7をつなぐにはそれで十分だったので、DX7専用に使っていた。コンプレッサー、ディストーション、EQ、モジュレーション、リバーブの5ブロック構成で、それぞれのオンオフを専用のボタンでできるし、パラメーターを調整する際にも、そのボタンでジャンプできるので使いやすかった。これは今でも持っていて、Fender Rhodesにつないでいる。30年を経てノーメンテで使えているのだから、ヤマハのハードウエアの作りは、やっぱり良い気がする。

1993年に、自宅に録音スタジオを作ろうと決意し、音出し可の6畳+4畳半を借りた(畳の大きさはずいぶんと小さかったが)。コンソールはAllen&HeathのGS3Vで、エフェクトは、Lexicon LXP-1、ソニーHR-MP5、BOSS SE-70というハーフラックを3段積みした。LXP-1とHR-MP5は壊れて捨てた。SE-70は、確か5000円で楽器店に引き取ってもらえたと思う。

HR-MP5は、かわいいエフェクターであったが、音が良かったという覚えはない。でも、ソニーのリバーブを、いつかまた聴いてみたいと思っていた。そんなわけで、思い出に浸るためにDPS-R7を買ってしまった。

では音を一つ。

Yamaha MOTIF-RACK XS "Full Concert Grand" with Sony DPS-R7 "11:HLR Standard large hall"

ヤマハMOTIF-RACK XSの1番ピアノ「Full Concert Grand」のリバーブを切り、代わりにDPS-R7のプリセット11番「Standard large hall」をかけたもの。鍵盤はローランドSYSTEM-8で、ベロシティが低めなので、MOTIF-RACK XSの側でマルチを使い、ベロシティの調整をした。MR-2000Sを回して録音し、手弾き無修正。失敗したくないと思うと指が震えて大変だった。いつもそうなる。この程度の曲でも、自分でまあまあと思えるほどには弾けないのだから、難しい。

今回購入したDPS-R7は、前オーナーが内部に手を入れてくれたものである。液晶は、暗いと言えば暗いが、視認に問題のあるレベルではない。レベル調整つまみ、レベルメーター、ボタン、ロータリーエンコーダーに不具合は感じない。Fireface 800からバランス接続でセンドリターンして使っているが、フロアノイズはマイナス70dB程度で、十分使える。このあたりは、さすがプロ用である。

Sound On SoundのDPS-R7レビュー記事(1991年)では、DPS-R7のライバル機種としてLexicon PCM70に言及している。スタジオを予約する時に「Lexiconはあるかい?」と尋ねてきただろうが、これからは「DPS-R7はあるかい?」と尋ねるべきではないだろうか、という。まあ、Lexicon PCM70は既に標準機になっちゃったから、DPS-R7を買わないところも多いだろうけれど、でも、音としては、DPS-R7はPCM70に負けてないぜ、という趣旨である。

まあそうだろうな、と思う。

DPS-R7は静かで良いリバーブを持っている。個性もある。ソニーのリバーブはもはや手に入らないから、まあ、コレクションする価値はあると思う。

リバーブは年々良くなっているか、というと、それはちょっと考えてしまう。ハイエンドのリバーブは年々良くなっていると思うが、リバーブのプラグインをどんどん購入するかというと、そういうことはしていない。ソフトシンセやハードシンセにもリバーブは良く付いてきて、それはもちろん便利なのだが、今求められているのは少ないつまみでぐっとした効果がかかることであり、質感を重視する会社が多いという気はしない。

そんなわけで、古今のシンセに古今のリバーブをかけると、けっこう面白い。

H2

2020/01/21

Sony MDS-PC2をAVアンプに接続し、さだまさし「風見鶏」を再生

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ソニーのMiniDiscデッキ「MDS-PC2」をパイオニアのAVアンプVSA-919AHに接続した。光S/PDIF接続。パソコンのRealtek出力をこのところあまり使わないので、それを挿した。

MDS-PC2は、しばらく前には机背面のシステムで、Mackieの1202VLZを経由してBehringer B3031Aにつながっていた。1202VLZを廃してKORG M3-MとB3031Aを直結したので、MDS-PC2の音が聞けない状況になっていた。

しばらく前にMDS-PC2で手持ちのMDを手当たり次第にかけていた中にさだまさしの「風見鶏」があり、その中の「セロ弾きのゴーシュ」が、今日頭の中に響いた。これはなんとかして再生せねばなるまい、ということで、接続変更となった。

Wikipediaの記事によれば、風見鶏というアルバムは、累計売上が92万枚という。すごい。

中学生の時、友人がこのアルバムを貸してくれた。たぶん、カセットに録音した。大学時代に組んでいたギタリストの一人がくれたさだまさしのLPの中に、これが含まれていたかどうか、それが今どこにあるか、はっきりしない。

風見鶏というアルバムは、幸せとは何かを考えさせてくれる。昔も今も変わりはない。

H2

2019/08/19

Behringer B2030Pを出してきた

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ベリンガーのパッシブモニタースピーカー「B2030P」を出してきて、これまで使っていたヤマハNS-M125と交換した。NS-M125は、1個を机のセンタースピーカーとして使っている。センタースピーカーの場所が限られており、これより大きいものを置く勇気が出ず、なかなかグレードアップが果たせずにいる。NS-M125は3個セットで買ったため、残りの2個をカワイMP9500の上に置き、LUXMAN L-430で駆動してMP9500とコルグM3-Mを鳴らすのに使っていた。

このところ、音楽を作る根性がなく、5.1chを含むリスニングをしていた。AVアンプ(パイオニアVSA-919AH)につないだリアスピーカー(タンノイmercury mx3)の右が、ツイーターが飛んでいるのではないかと以前から疑っていてB2030Pにしてみようかと思ったのだが、mercury mx3はバイワイアリング対応端子なので、金具を外してツイーターだけに接続して鳴らしてみたら、ツイーターの音が小さい感じはしたが、全く鳴っていないということはないようだった。それじゃまあいっか、ということになり、せっかくB2030Pを出してきたのだから、NS-M125と代えるか、ということになった。

NS-M125よりは、B2030Pの方が、まともな音だ。ウーハーの口径が、NS-M125は8cmで、6.75インチ(17cm)であるから、その差ははっきりしている。

これなら、リスニングにも使ってみようか、ということで、押し入れからソニーのMD録再機「MDS-PC2」を出してきて接続した。上の写真で、L-430の上に乗っているのがそれである。再生はまだできるようで、うれしい。

H2

 

2017/05/30

Sound Forge Pro 11を購入

表示される広告で、ソースネクストがSound Forge Pro 11を5980円+税478円=6458円で売っていることがわかり、ついつい買ってしまった。これまで使ってきたのはSound Forge Audio Studio 10で、とりあえず、両方インストールしてみた。

20170530c

何かよくなったか、というと、うーむ、である。プラグインは、Sonic Foundryの時代のものを入れていたのであまり変わっていない。これまでリストアップされていたものがなくなっているものもある。再インストールが必要なんだろうか。

今回惹かれたのはマルチチャンネル対応であることだが、そんな作業、当面する予定はない。ループチューナーも、当面使う予定なし。

なんというか、頻繁に使うものだから、ちょっとバージョンアップしとこうか、程度である。

H2


2017/03/20

ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX40」購入

ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX40」を購入した。近所の家電店で8万9000円。ネットではもっと安いのも見かけるけれど、今回は、イベントの前日夕方に、これまで使ってきたHDR-CX500が壊れていることが判明したため、在庫のある店で急いで買ってこなくてはならず、価格も調べずに行った。近所で即購入でき、イベントに間に合ったのはよかった。助かった。

Sony FDR-AX40

HDR-CX500が壊れたのは、電源コードをひっかけて落としたせいだと思う。起動に時間がかかり、エラーメッセージが表示され、ピントが合わない。オートフォーカス機構が壊れたと思われる。修理は、おそらく出さないと思う。修理にお金をかけるより、これをきっかけに機材を更新したいと考えた。7年使ったHDR-CX500さん、落としてごめんね。これまでありがとう。

機種はFDR-AX40に決めていた。ハンディカムを愛用してきて、管理ソフトもバッテリーも、操作法も変えたくなかったからだ。付属バッテリーはNP-FV70だが、これまで使ってきたNP-FV100も、問題なく使えるようだった。HDR-CX500付属のNP-FH60は、対応機種ではないようだが、それでも、まったく使えないというわけではないようだ。

買ってきて、撮影ができ、それをパソコンに取り込めることを確認した。次は、大容量バッテリーが使えるかどうかを確認した。使えないようなら、急いで買いに行かねばならなかったからだ。続いて記録時間を調べた。内蔵のメモリー64GBで、4K撮影だと約2時間。手持ちの32GBのSDカードを入れて、それが約1時間。これでなんとかイベントを乗り切ろうということになった。

イベントから帰宅してパソコンに取り込む。えらく時間がかかる。4Kのせいか?と思ったが、先日Windows Updateがハング状態になって電源断をやってしまったので、そのせいでミラーに再同期がかかっているのが原因かもしれず、4Kは…、と評論はできない。

管理ソフト「PlayMemories Home」で、4K撮影のデータから通常のDVDを作れないのにはちょっと困った。AVCHDなら作れる。とりあえずそれで1枚作ってみたが、どれで読めるんだろうか。通常のDVDを作る方法も確保したいので、ソフトウエアを探してみたりもしている。

4Kだと、音声が5.1chじゃなくて、2chになる、というのも、ふーん、というところ。ハンディな録音機を物色しているが、とりあえずハンディカムでやってみようかとも思わないでもない。だとすると、リモコンあった方がいいかなあ。音だけ抜くことはできるのかなあ、などと、興味は尽きない。

H2

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