
エフェクターの配置替えをした、というか、することを迫られた、というべきか。
DSI Prophet 12 Desktopを机中央に置いて使う気になっている。電源スイッチを入れる手間を最小限にしたいとUA-S10のライン入力に直結した。これはこれでいい音なのだが、音が硬過ぎる、定位がはっきりし過ぎている、きつい、と感じることがままある。シンセの音は、硬い音を柔らかくするのは、リバーブなどを使えばできるが、柔らかい音を硬くするのは難しいと思うので、音が硬いこと自体は悪いことではない。Dave Smithらしい、とも言える。
Prohet 12は、リバーブは搭載してないんだよね。
ということで、リバーブを直結しようということで、SPX2000を机右側のラックから左側に移し、Prophet 12 Desktopを直結してみた。SPX2000を選んだのは、リモコンソフトがあるからだ。

机の上にArturia KEYSTEP 37とProphet 12 Desktopを置いて弾く際に、1mほど離れた左側のラックに手を伸ばすのはつらい。リモコンソフトがあれば、マウスで操作できると考えた。
やってみた感想は、悪くないかな、であった。SPX2000を通すとバイパスであっても、少し音が柔らかくなるように思うが、硬過ぎるからエフェクターを入れたので、そこに文句を言うこともないだろう。
机右側のMacBookを中心としたシステムからSPX2000が抜けたので、そちらも配置と接続の変更をせねば、と作業を始めた。
Lexicon PCM 81のアナログ入力が壊れていた。ショック…。
気を取り直して、A/Dコンバーターの役割をさせるために、t.c.electronicのFIREWORXを出してきた。そうしたら、こちらはバックアップバッテリーが切れたようだ。

「RAM Is Corrupted. Settings Cleard.」だってさ。ここでENTERボタンを押すと下の画面になる。

とりあえず、Optionの欄で「Start」だったっけ、を選ぶと起動はする。
電池が簡単に交換できるという幸運があるかなー、と蓋を開けてみた。

上の写真の中央右下あたりに立っているのがボタン電池だ。これを交換するのは、私にとっては勇気がいるぞ。
Reverb 4000に意味もなく挿してあったPCMCIAメモリーカードをFIREWORXに入れてみた。

とりあえずこれで。
Fireface 800からFIREWORXにアナログでセンドし、FIREWORXのS/PDIF出力をLexicon PCM 90に入れて、それをADI-8 DDに戻し、FIREWORXのAES/EBU出力をLexicon PCM 81に入れて、それをADI-8 DDに戻した。これで、PCM 81と90の片方は鳴らせる。両方に同じ信号を送って、ミックスすることもできる。意味があるかどうかはともかくとして。
エフェクターも、徐々に壊れるんだよね。ふぅ。
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