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カテゴリー「tc electronic」の33件の記事

2023/04/22

正面のラックにEventide EclipseとReverb4000を配置

20230422a_frontrack

正面のラックは8Uあるのだが、そのうち2Uをブランクにして、これまではテーブルトップの音源を置いていた。先ほどまではRoland TR-8が座っていた。

TR-8はまだまだ使いたいのだが、とりあえず一度どいてもらって、Eventide Eclipseとt.c.electronic Reverb4000を出してきた。

TK Audio BC1-Sが来たためにEventide Eclipseを外したのだが、それを復活させた。リバーブ、ディレイを追加できるようにしたかったからだ。結線は下の図のようにした。

20230422b_connections

核となっているのはフォステクスのDS-8で、コアキシャル(同軸)である1と2はすでに使ってしまっているので、オプティカル(光)で接続でき、96kHz対応のエフェクターを2個選んできた。Eventide Eclipseにはデジタル入力とアナログ入力を混ぜる機能があるので、そこにはINTEGRA-7を入れた。Reverb4000から引いてくるかINTEGRA-7から引いてくるかを迷ったが、とりあえずこれで。

DS-8のつまみの設定で、いろんなルーティングができる。MX-1の出力にEclipse(and/or)Reverb4000をかける、INTEGRA-7の出力にEclipseをかける、MX-1の出力をBC1-S経由で録音する、などだ。

まあ、できるからといって、複雑な設定をする必要もないのだが。

H2

2023/03/27

t.c.electronic REVERB 4000にCR2032を入れた

20230327a_cr2032_holders

先日の記事で、REVERB 4000の電池が切れ、きょう体を開けて電池を外し、電池の種類を確かめ、CR2032のホルダーを注文したところまで書いた。ホルダーが届いたので、100円ショップに行ってCR2032を購入した。

ホルダーに電池を入れ、リード線に電圧が正しく来ているかどうかをテスターで確認した。問題ないようだったので、ホルダーのリード線をREVERB 4000の金属板にはんだ付けした。

20230327b_cr2032holderintcelectronicreve

板に切れ目を入れたせいかプラスは順調に行ったが、マイナスは手こずった。はんだ付けが下手で本当にうんざりする。

昔はここまで下手ではなかったと思ったりもする。ホーザン(私が工具を買っていた昔は「宝山工具製作所」)のはんだごてが壊れて安物を買ったのがよくなかったのか。それとも、無鉛はんだになって添加剤が適切でないものを買ってしまったのか。そもそも、良い道具を選ぶことができていない点で技量が不足しているわけだが。

きょう体を閉じてラックに入れて接続して試験。なんとか無事に動いているようで、電源を切って入れた時に、以前の設定とプリセットの選択を覚えてくれている。ふぅ。

H2

2023/03/25

t.c.electronic REVERB 4000が電池切れ

20230325a_cr2032intcelectronicreverb4000

t.c.electronic「REVERB 4000」を起動するたびにリセットメッセージが表示され、入出力の設定も覚えていない。自分の編集結果を保存するほど使いこなしていないけれども、入出力の設定を毎回するのは面倒だ。

しばらく前から気になっていたが、意を決してふたを開けた。上の写真のように、ボタン電池がある。

まともな技術者であれば、ボタン電池の両面にある金属板をはずすのであろうが、私の技量でそれを試みるのは無謀だ。以前それをやろうとして、コルグEX8000を壊したことがある。

そんなわけで、ボタン電池から金属板をはがした。

20230325b_batteryremoved

この作業も安全にできるとは言えない。力を入れないとはがれないので、その際にペンチ等が暴れて基板を傷付けることがある。また、金属板が折れて基板と分離してしまったら、それも困る。

バッテリーはCR2032だった。

ホルダー、もしくはケースがないので、それを注文して、今日はここまで。

H2

2022/11/30

t.c.electronic FIREWORXの電池交換

20221130a_tcfireworxcr2032holder

昨日の記事で、FIREWORXの電池切れに気付いたが当面PCMCIAカードで運用してごまかそう、と書いた。でもそれだと、起動時の余計なメッセージとそれを消すための操作は相変わらず必要であった。夜になって、ネットでFIREWORXの電池が何か調べたらCR2032であると書いてあり、CR2032のホルダーとCR2032が手元にあったので、交換することにした。

今回は電池と電極がかなりしっかり接合されており、ラジオペンチで外すのに苦労した。技術のある人だったら基板を外してきれいに取り去るのであろうが、私が作業するとなると、無理。

上の写真は、ホルダーを電極にはんだ付けした様子だ。うまくくっつかない。半田ごてが悪いんじゃないか、半田が悪いんじゃないか、とブツブツ言っている。確かに私は下手っぴだが、これほどではなかったように思うのだ。

上の状態だとショート(短絡)が怖いので、セロテープとプチプチで防御。ビニールテープがないのでセロテープで我慢した。

20221130b_cr2032holderwrapped

これでふたを閉めて、あれこれやっていたら、起動時のエラーメッセージは出なくなった。ほっ。

せっかく出してきたので少し音を聴いているが、手ごわくて使いこなせそうな気はしない。

TC FIREWORX "172 Chorus Room" Dry & Wet

FIREWORXはプリセットが400あり、フィルター機能でカテゴリーを絞れるようになっている。とりあえずリバーブを聞いていて、止まったのがこの「172 Chorus Room」だ。MONTAGEのピアノ「AGConcertH」を弾いてMONTAGEの内蔵シーケンサーにMIDI録音し、エフェクトなしとエフェクトありを録音した。

エフェクトをかけたことによる違いはわずかで、聞き取れないかもしれない。

それよりも、サードパーティのピアノであるAGConcertHがノイジーなのに驚いた。ヤマハがうまくノイズを除去しているということだろうか。

昨日の段階では、FIREWORXをA/Dコンバーターとして使って、アナログ入力が壊れたLexicon PCM 81とPCM 90にデジタル信号を供給していた。それだと、PCM 81とPCM 91に別の信号を送ることができず、それはいかがなものか、と布団の中で考えて、Fostex AC2496を出してくればどうかと思い付いた。AC2496は、1Uで8チャンネル分のA/Dコンバーターになるのでスペース効率が良い。

AC2496をラックの底の方に入れ、PCM 81と90と、FIREWORXにデジタル信号を供給している。これだと、クロックを与えられるのも好都合だ。

現在のエフェクトラック(4U)はこんな感じ。

20221130d_effecterrack

古い機材はだましだまし使っていくしかない。

H2

2022/11/29

エフェクターの配置替えで故障に気付く

20221129a_yamahaspx2000atleftside

エフェクターの配置替えをした、というか、することを迫られた、というべきか。

DSI Prophet 12 Desktopを机中央に置いて使う気になっている。電源スイッチを入れる手間を最小限にしたいとUA-S10のライン入力に直結した。これはこれでいい音なのだが、音が硬過ぎる、定位がはっきりし過ぎている、きつい、と感じることがままある。シンセの音は、硬い音を柔らかくするのは、リバーブなどを使えばできるが、柔らかい音を硬くするのは難しいと思うので、音が硬いこと自体は悪いことではない。Dave Smithらしい、とも言える。

Prohet 12は、リバーブは搭載してないんだよね。

ということで、リバーブを直結しようということで、SPX2000を机右側のラックから左側に移し、Prophet 12 Desktopを直結してみた。SPX2000を選んだのは、リモコンソフトがあるからだ。

20221129b_yamahaspx2000editor

机の上にArturia KEYSTEP 37とProphet 12 Desktopを置いて弾く際に、1mほど離れた左側のラックに手を伸ばすのはつらい。リモコンソフトがあれば、マウスで操作できると考えた。

やってみた感想は、悪くないかな、であった。SPX2000を通すとバイパスであっても、少し音が柔らかくなるように思うが、硬過ぎるからエフェクターを入れたので、そこに文句を言うこともないだろう。

机右側のMacBookを中心としたシステムからSPX2000が抜けたので、そちらも配置と接続の変更をせねば、と作業を始めた。

Lexicon PCM 81のアナログ入力が壊れていた。ショック…。

気を取り直して、A/Dコンバーターの役割をさせるために、t.c.electronicのFIREWORXを出してきた。そうしたら、こちらはバックアップバッテリーが切れたようだ。

20221129c_tcfireworxramiscorrupted

「RAM Is Corrupted. Settings Cleard.」だってさ。ここでENTERボタンを押すと下の画面になる。

20221129d_tcfireworxstartoption

とりあえず、Optionの欄で「Start」だったっけ、を選ぶと起動はする。

電池が簡単に交換できるという幸運があるかなー、と蓋を開けてみた。

20221129e_tcfireworxbatteryinside

上の写真の中央右下あたりに立っているのがボタン電池だ。これを交換するのは、私にとっては勇気がいるぞ。

Reverb 4000に意味もなく挿してあったPCMCIAメモリーカードをFIREWORXに入れてみた。

20221129f_tcfireworxpcmciamemorycardinse

とりあえずこれで。

Fireface 800からFIREWORXにアナログでセンドし、FIREWORXのS/PDIF出力をLexicon PCM 90に入れて、それをADI-8 DDに戻し、FIREWORXのAES/EBU出力をLexicon PCM 81に入れて、それをADI-8 DDに戻した。これで、PCM 81と90の片方は鳴らせる。両方に同じ信号を送って、ミックスすることもできる。意味があるかどうかはともかくとして。

エフェクターも、徐々に壊れるんだよね。ふぅ。

H2

2021/12/15

t.c. electronic「M-One XL」を購入

20211214b_tcelectronicmonexl

t.c. electronicの「M-One XL」(正式な表記は「M・ONE XL」)を買った。7800円+送料1111円。バージョンは最終の2.09だった。

tcのエフェクターをけっこう買っていて、Reverb 4000D-TwoM350FireworXに続く5台目である。Reverb 4000は96kHzで動かせるので別格に高かったのだが、D-Two以降は、底値に近い水準で拾ってきたと言ってよいだろう。

"M-ONE XL Halls" Dry/Wet

Roland INTEGRA-7の「Full Grand 1」(たぶんリバーブは切ったと思う)の独奏と、それに「M-ONE XL Halls」を深くかけたもの。デジタルのセンドリターンでかけた。

tcのリバーブは、LexiconやEventideのような派手さはないが、すっきりしっとりで、悪くないと思う。和風なヤマハ(ProR3、SPX2000)とローランドも、それなりに好きである。

M-Oneは、初代と「XL」の2種がある。サウンド&レコーディングマガジンの過去記事(M-OneM-One XL)によると、M-Oneは2000年で8万8000円、M-One XLは2001年で9万8000円であったようだ。M-One XLは末期には売価が4万円弱になっていたようである。

M-Oneはアナログ入出力がTRSフォーンで、M-One XLはXLRコネクターである。ファクトリープリセットの数は、M-Oneが100で、M-One XLが200。アルゴリズムは、「Small Room」と「PingPong Delay」がXLで追加された。XLでは、Hall、Room、Plateなどの「Size」パラメーターに「XL」(Extra Largeの略と思われる)が追加されている。

そんなわけで、買うならXLだよなぁ、と思っていた。

デジタル入出力を持つラックマウントのエフェクターは、我が家に10種ある。デジタル出力を持つシンセもけっこうあって、それらの中にはアンバランス出力を持つがバランス出力ではないものがある。D/A変換器としても使えるのではないかと期待している。

H2

2021/09/17

机右側のセットにリバーブを4台

20210917a_fourreverbmachines

先日オークションでLexicon PCM 92が出ていて欲しかったのだが、私には出せない価格で即決され、入手できなかった。Lexiconの音が聴きたくなり、机正面・左側のセットでローランドMX-1にアナログセンドリターンでつないでいたEventide Eclipseを外してPCM 81を入れた。PCM 81の背面にはアナログ入力のレベル設定ボタンがあり、それを「-20dB Unbalanced」にしたらMX-1とレベルがうまく合い、Eclipseの時より結果が良いようだった。PCM 81の音がなかなか優れものに思えて、PCM 90も出してくるか、ということになった。

我が家のPCM 90はアナログ入力がガリガリ言っていて、アナログ入力は使い物にならない。どうやってつなぐか考えた末に、ADI-8 DDの96kHz AES/EBU出力をEclipseに入れ、Eclipseの前段でサンプリング周波数変換(Sampling Rate Convertion、SRC)をかけ、Eclipseは48kHzで動かし、EclipseのS/PDIF出力をPCM 90に入れ、PCM 90のS/PDIF出力をキャノン→ピンケーブルでADI-8 DDのAES/EBU入力に入れ、ADI-8 DDのSRCで96kHzに戻すという接続に行き着いた。

この接続方法だと、デジタルでセンドリターンできるし、Eclipseのすべてのプログラムを使えるし、EclipseとPCM90のどちらか、もしくは両方を使える。Eclipseのバイパス機能がうまく動かないのは残念だが、バイパスさせたい時には「Thru_Series」プログラムをロードすれば、一応バイパスになる。PCM90の方はバイパスできるようだ。

上の写真のように、t.c.electornicのReverb 4000とヤマハSPX2000も設置し、その2台は96kHzでデジタルのセンドリターンができるようにした。

ではそれらの音を少々。

No Reverb (Yamaha MONTAGE "CFXConcertH")

ヤマハMONTAGEのよく使うピアノの音(リバーブはなしに設定してある)を選び、内蔵シーケンサーで鳴らした。普通に良い音で、これだけ聞けば、リバーブを追加する必要があるとも思わない。

t.c.electronic Reverb 4000 "Large Hall"

Reverb 4000のプリセット1番「Large Hall」をかけた音。輝きが付加されている。上品だ。

Eventide Eclipse "Reverb 8"

Eclipseのプリセット174番「Reverb 8」。この機種のファクトリープリセットは100番から始まり、「Reberb」と書かれたプリセットの中で最初にあるのがこれだ。嫌味の少ないリバーブでこれまで何度も使ってきた。プリセットリストには「Reverb! Makes the source sound like it's being played in a big room. High end damped.」と書かれており、これはルームなので、今回録音した他のリバーブよりもあっさりしている。

Lexicon PCM 90 "Deep Blue"

PCM 90のプリセット0.0「Deep Blue」。プリセットリストには「An all-purpose hall with moderate size and delay time.」と記されている。少々くどいが、この機種には膨大なリバーブのプログラムがあるので、ちょうど良いものもあるだろう。Lexiconのリバーブが愛される理由も、少しずつわかってきたような気がする。

Yamaha SPX2000 "REV-X LARGE HALL”

SPX2000のプリセット1番「REV-X LARGE HALL」。後ろにぐっと膨らみ、さらにくどい。これだけ聞くと、ヤマハProR3の方が良かったかも、と思わないでもないが、SPX2000にも多くのプリセットがあるし、エディットだってできる。ちなみに、MONTAGEのマスターリバーブのホールリバーブは「HD Hall」「REV-X Hall」「R3 Hall」「SPX Hall」の4種がある。おそらく、SPX2000は旧機種ということなのだろう。

まあ、それを言うならReverb4000もPCM 90も古い機種だ。

さて、どれを積極的に使っていくことにしようか。

H2

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2020/10/05

t.c. electronic Reverb 4000とヤマハSPX2000のエディターをMacで動かす

昨晩、t.c. electronic Reverb 4000とヤマハSPX2000のエディターをMacで動かすという作業をした。Reverb 4000のエディターがこちら。

20201005a_tcelectronicreverb4000editor

ヤマハSPX2000のエディターがこちら。

Yamahaspx2000editor

これらのエディターは、Windowsでは使っていたがMacでは使ったことがなかった。現在の配置だと手の届く位置にあるのでエディターはなくても何とかなるのだが、それでも何か得した気分である。エディターを安定して使え、接続も安定したら、手の届きにくいところに移動させる手もある。

t.c. electronicのReverb 4000とFireworXについては、PCMCIA SRAMカードのフォーマットができることも確かめた。使うかどうかはよくわからないけれど。

PCMCIA SRAMカードは、Nord Rackの初代と2、AlesisのS4 PlusとQSRなどでも使える。古いものを使っているわけですよ。ははは。

H2

2020/10/02

t.c. electronicのReverb 4000とFireworX用のシンクケーブルを作る

t.c. electronicのReverb 4000とFireworXを購入し、同期信号の入力端子がRCAピンであることに困っていた。

Reverb 4000の同期信号入力端子がこれ。

20201002a_tcelectornicreverb4000syncin

FireworXの同期信号入力端子がこれだ。

20201002b_tcelectronicfireworxsyncin

手持ちのほかの機材は、同期信号入力端子はBNCコネクターである。ケーブルもBNCコネクターのものしかない。

Reverb 4000の端子を見て、もしかしたらここにS/PDIFの同期信号を入れればいいのかなぁ、と思って実験したことがあったが、それはうまくいかなかった。

どうしてもこの端子から同期信号を入れなければいけないというわけではないが、これはどうやって使うんだろう?という疑問をそのままにしておくのが嫌で、ケーブルを作ってみた。

20201002c_synccablesfortcelectroniceffec

手持ちのBNCケーブルの適度な長さのものを選んで中間部で切断し、手持ちのRCAピンを付けた。

20201002d_synccablesfortcelectroniceffec

ピン端子の種類が違うのはご愛敬ということで。

実験したところ、Reverb 4000、FireworX共に、このケーブルでクロックを供給できた。

ただそこで問題だったのが、Reverb 4000には96kHzを供給したくて、FireworXには48kHzを供給したい、ということであった。現在使っているlucidのGENx192はA出力4個、B出力4個のそれぞれにクロック倍率を設定できるので、A出力を96kHzに、B出力を48kHzにし、A出力だけでは足りないから、足りない分はFireface 800とADI-8 DDのクロック出力を使おう、と思ったのだが、それはうまくいかなかった。

ここはやはり96kHz機器を優先すべきだろう、ということで、現在は、A出力B出力共に96kHzに設定して、そこからFireface 800、ADI-8 DD、dbx Quantum、Eventide Eclipse、Reverb 4000、SPX2000の6個に直接クロックを供給し(dbx QuantumからはMR-2000Sにも送っている)、Fireface 800からFireworXにも送っている。Fireface 800のクロック出力が96kHzなのか48kHzなのかは謎であるが、FireworXの音を聞く限り、何とか動いているようだ。

まあ、FireworXのクロックは、MOTIF-RACK XSの出力を受ける時は、そちらをマスターにしなければいけない。アナログ入力で使う場合は、インターナルクロックで使ってもよい。

H2

2020/09/30

t.c. electronic「FireworX」を購入

1週間ぶりに自分の部屋に戻ってきた。「もぉーどってきたぜスタジオぉ~」と歌ってしまうほど嬉しい(節は「函館の女」)。八畳洋室に機材を積んだだけの部屋だが、私にとっては夢のスタジオだ。

20200930a_tcelectronicfireworx

不在中に、通販で購入したt.c. electronicのエフェクター「FireworX」が届いていた。1万6500円+送料1330円。

デジタル入出力があるエフェクターを見るとつい買ってしまう。先日、Lexicon PCM92がオークションで出ていて、これはかなり欲しかったのだが、競り負けた。その憂さ晴らしというわけでもないが、FireworXに手を出してしまった。

我が家には、マルチエフェクターというものがほとんどない。ヤマハFX500Bくらいである。ギター用、ベース用にはマルチエフェクターがけっこう製品化されており、それらを使うという手もある。t.c. electronicのG-Forceとかも、ちょっと欲しいなと思っていた。

そしてFireworXは、スタジオ用マルチエフェクター、という、他に見ない存在である。パネルには12個の「エフェクトブロックキー」がある。ダイナミック、フィルター、フォルマント、ディストーション、ボコーダー、シンセ、ピッチ、コーラス、ディレイ、リバーブ、パン、イコライザーだ。サブアルゴリズムもあるので、アルゴリズムの合計は35種である。それらを、プロセシングパワーが尽きるまで組み合わせて使用できる。

400のプリセットが用意されており、そのリストを見ると、何がなんだかわからなくなってくる。名前も1行説明も不思議なものが多く、音を通してみないとわからない感じである。

では、最初のプログラムを。

Waldorf Blofeld "Saw1" with t.c. electornic FireworX Preset 1 "Ulitimator"

ディストーション、ディレイ、コーラス、パンにフィードバックを加えたもの、なのであろうか。入れているのはノンエフェクトの鋸歯状波で、それがエフェクト一発で色気満載の音に変わるのはすごい。エフェクトが鳴っていると表現するとシンセ弾き的には一般的にはちょっと悪口なのだが、私の場合は、指が速く動くわけではないので、エフェクトもシンセサイズの一部と考えて積極的に使っていきたい。

FireworXのプリセットは、まだ数個を聴いただけだが、センドリターンというよりは、インサーションで使うことを考えたプログラムが多いように思う。

今回は、Fireface 800のアナログで送りデジタルで戻す配線をして、センドリターンでもインサーションでも使えるようにした。ヤマハMOTIF-RACK XSのS/PDIF出力も回していて、MOTIF-RACK XSを弾きたい時はFireworXを通す。これだとフルデジタルで録音できる。

シンセとエフェクターの組み合わせは、これからいろいろと試していきたい。

H2

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