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カテゴリー「Yamaha」の185件の記事

2019/07/12

Yamaha MONTAGEで「梅雨寒」

20190712a_yamahamontagetsuyuzamu

ヤマハMONTAGEの電源を入れ、ライブセットのPreset→Best of MONTAGE 1→Pearly Gatesを弾いていたら楽しくなって、録音すっか、ということになった。

Tsuyuzamu (Low Temp July)

プリセット音「Pearly Gates」を選び、内蔵シーケンサーで一発録りした。無修正。左手でG、右手でFとBb、GとCを繰り返している(途中で少し変えているけれども)。最初はアルペジエータオフで、入れて、シーンを1、2、3と変えて、その逆で戻し、最後はアルペジオを切る。右足のエクスプレッションペダルでスーパーノブを回す。左足はサスティンペダルで、シーン変更時に音が途切れないようにしている。

こういう音は好き。MONTAGEには、MONTAGEならではの良い音が詰まっている。

シンセを弾くという行為が、昔と同じではないのだなぁ、としみじみ思う。当たり前だが、ピアノ、オルガン、エレクトーンを弾くこととも違う。今のシンセは、高い生産性を実現するようにできている。「最短時間で1曲」と言ってもよい。ピアノの代替品にもなるし、昔のシンセと同じ弾き方もできるのではあるが。

H2

2019/06/18

Yamaha MONTAGEで「梅雨の晴れ間」

20190618a_yamahamontagecello1h1

シンセばかりいじっていていいのか、という思いもないではない。今日はまじめに取り組むのはやめようと思ったのだが、ヤマハMONTAGEの電源を入れ、既にあった「CELLO1h」という音をちょっといじって「CELLO1h1」として保存し、ライブセットにも入れて弾いていたら、まあ録音すっか、と考えた。

June Sunny Sky

FM音源のセロ。ディレイとポルタメントをかけている。ビブラートはアフタータッチによる。シーケンサーをメトロノームなしで録音状態にし、テンポを気にせずに弾いた。後で修正を加えたい部分があるかと思ったが、特になかった。たまにはメトロノームなしで自由に弾くのも楽しい。ただ、修正をかけたり、後で音を重ねたりするには不便だろう。一度くらいは試してみてもいいが。

DX7は本来ポリフォニックシンセで、モノモードへの切り替えがファンクションにあって音色ごとにメモリーできないので、基本ポリで使うしかなく、ポルタメントもポリでかけていた。でも、ポリのポルタメントがちゃんと動くのは、大変に感動的だった。どういうロジックだかわからないが、そのロジックを作った人は称賛に値する。MONTAGEも、そのよき伝統を受け継いでいる。ポルタメントのモードが複数あるのもうれしい。今回使ったモードは「Time1」で、タイムは43。フルタイムでかけている。

ピアノは素晴らしい楽器であるが、奏者がピッチを変えることはできない。ビブラートをかけることもできない。日本の昔のシンセにはベンド用のレバーやホイールがないものがあり、ポルタメントが重要な役割を果たしていた。

こういう、音色一発もの、っていうのは、Pa1000やmicroARRANGERだと、ちょっと物足りない気がすることがある。まあ、手元にそれしかなければそれでやるのだけれど。

H2

2019/06/17

Yamaha MONTAGEで「夏の北風」

20190617b_yamahamontage6withmacbook

ヤマハMONTAGE 6を中心とした机右側セットの配置を変えた。テーブル上の4Uラックの上にMacBookを置いていたのだが、そのキーボードに手を伸ばすには立つ必要があり、億劫であった。ラップトップスタンドを出してきて、MONTAGE左の、これまでBoomStar 4075があった場所に置いた。座った状態でキーボードが見えるし、手を伸ばせる。これならまあなんとか。

マイクスタンドを2本出してきて、Genelec 1029Aを付けた。4Uラックの上を少しでも開けて、機材を置けるようにしたかったからだ。現在は、左の4Uラックにはディスプレイだけを置き、右の4UラックにはBoomStar 4075/5098を置いている。MONTAGEはホストとして動かさず、4Uラックの上はゲストスペースにしよう。

4Uラックの右の一番下の段は、コルグTR-Rackをやめて、ヤマハMOTIF-RACK XSにした。MONTAGEをシングルモードで使う時に、マルチティンバー音源があった方がよいだろうと思ったからだ。

では、MONTAGEのみを使った1曲。

North Windy Summer

MONTAGEのプリセットの「MOTIF XF」バンクの最初にある「Piano Electro」を、マルチチャンネルモードで使った。アルペジオ入りのドラムとベース、アルペジオなしのピアノとパッドが4パートで用意されていて、マルチチャンネルで動かすと、それぞれにチャンネル1~4が割り当てられる。それぞれにLogicの1トラックを割り当てた(下図参照)。

20190617a_northwindysummerlogicscreen

一番下にチャンネル1のトラックがもう一つある。ここには、シーン切り換え用のコントロールチェンジを録音した。

MONTAGEのプリセットには、アルペジエータを使って、即興で曲を作れるような音色がたくさんある。「MOTIF XF」バンクは、MOTIF XFのパフォーマンスバンクを移植した音色を格納している。

録音にあたり、MIDIでアルペジオのオン/オフを切り替える方法がないか調べたが、どうもないようである。対策として、各パートのアルペジエターのホールドをオフにして、ノートを入れている間だけ発音するようにした。まあ、こうすれば、各パートの出し入れができるので、それでよいわけだが。

最初はCubaseを使っていたのだが、MONTAGEに付いてきた「Cubase LE AI Elements 9」にはイベントリストがないことがわかり、これは使うに値しないなぁ、ということになった。Logicはほとんど使ったことがなく、わからないことだらけなのだが、触っていれば、少しずつはわかるようになる。

LogicをMONTAGEのトランスポートコントロールボタンで使う場合に、停止ボタンを押すと巻き戻されて、うーむ、という話を昨日書いたが、Logicの設定を調整するなどして、再生ボタンを押すと再生し、再生ボタンを押すとその場で停止し、また再生ボタンを押すと再開する、という動作を得られた。これなら、停止ボタンを押して最初まで巻き戻されても文句はない。

録音時に、MONTAGEが4チャンネル分のMIDI信号を出し、そのすべてがLogicに録音されてしまって困った。ゾーンを使って、1パートだけでMIDI出力をするように設定してしのいだ。この場合、「チャンネル1」用のトラックに「チャンネル4」のデータが入ってしまったりしたが、それは、特に問題はないようであった。

アルペジオがMIDIクロックにうまくシンクしなくて首をかしげた。「Sync Quantize」の設定をするとよいようだ。

いろいろと、わからないことが多く、勉強になる。

MONTAGEのパフォーマンスで1曲作る、というのは前からやってみたいと思っていた。大した曲ではないけれども、こういうのが、シンセ弾きにとっての練習である。シーンをスタイルのバリエーションだと考えるとPa1000的に使えるのだが、フィルインがないのが、ちょっと悲しい。ドラムトラックを別に用意して作ればいいんだろうけれど。

H2

2019/06/15

Yamaha MONTAGE 6でDAWリモートを試す

20190615a_rightside

机右サイドの配置換えをした。これまでヤマハEX5を中心に、ヤマハMOTIF-RACK ES、Studio Electronics BoomStar 4075/5098、コルグTRITON-Rack、ローランドSYSTEM-1mという6台で、それなりによかったのだが、現行機種MONTAGE 6が押し入れにいるのがどうもひっかかっていた。最初は、MONTAGE 6を下段に置いて弾き始め、せっかく美しく光るトランスポートコントロールボタンがあるのに、内蔵シーケンサーが、とても私には使えそうもなく、その使用はあきらめねばならぬと思った。このシーケンサーは、リアルタイムで弾いて後の修正が必要ないツワモノのためのものである。

続いて試したのは、下段にEX5、上段にMONTAGE 6というセッティングだ。EX5のシーケンサーでMONTAGEを弾けるところまではやったのだが、上段に置いたMONTAGEの画面を見て操作するには立ち上がる必要があり、それがおっくうになってしまった。若くない。

で、そこで夜を迎え布団の中で考えたのが、MONTAGEのトランスポートコントロールボタンを使って、外部シーケンサーを制御できないかということだった。

20190615b_montagetransportbuttons

私は1992年の末に、Cakewalk Professional 3.1 for WindowsとローランドSC-33を購入した(それ以前はコルグT2の内蔵シーケンサーを使っていた。その前はヤマハQX21だ)。この時は、手元にMIDIキーボードがなく、すべての音符をピアノロールとイベントリストで打っていた。で、1990年代はCakewalkを使っていて、今でもWindowsマシンにはSonarが入っているのだが、このところ、どうにも使う気になれない。Pa1000、TRITON STUDIO、M3-M、EX5といった、シンセ内蔵シーケンサーの方を好むようになってしまった。

一つには、現在のDAW(Digital Audio Workstation)ソフトの機能が多過ぎて、わからなくなってしまったのだろうと思う。また、昔より手持ちの機材が多く、機材を多くつなげばつなぐほどシステムを立ち上げるまでに手間と時間がかかり、やる気がうせるということもある。

そんなわけで、このごろはなるべくミニマムで作業ができるようにまとめようと考えていて、机左はPa1000+JD-XAの2台、机背面はMP9500+M3-Mの2台になっている。机右はEX5のシーケンサーを中心にしてきていて、これはこれで悪くないのだが、EX5の音は、単品はよくてもマルチティンバーとして使うのははばかられ、ペアとして選んだMOTIF-RACK ESは、画面が小さくて読みにくく、パソコン上の制御ソフトを使うのも面倒で、おまけに置いた場所があまり良い場所ではなかったため、これをマルチティンバーとして使うのは面倒だなぁ、という状況であった。TRITON-Rackも出してきたのだが、これも、マルチティンバーとしてまじめに使うかというと、うーむ、であった。微妙にTRITON STUDIOより機能が古い。

さてどうしたものか、であったが、MONTAGEを使いやすい場所に置き、美しいトランスポートコントロールボタンでシーケンサーを制御できれば、もしかしたらいいかも、と考え始めた。

パソコンのシーケンサーを使うのがおっくうな理由の一つが、録音前と後にマウスに手を伸ばすのが面倒、であったからだ。

このごろは、打ち込みをリアルタイムですることが多く、鍵盤を使う。鍵盤から数cmの位置にトランスポートコントロールボタンがあることの重要性を感じる。とにかく失敗することが多いので、やり直しを手元のボタンでできると助かる。

MONTAGE 2.5には「DAWリモート」と呼ばれる機能が入っている。それが何であるのか、よくわからないが、とりあえず、録音、停止、再生、巻き戻しだけでも手元のボタンで操作できれば、だいぶ違うかもしれない。MONTAGE 6/7/8 追加機能説明書 を参考にやってみた。Cubase LE AI Elements 9.0.40、Logic Pro X 10.4.4で、なんとかできたようだ。ただ、Cubase AIは、停止して、巻き戻して、また最初から再生、といった感じで動かせるが、Logicの方は、停止すると再生開始位置に戻り、巻き戻しボタンを押すともっと戻るようで、どこがどうなっているのかわからない。勉強せねば…。

MONTAGEの方は、メイン画面で音色を弾いている状態でトランスポートコントロールボタンを押すと内蔵シーケンサーが呼び出されてしまうのが不本意である。「Remote」をタップしてからでないと、DAWリモートができない。内蔵シーケンサーは使わないので、そちらを無効にして、トランスポートコントロールボタンをDAWリモート専用にできればいいのに、と思う。

上の要望はぜひやっていただきたいが、別の要望としては、内蔵シーケンサーの機能を大幅に増やしてくれないかなぁ、というものもある。EX5のレベルにしてくれると、すごくいいんだけれど…。MOTIFのシーケンサーは持っていないので、MOTIFレベルとは言わない。

MONTAGEとMacの動作がまあまあ使えそうな感じだったので、BoomStarの4075と5089を追加した。もう1台、コルグTR-Rackも配置した。なぜTR-Rackかというと、MONTAGEは、マルチティンバーで使う場合と、シングルティンバーで使う場合の両方があると思ったから。プリセット音の多くはシングルティンバーを想定して作られており、それを使うとなると、いろんな音が出るPCM音源のシンセが、もう1台欲しくなる。ソフト音源を使うという手もなくはないが、あまり好きではないし。TR-Rackの凝った音色をスタートにしてMONTAGEで音を足すという方向もやってみたい。

Pa1000は、バンドの音が出せるシンセである。昔のSound Canvasはそこが画期的で、Pa1000はそれが進化したものだと解釈している。ただ、1音で勝負ができるシンセとは言えない。Pa1000を使っていると、派手な音色を少なく使って曲を作りたいと思うことがある。MONTAGE、TR-Rack、BoomStar 4075/5089で構成される机右手のセットは、そこを狙ったものだ。

H2

2019/06/03

KORG TRITON-RackをYamaha EX5と組み合わせる

20190603a_tritonrackonex5

このところ、机左手のコルグPa1000ばかりを使っていたのだが、思い立って机右手の機材配置を少し変えた。Moog Slim Phatty、Studio Electronics SE-1、ローランドSYSTEM-1mがあった場所に、TRITON-Rackを入れ、その記憶装置であるMOドライブ、出力を歪ませるためのTL Audio O-2031を置いた。

TRITON-Rackを出してきたのは、机右手にはPCMのドラム音源がEX5とMOTIF-RACK ESくらいしかなく、TRITON-Rackを出してくればEXB-PCM03「FUTURE LOOP CONSTRUCTION」のRPPRを使えるなぁ、と思ったから。ドラムの打ち込みをゼロから自分でやるのは面倒で、なおかつ、面倒をかけても大してうまくできない。私の場合、人の作ったものを使う方がマシである。

練習の成果を一つ。

TRITON-Rack & EX5

ドラムはEXB-PCM03のソング15「Funk 97-125」。EX5をMIDIクロックのマスターにし、テンポは114。ベースはEX5の「StanleyH」。RPPRだと、鍵盤を押す時間を短くすることで、パターンの最初だけを呼び出せるので、一つのパターンの使い道が広がる。そこが好き。

ラックにまだスペースがあるので、SYSTEM-1mは戻そうかと思っている。BOOMSTARとSYSTEM-1mは、MIDIを送る側でデータ範囲を狭めるなどの工夫をする必要があり、EX5が適している。SlimPhattyとSE-1は、机左手で使うという手も、なくはない、かなぁ。

H2

2019/05/12

Yamaha piaggero NP-31を出してきた(11音色)

20190512b_yamahanp31ontritonstudio61

ヤマハの電子ピアノ「piaggero NP-31」を出してきた。この電子ピアノは、親戚宅に滞在する際に、子供がピアノの練習をできるように、という事情で購入した(「ヤマハNP-31購入」 を参照) 。で、そこにもあまり行かなくなって引き上げてきたというわけ。せっかく戻ってきたのだから、ということで、基本10音色と、2個を組み合わせた例を録音した。

Grand Piano 1

NP-31の一番ピアノがこれ。大変に普通の音であるが、普通でない音だと困る。リバーブは標準状態だと控え目。タッチは標準の「ソフト」だと過敏なのだが、「ソフト」と「ハード」のどちらにすべきかというと、まだ判断がつかなかったりする。また、細かい設定は電源をオフにすると消えるようで、表示が出るわけでもないので、私としては困る。

Grand Piano 2

取扱説明書には「明るい響きを持ったクリアなピアノの音」と書いてあるが、ほんと微差であり、私にはよくわからない。同じものを弾いてみたが、録音したものを聞いても違いはわからない。リバーブが少し少ないのかなぁ、強く弾いた時に少し強く出るのかなぁ、くらいである。もうちょい違うものにしてもよかったのではなかろうか。

Electric Piano 1

エレピの1番がFMエレピであるのは、ヤマハならではであろう。強く弾くと極端に音が変わって、つながりが悪い。

Electric Piano 2

エレピ2番は一応ローズだが、伸びがあまりない。コーラス等の回りものをかける機能はない。

Pipe Organ 1

説明書には「パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器系)の混合音栓の音(8フィート+4フィート+2フィート)です。バロック時代の教会音楽の演奏に適しています」と記されている。ほぉ、というしかない。勉強になるなぁ。パイプオルガンの音は、リバーブを増やした方がらしくなったかもしれない。今回は調整していない。

Pipe Organ 2

こちらは「フルカプラーの音」であるという。ふーむ。

Strings

きれいなストリングスであると思う。個性はないが、でも、1音色しかないものが個性的だったら困るだろう。

Vibraphone

揺れの有無、スピード調整などはできない。それは贅沢というものだろう。

Harpsichord 1

ハープシコードは「タッチによる音量変化はありません」と説明書に書いてある。元々の楽器が、そうだからであろう。

Harpsichord 2

こちらは、「オクターブ上の音がミックスされたハープシコードの音です。より華やかさが感じられます。」と説明書に書いてある。こちらも、打鍵速度による音量差はない。

Grand Piano 1 + Electric Piano 1

アコースティックピアノとFMエレピのレイヤー。「デュアル」と呼ばれる機能を使って出せる。2音色の音量バランスは13段階で設定できる。

NP-31は、見た目はシンプルで、シンプルに使うこともできるが、取扱説明書を読むと、凝った機能がたくさん搭載されていることに驚かされる。MIDIのインプリメンテーションなんて、ここまでやらんでもよかったんじゃないの、という凝りようで、使いにくい面もある。ちょっと驚いたのは、TRITON STUDIOのマスターボリュームのメッセージを受けることだ。このメッセージはF0で始まりF7で終わるのでベンダー依存だと思っていたが、実は「ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ」で、メーカーの壁を越えるものであったようだ。

NP-31には、MIDI入出力、ダンパーべダル入力(FC3接続時にはハーフペダル機能あり)、ヘッドホン兼ライン出力端子、ACアダプターからの給電端子がある。音声入力とエクスプレッションペダル入力があったらよかったのに、とは思うが、贅沢というものだろう。2016年2月に出た後継機種「NP-32」は、MIDI入出力がなくUSB-MIDIがある、という仕様に変わった。私としては、MIDI端子がある方が嬉しい。

NP-31は、5.7kgで76鍵、電池駆動もできる電子ピアノだ。バランスよく仕上がった製品だと思う。鍵盤タッチは良いとは言えないが、この機能と重量と価格なのだから、ケチをつける気にはなれない。両脇のスピーカーも、十分な仕事をしている。今後どこかで出番が来るかもなぁ、と思う。

H2

2019/05/10

Yamaha EX5に久々に火入れ

20190510a_yamahaex5pfdxatacky

机右側に置いたヤマハEX5の電源を久しぶりに入れた。朝にシンセの衝動買いをしてしまい、手持ちのものを使わないのはいかがなものか、と思ったのだ。たまたま出てきた音(前回最後に弾いた音)を録音してみた。

Yamaha EX5 Pf:DX Atacky

英ヤマハだったかなぁ、が供給していた音色だったと思う。気に入ってユーザーエリアに入れてあるものの一つだ。FM音源ではないのだが、いい感じにサンプリングされている。FMエレピは他社もサンプリングしているが、どことなくヤマハがいいと思うのは、ひいき目ということであろうか。

MOにソングとSMF(スタンダードMIDIファイル)を保存し、パソコンに移した。SMFの方をアップロードしておく。

ダウンロード - dxatk1.mid

EX5は中央に液晶画面があり、その下にファンクションキーと、音色変更などに使うノブが6個ある。このノブはけっこう使いでがあり、気に入っている。CS6xもパネル下にノブがあるが、MOTIF以降は左手のスライダーになってしまった。ちょっと残念である。

EX5のパネル左手には「REC」「STOP」「PLAY」といったシーケンサーのボタンがある。右手にはテンキーがある。テンキーは、CS6xやMOTIFには継承されなかった。便利なのに…。

テンキーがあるという点では、手持ちのシンセの中ではTRITON STUDIO 61やM3-Mはそうなっていて、このごろ贔屓している。で、同様のものとしてはKROMEやKRONOSがあるのだが、これらに手を出すのはなかなか思い切れない。今日衝動買いしたのはmicroARRANGERである。

アレンジャーキーボードは日本ではさほど人気がないが、海外では人気ジャンルのようだ。ヤマハのGenosなんて、MSRPが約7000ドルとめちゃくちゃに高価だったりする。コルグだとPaシリーズがあり、Pa1000はアフタータッチ付き61鍵盤や傾斜可能なカラー液晶タッチパネルを装備して20万円程度である。おおすごいなぁ、とかねてから思っており、そちらにも触手を伸ばそうかと思わないでもなかった。

とはいうものの、高いなぁ、であったわけで、microARRANGERなら手が出せるか、と思ったのであった。

microARRANGERのスペックで魅力的なのは、5kg程度と軽量なのに、ミニ61鍵盤、ダンパーペダルとエクスプレッションペダルの端子、5W×2のステレオスピーカー、外部オーディオ入力端子を持つことだ。どこかに仮住まいをしなければならないとしたら、これを持っていくだけで、けっこう遊べるのではないかと思う。ミニ鍵盤は好きではないが、61鍵は初で、それだと印象が違うかもしれない。microARRANGERを気に入ったら、Pa1000を狙うかも。

H2

2019/04/22

Studio Electronics BOOMSTARのLFOをMIDIシンク

20190422a_boomstar4075midisyncon

ヤマハEX5をマスターとして使っている机右側でMIDIシンクの実験を続けている。先日はMOTIF-RACK ESとCakewalkをシンクさせたが、今日はStudio ElectronicsのBOOMSTAR(4075、5089)のLFOをシンクさせてみた。なかなかうまくいかず首をひねったのだが、どうやら、EX5のシンク信号は、MIDI-Aには出るが、MIDI-Bには出ないらしい。何か設定があるのかもしれないが。

MIDI-AをMOTIF-RACK ES経由でパソコンに送り、MIDI-BはMTP Midi Timepiece AV経由でBOOMSTARなどに送っている。さて困った、と思ったが、結局、MOTIF-RACK ESのTHRUをMIDI Timepiece AVのIn2に入れ、そこからBOOMSTARにシンク信号を送ることにした。In2はノートをミュートして、MIDI-Aに送ったノートが入らないようにした。これで何とかうまくいったようだ。

では録音したものを一つ。

BOOMSTAR 4075 Synced LFO Bass & EX5 P2-127 House Kit

20190422a_BoomStar4075LfoSync.mp3をダウンロード

LFOを下がり鋸歯状波にし、フィルターをモジュレーションした。MIDIシンクさせてうれしいことは、ドラムなどとビートが合うことだ。ドラムを入れないとそれがわからないので、EX5のプリセット2の127番にあるドラムを添えた。一方、キーオンで発音するわけではないので、最後にキメの16分音符を、ということはできない。アルペジオをオフにして、というわけにはいかない。VCAのリリースを長くしても、次の音を出すと前の音は消えるので問題がない。このあたり、モノシンセならではである。BOOMSTARにはSPX2000のSTEREO DELAYを、EX5のドラムには内蔵のリバーブをかけている。

LFO MIDIシンクの実験をする前に5089をぽろぽろと弾いていたが、良くできているなー、と思った。ベロシティへの反応は、アナログシンセの中で一番好きかもしれない。フィルターエンベロープのかかりが変わるだけなので、設定もわかりやすい。グライドを微妙に、またははっきりかけられるのも良い。これもつまみ一発なので、悩む余地がない。広い音域で動作するのも新境地な感じである。

今回もEX5のソングモードで打ち込んだ。この程度の長さと音数で練習を積めば、徐々に複雑なもの、長いものも入力できるようになるかもしれない。昔、SC-33やSC-88STproなどで打ち込みをしていたころは、音源側はいつも同じように動いてくれるので、データを細かく編集する意味があった。今みたいに、アナログシンセの一期一会の音の偶然を楽しむ場合、打ち込みデータは厳密に作る気になれない。ワークステーションで打ち込むのがふさわしく思える。

グルーブマシンを使うという手もあるが、そういうの持ってないのよね。買うべきかちょっと考えたが、私の場合は、鍵盤と一体になっているものが一番使いやすいのではないかと思う。やはり一等地には鍵盤置いちゃうし。

EX5のソングモードはわからないところがたくさんある。マニュアル見ながらがんばろう。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

2019/04/21

Yamaha MOTIF-RACK ESのアルペジエータを試す

20190421a_motifrackesu1002gtfolkguitar

TRITON STUDIOをMIDIクロックのマスターにしてM3のKARMAを動かす、というのを試して楽しかったので、机右側のヤマハEX5を中心としたセットでも同様のことができるのではないかと実験を始めた。それで録音したのが下のMP3ファイルだ。

MOTIF-RACK ES "USR1:002 Gt:FolkGuitar" & EX5 "Ld:Saw-Edge"

20190421a_FolkGuitarArpeggio.mp3をダウンロード

EX5をMIDIクロックのマスターに、MOTIF-RACK ESをスレーブにした。EX5とMOTIF-RACK ESの両方をボイスモードにして、どちらもチャンネル1で発音させている。EX5のソングの設定で、トラック1をMIDI-Aに出し、トラック2はインターナル(TG)にしている。テンポは64.2。ギターのアルペジオはオンタイムだと思うが、後で加えたANのモノシンセはクォンタイズをかけていない。装飾音があると簡単にはかけられないからだ。よってシンセの方は縦がよれていると思うが、ギターがきっかり刻んでくれているので、シンセのずれは気にならない。

1小節でCC#90の値127を送ってアルペジオを入れ、2小節で演奏を始め、26小節でCC#90の0を送ってアルペジオを切った。アルペジオのCCがわからなくて困ったのだが、いろいろ調べているうちに、ユーティリティに設定項目があることがわかった。下の写真である。

20190421b_utilitycontrolassignarpswitch

コントロールチェンジでアルペジオを切り替えることもできるようだが、まだそこまで試してはいない。

EX5をMIDIクロックのマスターにして、パソコン上のCakewalkをスレーブにするのは試した。Cakewalkの側で大きくループをかけて再生状態にしておくとEX5のソングに追随して動いてくれること、EX5に打ち込んだデータをCakewalk側にダビングできること、などがわかった。上の録音ではCakewalkを使ってはいない。

EX5やTRITON STUDIOのシーケンサーはこれまであまり使ったことがないのだが、これから使っていこうかなぁ、と思い始めた。既存の曲を打ち込むわけではないので、すべてが即興のようなものなのだ。ワークステーションタイプのシンセのボタン類を押して録音するのは、私にとってはけっこう新鮮で刺激がある。

ただ、音色の設定方法はまだ工夫の余地がある。EX5では、ボイスモードに切り替えて音色を探すとMOTIF-RACK ESの音色が切り替わって困った。EX5ではパフォーマンスモード、MOTIF-RACK ESはマルチモードで動かしたいと思うが、MOTIF-RACK ESは手が届きにくく、マルチの設定を本体でやるのが辛い。パソコン側でエディターを使おうかと思うが、本当にできるんだろうか。

机左側と机右側は、当面、別のセットとして運用する予定である。打ち込み環境が違うことで、ちょっとした違いが出るかもしれない。それも即興の一要素ではないかと期待している。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

2019/04/07

Yamaha EX5のパフォーマンスモードでモノシンセ4台(ほぼ)を弾く

20190407c_rightsidemonosynthesizers

机右側、ヤマハEX5をマスターキーボードとしたテーブルの上のシンセを再編した。EX5とMOTIF-RACK ES、エフェクター類は同じだが、Studio ElectronicsのSE-1、BOOMSTAR 4075、Moog SlimPhatty、Roland SYSTEM-1mを、ミキサーにモノで立ち上げた。SYSTEM-1mは4音ポリだが、気持ちとしては、モノシンセ4台並べである。

これまでKenton Pro Solo mkIIを出していたのだが、それを片付けて、PRO-2000 MkIIを出してきた。Pro Solo mk2はBOOMSTAR 4075のVCAを制御して、CC#11による音量制御ができるようにしていた。今回は、SlimPhattyのアフタータッチビブラートにも使うということで、複数のAUX出力を持つPRO-2000の出番となった。

EX5のパフォーマンスモードを使って、いろいろと工夫している。SE-1はノブ1がカットオフ、ノブ2がレゾナンス程度で大したことはない。BOOMSTARは、前述の方法で、ペダルで音量調整ができるようにしたのがポイント。これはやっぱり必要なのだ。私にとっては。SlimPhattyは、アフタータッチでビブラートができるようにしたほか、EX5のノブ1をカットオフ、2をレゾナンス、3~6をアンプのADSRに割り当てた。モジュレーションホイール2はポルタメントタイムにした。SYSTEM-1mは、ベロシティとアフタータッチにとても敏感に反応して弾きにくいことこの上ないのだが、今回は、EX5側でベロシティを固定にし、アフタータッチも緩くしたので、やっと実用的になった。

では音を4つ。

Studio Electronics SE-1 Saw1 with SPX2000

20190407b_StudioElectronicsSe1Saw1.mp3をダウンロード

あまり深く考えず、保存しておいたSaw1を弾いた。少しディレイを加えている。アフタータッチビブラートのなめらかさは、まあまあ、というところだろうか。

Studio Electronics BOOMSTAR 4075 Saw Lead with SPX2000

20190407c_StudioElectronicsBoomStar4075SawLead.mp3をダウンロード

BOOMSTAR 4075はモジュレーションホイールでビブラートをかけている。アフタータッチにこだわらなくてもいいかな、ということだ。ポルタメントを加えてしまった。また、4075はカットオフにEGをかけないとどうもつまらない気がして、少し動かしている。

Moog Slim Phatty Saw1 with SPX2000

20190407d_MoogSlimPhattySaw1.mp3をダウンロード

イマイチである。ポルタメントをちょっとかけたのだが、そのタイムが早過ぎるのだろう。アフタータッチでかけたビブラートは唐突感がある。今回のセッティングでは、ほぼオン/オフ程度にしかアフタータッチビブラートを制御できない。モジュレーションホイールでかけた方がマシか、とも思う。

Roland SYSTEM-1m Saw1

20190407e_RolandSystem1mSaw1.mp3をダウンロード

4音ポリなのだが、複数の音を弾くのを忘れた。ここでは内蔵のディレイを使っている。EX5側のアフタータッチの設定は、デプスが+2、カーブが+3である。SYSTEM-1mはこれまで弾くのに苦労してきたので、今回セッティングが見えてきたのはとても嬉しい。

今回は、EX5をパフォーマンスモードにすると、各音源を単独で弾けるようにしている。MIDIチャンネルは、MIDI Aの方をMOTIF-RACK ESにつなぎ、基本チャンネルはEXもMOTIF-RACK ESも1。こうすると、EX5のボイスモードでMOTIF-RACK ESのボイスモードの音をオーディションできる。MIDI Bの方は、チャンネル2がSE-1X、チャンネル2がBOOMSTAR、チャンネル3がSlim Phatty、チャンネル4がSYSTEM-1mとしている。これらはMTP AVを介してつないでおり、MTP AV経由でコンピュータからデータを送れる。

上の録音を終わった後に、EX5のAN音源を弾いたら、これまた良かった。デジタルでもアナログでも、まあどっちでもいいのだ。

H2

(2019/04/26追記)画像の設定を変更しました。

 

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